先日、各務原警察よりリクガメについて問い合わせがきました。 なんでも道路上で歩いているのを発見、保護されたとのこと。 写真を見るとヒョウモンガメのようです。 この個体は各務原市内で8月16日14:00頃に発見されました。 現在も各務原警察署で保護されています。 飼い主さん、早く迎えに行ってあげてください。 2004年の開館以来、岐阜県内で発見された数々の生物について問い合わせがきました。 田んぼにいたメガネカイマン。 堤防の上を歩いていたケヅメリクガメ。 ルアーで釣れたシルバーアロワナ。 漁師の網にかかったマダラロリカリア。 ワニガメ、カミツキガメなどなど…。 当館に連絡がきたほとんどの個体は、飼い主が野外に捨てた個体と思われます。 どんな理由があっても、ペットを野外に捨てることは許されません。 外国産だからということではなく、日本産の生物でも同じことです。 飼う前に、最後まで責任をもって飼育できるか検討する。 やむを得ない理由で、どうしても飼えなくなったら、何とか行き先を探す。 どうしてもどうしても行き先が見つからなかったら、自分の手で殺処分する。 非情と感じるかもしれませんが、それが飼い主の責任です。 それが出来ないと思うなら、飼うのをあきらめましょう。 念のため書いておきますが、当館は飼えなくなったから引き取ってほしいという申し出は、 原則として受け付けません。 当たり前ですが、水族館はペットを引き取る施設ではありません。 このヒョウモンガメが捨てられた個体で無いこと、 また早く飼い主が見つかることを祈っています。 逃げてしまった個体なら、次は逃がさないようしっかりとした設備で飼育してください。 ツイート