おもしろ飼育コラム

モニターが設置されました
  • 新しい展示
  • 日本の両生類

モニターが設置されました

この飼育日記、「書きたい人が、書きたい時に、書く!」という、  各人におまかせスタイル。 だからちょっと忙しくなったりすると、 パッタリ更新しなくなる人がいるんですね。   そうです、私のことです…。 久々なので緊張しますが、いくつかご報告を。   ●色変わりカエルの展示が終了しました 長らくプレリュードで展示していました「色変わりカエル2013」。 https://aquatotto.com/blog-diary/2013/08/post814.html   白いトノサマガエル幼生が死んでしまったため、 11月8日に展示終了しました。 (当館に持ち込まれた時の写真)   白いといってもアルビノではなく、 全身が虹色色素細胞で占められているため、 白くみえているようでした。 このような個体はうまく変態できずに死亡してしまうことが多く、 結局この個体も後あしが出たところで成長がとまり、 死んでしまいました。   「淡い」改め「白いナゴヤダルマガエル」と 「青いニホンアマガエル」はバックヤードで飼育しますので、 また何かの機会に展示できればと思います。   ●4F小型サンショウウオ水槽の前にモニターが設置されてます 肝心の映像内容はというと、 「コガタブチサンショウウオの産卵シーン」! 何度も書いてますが、 コガタブチサンショウウオは地下伏流水中に産卵する種で、 野外で卵や幼生を発見するのは非常に困難な種です。 まっ暗闇の中で繰り広げられる サンショウウオの繁殖行動を撮影するわけですから、 当然、ライトオフ!赤外線撮影しました。 オスが卵のうに抱きつくシーンなんかもばっちり撮影出来ています。 また、産卵が始まると普段の姿からは想像できないくらい、 激しく動きまくっています。   飼育下でのことですので、 自然下でまったく同じような行動をしているわけではないですが、 なかなか面白い貴重な映像です。 ぜひ見に来てください!       ツイート     

広報なつめの【サケマス展レポート・Ⅱ】
  • 企画展・特別展示

広報なつめの【サケマス展レポート・Ⅱ】

みなさんこんにちは! さあ、今回も企画展「親子で体感!サケ・マス展」 会場のレポートをしたいと思いまーす。   10月某日   企画展ブースのとあるコーナーに人だかりが…。 近くでのぞいてみましょう!   お?? お子さんが、おさかなパックンをもって 遊んでいますねえ。   はい、というわけで今回のテーマは 『川で食べるもの』   泳げるようになったサケの幼魚は、 エサを食べながら川を下り始めます。 ※この頃は、体にパーマークと呼ばれる特長的な小判型の模様があります。   川では主にカゲロウやカワゲラなどの幼虫 (水生昆虫の仲間)を食べています。 他には、川岸に生えている樹木から落ちてくる昆虫なども...。   おさかなパックンで捕まえたエサカプセルの中に、 サケたちが食べるものが描いてあります。   ぼくにも、できるかなあ~??    夢中です…。 食べたエサは何だったかな?   この日は、お父さんもおさかなパックンを持って お子様に喋りかけながら、楽しんでくれていました。 こんな風に、遊びを通して親子で学べるんですねえ~。   さあ、海に入ったサケの幼魚は どんな体験が待っているでしょう…?   次回のブログでご紹介! お楽しみに~。 それでは、また!       ツイート     

広報なつめの【サケマス展レポート・Ⅰ】
  • 企画展・特別展示

広報なつめの【サケマス展レポート・Ⅰ】

みなさんこんにちは。 先日ブログで紹介しました、新たな企画展 「親子で体感! サケ・マス展」   早速、サケマス展の会場の様子をレポートしちゃいましょう!   22日(火) まずはこちらから!!   『卵になってみよう』   お?1人のお子様が楽しんでいるようです。     卵カプセルの中から、かわいいお顔がこんにちは!   このコーナーでは自分が卵になったつもりで、 卵カプセルの中に入ってみます。   サケの卵はこんな風に、 川の上流の湧き水のある砂利の中に埋められています。 ふ化後、泳げるようになるまで、 このまま砂利の中で過ごします。   「卵になった気分はどうですかー?」   また、ここでは生まれた川の匂いも覚えます。 この「匂い」が、後の体験で重要なヒントに…。   実は、それぞれの川の水の匂いは、 その流域の土壌や植生によって異なるといわれています。 この匂いを産まれてから海へ下るまでの間に覚え込み、 再びこの川へ帰ってくるための手がかりとしています。  ※回遊のメカニズムについては諸説あり、今だはっきりとは分かっていません。   みなさん、企画展ブースに来たら まずは卵になってみてくださいね♪ ちなみに、今回の企画展オリジナルグッズとして、 サケの発眼卵をイメージして作った 「世界初!オリジナル発眼卵スーパーボール」 企画展コーナーのガチャガチャにて、1回200円で販売   卵になった記念におひとつ、いかがですか??   さて、次はどんなことが体験できるでしょう? お楽しみに~。 それでは、また!    ツイート     

モグラ、展示します。
  • アクア・トトの生き物

モグラ、展示します。

こんにちは、 お久しぶりーの………風間です!!!   今日は、ビックニュースがあります。 タイトルにもありますが、11月のマンスリー水槽にて、 「モグラ」を展示します!!!     アクア・トトぎふには、マンスリー水槽と言って、 月ごとに変わる4つの水槽があり、 それぞれの月にちなんだ生き物を展示しています。   担当者が月ごとに一人決まっており、 カタツムリを展示してみたり、 淡水の水族館なのに海水魚を展示してみたりと、 担当者の個性あふれる展示を行っています。     そして、11月の担当はこのワタクシです。 というわけで、モグラを展示しようと!!! 水族館なのにモグラ? SO、モグラです。 コウベモグラです。     誰もがその名を知っている地下生活者。 童話の中に登場したり、 工事現場の看板に登場したり… でも実際、見たことありますか? 生きてる姿、見た事ありますか? どんな大きさか知っていますか? その手がどんなか、目がどんなか、 何を食べているのか、知っていますか?   名前だけは有名で、 実際の姿を見たことのある人は非常に少ないモグラ。 11月は、そんなモグラの仲間で、 岐阜周辺の田畑にも普通に生息する コウベモグラを展示します。   ちなみに、マンスリー水槽なので、1カ月限定です。 ちなみに、コウベモグラは 中部地区ではココでしか見られません。 いつ見るの? ・・・・・っ!!!!!   解説板に書ききれないモグラに関する情報は、 このブログにて随時更新していく「予定」です。 それでは、11月を楽しみに、お待ちください。 ちなみに、水槽は全部で4本なので、 もちろん残りの3本も、何かしら展示します。   ※モグラの捕獲・飼育には許可が必要です。 ※生き物の体調などにより、展示を中止することもございます。あらかじめご了承ください。       ツイート     

2種類の毒
  • アクア・トトの生き物

2種類の毒

こんにちは。 先日、本巣市根尾あたりで車を運転していたら、 車と並行してニョロニョロっと進んでるやつが。 降りて確かめると、ヤマカガシでした。           (※ 頭部は写真右側です)             (※ 頭部は写真手前です)    どちらの写真もいまいちでスミマセン m(_ _;)m 頸部(首)が黄色くて、 体には赤と黒の斑紋があるのが特徴です。 このヤマカガシは毒のあるヘビです。 そして、わりと身近でよく出会うヘビです。 だから、特徴を覚えておいたほうがよろしいかと。   毒について少し説明しますと、 ヤマカガシの毒腺は、頸部(首)と、 上あごの奥の2か所にあり、 それぞれの毒腺から、ちがう種類の毒が出されます。 ということは、なんと2種類の毒をもっているってわけです。   頸部の方はブフォトキシンという毒で、 もともとはヒキガエルが持っている毒です。 ヤマカガシは、ヒキガエルを好んで食べるらしいのですが、 食べる際、ヒキガエルが身を守るために出した毒を、 自分の毒腺にためておきます。 そして、いざという時に使うのです。 なのでヒキガエルの分布状況によって、 ヤマカガシの持つ毒の濃度や、 化学組成に違いがあることが分かっています。   いや~、ものすごい特殊機能ですよね。 実に効率的で頭が下がります。   もうひとつ、上あごにあるほうの毒は、猛毒です。 「噛まれた直後は大したことはないが、 じわじわと血小板を破壊するので、血が固まらず、 やがてあらゆるところから出血する。」 と本には書いてありました。 ただし、よっぽど深く、長時間噛まれない限り、 毒は注入されず大丈夫なんだそうです。 それに、ヤマカガシはこちらから手を出さない限り、 噛んで来ることはほとんどありません。 ヤマカガシの研究してる方たちも、 ガンガン手で捕まえて調査してるようですし…。 (でも、やっぱり素人が真似しないほうがいいですね。やめときましょ。)    さて、今回出会ったヤマカガシも、特に攻撃するようなことはなく、 首をグーンと持ち上げて、壁をよじ登り、 森の中へ帰って行きました。 もう秋だし、来年の春まで見おさめかな。   では、わたくしも、このへんで…。 さよならー。      ツイート   

ハッピーハロウィン!
  • 新しい展示

ハッピーハロウィン!

みなさん、こんにちは。 10月の行事といえば、何を思い浮かべますか? 運動会、収穫祭、遠足… そしてここ数年は“ハロウィン”も、 街中で見かけるようになりました。   私はアクア・トト ぎふで企画広報の担当をしているんですが、 館内のイベントなどを考えたりもします。 昨年から、 「来年は、ハロウィンのイベントを実施したい…」 と、ぼんやり考えていました。   というわけで! 今年はエントランスに、ハロウィン水そうが登場しました!       お化けみたいな魚や、ガイコツみたいな魚たちが プカプカ浮かんだかわいいキャンディと一緒に 展示されています。     初めは、このキャンディの飾りが思うように展示できず (浮力がありすぎて沈まなかったり、糸が長すぎて水槽から見切れたり…) 飼育スタッフのみなさんにアイデアをいただき… あれこれ手伝ってもらい…… なんとか展示にこぎつけました!!!   近くで見ると、こんな風にブラックゴーストが キャンディの飾りをツンツンしてる姿が見れたり♡ 水槽前で記念撮影をしてくださってる方もいて 展示してよかったなあ、としみじみ。。   10/31(金)まで展示していますので、 ぜひご覧ください♪ それでは、また!    ツイート   

ようやく・・・
  • 企画展・特別展示

ようやく・・・

「親子で体感!サケマス展」がはじまって、はや2週間・・・。 事前告知のために もっと早くブログを書かなければならなかったのですが、 気づけばこんなに日が経っていました。 と、いうことで、慌ててペンをとった次第でございます。   さてさて、もう10月に突入し、 例年ならば、 「もうすっかり秋ですね」とか 「朝晩冷え込むようになりましたね」とか 会話になるはずなのですが、   ・・・・・・暑いですよね(汗) そんな秋らしくない今日この頃、秋らしい水槽をひとつ。       (山々は色づきぃ~はじめぇ~ 川の中ではぁ~山女がぁ~恋の色ぅ~♪)と口ずさみながら、 秋の渓流をイメージして、レイアウトしてみました。 見れば見るほど、おセンチな気分になってしまうでしょう???? これが、そう「親子で体感!サケマス展」の1st.水槽です。   そして、ドーン!!!!!!!   と、タイトルコール。   なにやら、楽しげな感じですね。   そして、ドドーン!!!!!!!!!   と、会場の様子。 なにやら、ホントに楽しげですね。   実は、今回の特別企画展では、サケの一生の様子、 つまりサケが川で生まれて、海で大きくなり、 再び川へ戻ってくるまでを 見て、触れて、感じて、考えて… 親子で一緒に遊びながら、学んじゃおう!! っという企画なのです。 では、次回からは、もう少し詳しく見ていくことにいたしましょう。     これから、どしどしアップしていきますので、楽しみにしてくださいね。 (しかし、開催期間は、2カ月・・・急がねば!!)   ツイート   

秋ガエル
  • 日本の両生類

秋ガエル

こんにちは。 もうすっかり秋ですね、朝はちょっと肌寒いくらいです。 なので、今日はトノサマガエルが いつでも冬眠できるように準備しました。 これからさらに、ヒキガエル、カジカガエル、タゴガエル… の冬眠準備をすすめる予定。 カエルたちには、冬はじっとしててもらいます。     ですが、今年生まれのカエルたちは、まだ小さいので、 冬にもあったかくしてエサをあたえて、 大きくなり続けてもらいます。 それが私の流儀なんでね。     今年生まれのカエルたち、 4月~5月に展示していたころに比べて、 だいぶ大きくなりましたよ。   上の写真は、 展示していたころのニホンアカガエルのオタマジャクシです。 順調に成長し、たくさんカエルになりました。   下が現在。体長は2cmほどです。   成長の差が少なく、みんな同じぐらいの大きさです。 仲良さそうにならんでいたので、 あわててカメラをとりに行き撮影しました。 お気に入りの1枚です。     カエル嫌いな女の人が、やっぱり世の中には多いようですが、 この写真でもダメですか? かわいいと思うんだけどな~…。   それではまた。     ツイート  

不思議な水ゾクッ館~展示生物紹介③~
  • 企画展・特別展示

不思議な水ゾクッ館~展示生物紹介③~

  こんにちは!   今回、登場する展示生物は「アオジタトカゲ」です!       アオジタトカゲの仲間は インドネシア東部~オーストラリアにかけて分布している 雑食性のトカゲです。 名前の通り「青い舌」を持っています。   今回の企画展では 岐阜県のご当地妖怪「ツチノコ」にちなんで紹介しております! 「ツチノコって妖怪?」 と思う方々もたくさんいらっしゃると思いますし、 どちらかというと「未確認動物(UMA)」 としてのイメージが強いと思います。   そこで妖怪の本(大人になって読むとこれが意外に面白い)を読んでみると、 「猛毒を持つ槌蛇(つちへび)」といった形で 様々な紹介がされておりました。   私が小学生だった 1980年代半ば~1990年代前半にかけては、 夏休みになると朝や昼間のワイドショーに加え、 ゴールデンタイムでも怪奇番組特集がよく放映されており、 その中でも時々「未確認生物特集」という形で 「雪男の足跡」や「河童のミイラ」といったコーナーがあり、 もちろん「ツチノコ目撃談」も紹介されていました。   ツチノコについては様々な伝説があり、 ●未確認動物 説 ●ヤマカガシやマムシといった蛇が 獲物を飲み込んで腹が膨れている状況を見間違えた 説 などがあります。   また、いくつかの番組の中では 「アオジタトカゲ誤認説」を取り上げていました。 写真の通り、見た目がツチノコの特徴とそっくりなので、 ペットとして飼育されていた個体が逃げ出して、 偶然発見して誤認したという説です。   今はもう無くなってしまいましたが、 1980年代半ばに家の近くにある某有名デパートの 屋上にあった総合ペットショップで、 この「アオジタトカゲ」が売られているの見たことがあります。 上の文章でも少し書きましたが、 日本各地で目撃情報があるのは当然だったのかもしれません。 全てが当てはまるとは言えませんが…。   「アオジタトカゲ誤認説」に関連して、 いつも私が皆様にお願いをしている事があります。 それは 「一度飼育した生物は最後まで責任を持って飼育すること」 です。 何らかの事情で飼育している生き物を手放す場合は 「責任を持って次の飼い主を捜すこと」です。 これが生き物を飼育する上での必要最低限のマナーです。 これ以上、全国各地で 「アオジタトカゲ誤認説」が出ないことを祈っています!   企画展「不思議な水ゾクッ館~妖怪たちに出会える夏~」は 9月24日まで開催しておりますので、 みんなアクア・トトぎふに遊びに来て下さいね! ツイート        

ミニイモリ
  • 日本の両生類

ミニイモリ

こんにちは。 敬老の日にちなんで、長生きする生き物を紹介します。     「カメ!」なんてありきたりですから除外です。   ここでご紹介するのは、 みなさんご存じのアカハライモリです。     突然ですが、問題です。 アカハライモリは何年ぐらい生きるでしょうか?4択です。 ①3~5年 ②8~10年 ③20~25年 ④40年以上   正解は…③20~25年 です。 あんなに小さくて頼りなさげな生き物が こんなにも長く生きるなんて、すごくないですか?     長生きするあまり、これまで、 繁殖にまったく力を入れていませんでした。 イモリの数が減ってきたら繁殖させればいいかな~。 てな具合に思っていたのですが、 なんとなく、今、育てています。       こんな感じ。 変態してから2週間ぐらい経ちました。 小さくてプリプリしています。 手にのせると、      おーーーー!! これが、そのうちこれぐらいになる。     ちなみに小さい頃のお腹の色は、 大人に比べて淡い桃色をしています。   赤と黒のまだら模様もまだ不完全です。 さわり心地は、いっちょうまえにガサガサです。    上陸したミニイモリは、 水から離れて森や林の土壌で生活し、 3~5年たっておとなになると、水辺にやってきます。   ミニイモリたちがおとなになる頃、 私は何歳になってるかな…?   考えたくもありませんね。   ではまた。     ツイート

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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