おもしろ飼育コラム

柳の葉、いよいよ登場
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柳の葉、いよいよ登場

特別展「ニホンウナギ」にいよいよ彼らが登場しました。 車に揺られること3時間半、彼らは岐阜の地にやってきました。   こんな状態で。 本来なら2時間半くらいで着くはずなのに、おりしも高速道路は集中工事。 見事に渋滞に巻き込まれ、ヤキモキソワソワ、もうたまりません・・・。 到着するとすぐに準備していた水槽に移動させます。 このように青い照明で極力暗くしています。 さらにこの生物、透明すぎてさっぱり見えません。 暗い・超貴重・姿が見えないのトリプルパンチで、 ビンを持ち水合わせをする手は、ガガンボのように震えます。。 では、いよいよその生物を発表です。     ニホンウナギのレプトセファルス!!!   生きてます。本物です。感動です! あまり明るくできないので申し訳ないのですが、 よーく目をこらしてぜひご覧ください。 ニホンウナギのレプトセファルスは、 本来なら太平洋で海流にのっている状態です。 普通、見ることなんてできません。 今回展示している個体は (株)いらご研究所さまより分譲していただきました。 本当にありがとうございました! 展示期間はあまり長くないと思われます。ぜひお早めに。 あ、写真が得意な広報きたがわ氏が、 「ムリー!」って何度も椅子の上でのけぞりながら 小一時間チャレンジした写真がありますので、 最後に載せておきます。       美しいです。     ツイート

ピラニア水槽の模様替え
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ピラニア水槽の模様替え

6月8日は河川環境楽園がお休みということで、 水族館も休館日でした。 お休みといえど、やることはたくさん! 生き物の世話はもちろん、設備の点検や修理、 水槽の大掃除など、内容はモリモリです。 私は何をしていたかというと、 ピラニア水槽の模様替えをしていました!    こちらが手直しする前の水槽です。 作業中の写真を撮ったので、 その時の様子をお伝えします! まずやること!ピラニアたちを移動させます。  お互いの安全のためにも、 別の水槽に少しの間だけ、お引越ししてもらいます。 バケツで運ぶ途中、ピラニアたちの重さを感じて 「大きくなったなぁ…」としみじみ思いました。 次は底砂を取り出して、水槽の掃除をします!  ↑目線頂きました☆ 新しく流木を設置して     水草を植えて    この水槽に新しく加わる仲間をスタンバイ!   砂地をモフモフ進む愛らしい仕草から、 この魚を好きな方も多いのではないでしょうか? 種名板を作成し…    写真にチラっと名前が載っていますね! そうです!今回新しく展示に加わるのはコリドラスなんです!!! そんなコリドラスたちを展示水槽へお招きして、 ピラニアたちも元の水槽へ戻って…   模様替え終了です! 少し照明も工夫して、水がキラキラ揺らめくようになりましたよ!   コリドラスも、はじめは新しい環境に戸惑っているようでしたが、 しばらくすると砂地をモフモフ進み始めてくれました。   古株のピラニアたちとの相性はというと、 今のところお互いが干渉せず、良いかんじです! ぜひ、来館された際は水槽の底の方にもご注目ください! ピカピカになった水槽と共に、お待ちしていますね!         ツイート

つぼみ成長期4
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つぼみ成長期4

みなさん、こんにちは! 随分長いこと、「つぼみ成長期」を 更新していませんでしたので そろそろ・・・ 書きます!! さて、つぼみですが アクアトトへやってきてから 早いもので1年以上が経ちました。 やってきたばかりのころは    こんな感じでした。 まだ、体も小さくてかわいいですね。 体重は41.5㎏でした。 そして現在、 体は大きくなり、 体重は50.7㎏! 1年で約10㎏成長です! こんな感じです↓   おっきくなったでしょ!!! 来た頃よりも、私のことをちゃんと見てくれるようになりました!   え? あまり変わらない? 分かりづらいですかね? では、もう一枚違う写真をみてみましょう↓    どうですか? ちなみにこの体勢は 最近出来るようになりました。   近くでつぼみを見ている私は 「だいぶ、成長したなー!」 なんて、思ってはいたんですが 写真で見るとよくわかりませんね。。。 まあ、とりあえずですね、 元気に成長しています! できることも増えました! 魚もモリモリ食べてます! デビュー時期は、まだまだ先ですが トレーニングは 毎日10時、13時、16時ごろに 引き続き行っております! また、会いに来てあげてくださいね! つぼみも待ってます!         では!         ツイート

『トト・ベビーのトトデビュー!』もうすぐ終わります。
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『トト・ベビーのトトデビュー!』もうすぐ終わります。

ゴールデンウィークから始まりました、 アクア・トト ぎふ生まれの生き物を展示した  『トト・ベビーのトトデビュー!』 5月31日(日)で終了します。 本来、生まれた子どもたちは お客様に見えない裏側の水槽で大きく成長した後 表の展示水槽へとデビューを果たすのですが、 今回は特別展示として「子どもの姿を見せちゃおう!」 ということで企画しました。   子どもの成長は早いと言いますが トト・ベビー達はどのくらい成長したのか、 ひいき目で振り返りたいと思います。   デビュー当時の写真は過去のブログを是非ご覧ください。     ①    ネオランプロローグスブリシャルディ 最初は“小さい魚だな”としかわからないのが 随分と成魚の顔つき、体つきになりました。 何より泳ぐ姿が立派になったものです。     ②    ナガレヒキガエル  オタマジャクシだったのが、変態して両手両足が生えて壁をよじ登り 脱走を図るようにまでなりました。 何より感心したのが、カエルになると見た目が小さくなりますね。   ③    トウカイコガタスジシマドジョウ デビュー時から少し大きかったので、あまり成長が分かりませんが、 時折砂の中に潜っては顔だけ出す姿は、見た人の心をつかんでいたはず。     ④    カスミサンショウウオ 続々と陸上に進出する姿を目撃し、 この間までは水中を漂ったり 底の方でじっとしているだけだったのになあ、と これまた感心をしてしまいました。   ⑤    ライオンヘッドシクリッド  新しい環境にあまり馴染めず隠れちゃうのかなと思いましたが、 だんだんと顔を出すようになりました。 その姿を、お客様がかくれんぼのように探してくださる姿も見かけました。 小さかった子どもも成魚の面影が見えてきましたね。      以上、ほんの少しだけ紹介させて頂きましたが、 このトト・ベビーの大人になった姿は いつでも水族館の展示水槽で見ることができます。 ですがこの子どもの姿と大人の姿を同時期に 見ることが出来るのは5月31日(日)までです。 気になった方は、ぜひお越しください!   では、お待ちしています。       ツイート

エゾサンショウウオの頭でっかち幼生
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エゾサンショウウオの頭でっかち幼生

2F博士の探検小屋コーナーで、エゾサンショウウオの幼生展示を始めました。 ふーんって思われました…? フッフッフ 今回はただエゾサンショウウオの幼生を展示したわけではありません。 では、まず下記の写真をご覧ください。      この個体たち、実は同じ卵嚢から生まれたいわゆる兄弟にあたる個体です。 でも見た目が全然違いますよね。          上は通常型で、頭でっかちな方は大顎型とよばれますが、 個体密度を高くして飼うなどちょっとした操作で、 一部の個体が頭でっかちになるのです。 これを表現型可塑性(ひょうげんがたかそせい※)と呼びます。 野外では水中の小さな生物やエゾアカガエル幼生、共食いをして育ちます。 大顎化することで、ライバルより多くの餌を食べられるようになるわけです。 特にエゾサンショウウオの頭でっかち化は、 エゾアカガエル幼生がたくさんいる環境で、顕著になります。 オタマジャクシ食べ放題! と思いきや、エゾアカガエル幼生も負けてはいられません。 ドーン!          衝撃! 新弟子検査時の、舞の海関を彷彿させます。 このサンショウウオとカエルの変身、 ここにヤゴが登場すると、またさらに体型が変化します。 本当に面白いですね、わくわくします。 今回はエゾサンショウウオ幼生だけの展示ですが、いずれは! さて、展示中のエゾサンショウウオ幼生は、当館で繁殖した個体です。 親は2010年夏のサンショウウオ展で展示した個体で、 その後もバックヤードで飼育を続けてきました。 今回、幼生と一緒にこの親個体も一緒に展示します。        (もう一枚) 幼生が変態したら展示終了となりますので、ぜひお早めに。 ※表現型可塑性 同じ遺伝子型を持つ個体が環境の変化に応じてその表現型を変えること     ツイート

ニホンウナギ
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ニホンウナギ

GWも無事終了。 今さらではありますが、 4月18日からは新しい企画展「ニホンウナギ」がはじまっています。      ウナギって誰でも知っている魚ですが、まだまだ分からないことばかりです。 この特別展の設営中にも、 ニホンウナギの成魚が産卵回遊時、昼と夜で遊泳深度を 規則的に変えていることが発見され、 ニュースで大きく取り上げられました。 → https://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr27/20150416/index.html   ウナギの親が産卵場所であるマリアナ海域までたどるルートは まだわかっていないんですね。 この発見は産卵回遊ルート解明を大きく前進させることと思われます。 一生を通じて数千キロも旅する魚ですから、 その生態を調べることはとてつもなく大変なことです。 また、海だけでなく川でのくらしについても、 まだわかっていないことが多いのです。 今回の特別展では、ふしぎな生態だけではなく 体の秘密、養殖など人との関わりなどについて、 狭いスペースですが、できる限り紹介しました。 (解説パネルが多くなってしまいましたが、省くわけにはいきません!)    貴重な標本なども多く展示しておりますので、ぜひ見に来てください! さて、ウナギといえば、やっぱり食べることが頭をよぎりますよね…。 私も大大大大好きなのですが、 数年前からウナギを食べることをやめてます。たぶん…(※) ニホンウナギは絶滅危惧種であり、その資源は本当に危険な状況です。 いつでもどこでも安価に食べることができるような利用の仕方は かなり問題があると思います。      ウナギは古くから愛されてきた魚で、これからの未来もそうあってほしいです。 ウナギとの付き合い方へのメッセージを込めた、今回の企画展。 ぜひごらんください。 ※某県に行った際、かなり酔っぱらった状況で、人に勧められた白焼きを一切れ食べた! と妻が言うのです。覚えてないのです(涙)   ツイート

トウカイコガタスジシマドジョウの成長記
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トウカイコガタスジシマドジョウの成長記

トトベビー水槽にいる トウカイコガタスジシマドジョウの子どもたち。  実はこの子たち、去年の8月生まれなんです。 今でこそ一丁前に『ドジョウ』の形をしていますが、 その姿になるまでに面白い発見をさせてくれました。 これまでを振り返って、ご紹介します!    ふ化直前の卵はこんな感じ。   こちらふ化直後の赤ちゃん。   とにかくちっちゃいです!    ふ化した次の日、目を凝らしながら赤ちゃんを見ていると、 不思議な形をしていることに気付きました。    水槽にいるのはドジョウの仲間のはずですが、 どちらかというと、サンショウウオの幼生の形に似ているというか…   気になったので、顕微鏡でのぞいてみました!     赤い矢印で示した部分。何かがにょろっと出ていますよね。 調べてみると、シマドジョウ亜科の仔魚期にみられる 外鰓弁(がいさいべん)であることが分かりました。 大人ではエラの中に納まっている器官(鰓弁)が、 赤ちゃんの時だけ、体の外に飛び出ているんです! これは不思議!! この外鰓弁、なくなるのもあっという間で、 ふ化からわずか4、5日でエラぶたの中に隠れてしまいました。   その後、赤ちゃんは順調に長細くなっていき、         ふ化して約1か月経つと、やっとドジョウらしい顔つきに。     観察を続けて、トウカイコガタスジシマドジョウって こんな成長の仕方するんだな~と、しみじみ思いました。 身近な魚でも、その赤ちゃんに出会う機会はなかなかないですもんね。 感動です。 当時と比べればかなり大きくなった!とはいえ、 まだまだ小さなトウカイコガタスジシマドジョウたち。    ぜひ、トトベビー水槽に会いに来てくださいね。 長い名前ですがみなさんに覚えて頂けることを信じて、お待ちしています♪         ツイート

トトベビーデビュー!!!!!!!!!!!!
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トトベビーデビュー!!!!!!!!!!!!

さてさて、今年もついにGWがはじまりました! みなさんは、どこかへお出かけする予定はありますか? 私は、友達とBBQをする予定です!! あとは、GWの企画担当になっているので、イベントの運営を頑張らなくちゃ! て、とこですかね。 なので、ブログを書いて宣伝です!! 今回、入館してすぐのプレリュードに特別水槽を設置しました。 『トト・ベビーのトトデビュー』 ということで、アクア・トトでうまれた生き物を集めて展示しています。 まだまだ、小さい子供たちの展示です。 今回は、それぞれの生き物の見どころを教えちゃいます。 では、順番に紹介していきますね! ①ネオランプロローグスブリシャルディ 目元が鮮やかで、なんだかお化粧をしているような顔をしています。 ほっぺたが赤く染まっている!!なんて感じでとてもキュートです♡ ②ナガレヒキガエル   カエルの子供はご存じのとおり、オタマジャクシ! ナガレヒキガエルのオタマは、口が吸盤状なのが特徴で、 よく見ていると、葉や石についたコケなどを食べている姿を見られるかもです。 口がパクパクと動いていますよ!   ③トウカイコガタスジシマドジョウ  生まれてまもないこのドジョウには、外鰓弁(がいさいべん)というものがついていて、 成長と共になくなってていきます。 ブログをよく書いている飼育員Sさんが成長記録を 写真におさめていたのでこちらをご覧ください! よーーーーーーく見るとあるのがわかりますよね? 展示しているドジョウはそれがもうなくなっていますよ!   ④カスミサンショウウオ   うまれてから、バックヤードで毎日世話をしてここまで大きくなりました! 水中をゆらゆらと漂ったり、泳いている姿が 個人的にはとてもかわいらしくて好きです。     ⑤ライオンヘッドシクリッド この魚は、石の隙間や陰に隠れ家を作るので水槽内を見ても、なにもいない!! なんてことがあるかもしれません。 でも、よく見てみてください。 見ていると、石や草の隙間から、 ひょっこりと顔を出したり、泳いでくる姿が見れるでしょう! さて、 こんな感じでそれぞれとても魅力的で、かわいい子供たちを展示しています! ずっと見ていたくなっちゃうほどのかわいさですよ!!! 2015年のGWは、アクアトトで決まりですね! ちなみに、GWは予定が・・・ という方は、5月末までに来て頂いたら大丈夫です。 『トトベビー』の展示は、5月31日までとなっておりますので、 是非ともご覧になりに来て下さいね!! では、最後に 私は今回初めて、カスミサンショウウオの飼育に挑戦しました。 餌をあげたり、水を換えたり・・・ 日に日に、大きくなっていく姿がとても楽しく、うれしい気持ちになりました。 その時、成長記録として写真を何枚かとっていたので その中から、とっておきの1枚をみなさんにプレゼントです!! ドンッ!!         あ、でも こっちもすてがたいので・・・ ドドンッ!!!   では、みなさん この子達と一緒にお待ちしておりますね!       ツイート

隠れ家、増量。
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隠れ家、増量。

2階、コンゴ川の水槽に大きな流木を追加しました!    矢印で示したのが追加した流木です!  ビフォー写真を撮っていなかったことを悔やんでおります。。   新しく変わった環境に、魚たちの反応はというと… トンネルを覗いてみたり (クテノポマ・オケラートゥム)    隙間に収まってみたり (ライオンヘッドシクリッド)      なかなか新鮮だったようで、物珍しそうに流木の周りを散策する様子が観察できました。     手前に隠れ家が出来たことで 魚たちの姿がより間近で見られるようになりましたよ! ぜひ!水槽の前で足を止め、 魚たちの表情豊かな行動に注目してみてくださいね♪ それではまた!   ツイート

ヒゲいろいろ
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ヒゲいろいろ

  アクア・トトでは様々なナマズのなかまを展示しています。   こちらは3階にいるナマズ。 チャームポイントはやっぱりヒゲです! このヒゲは味を感じることができ、 餌を探すのに重要な役割を持つといわれています。 ナマズのなかまといえば、長く立派な髭を持っているイメージがありますが、 こちらはどうでしょう!    2階にいる、メコンオオナマズです。 ヒゲがない!? と思いきや、アゴの先に注目してみてください!     お分かり頂けるでしょうか!?         体に対して、すごく短いんです! 例えるのであれば、 プッチンするプリンの容器の底にあるアレのような、 ツンとした形をしています! 最後にもうひとつ、とっておきのヒゲを… コンゴ川に生息するシノドンティス・ノタータです。      ちなみに2階のこの水槽にいます。       さてそのおヒゲは…      枝分かれしてる! まるで植物の根っこのようです! このヒゲを常にせわしなく動かしているため、 撮影するのになかなか苦労しました。 見ようと思ってのぞかないとなかなか気づきにくいナマズのたちのヒゲ。 ちょっとマニアックですが、オススメの観察ポイントです! ぜひ、注目してみてくださいね♪   ツイート

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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