長らく続きましたプレコ展も、いよいよ7月16日をもちまして終了となります。   私はとりたてて「プレコが大好きだ!」ってこともなく、 「どちらかといえば好き、かな」という優柔不断な立ち位置で今まで過ごしてきました。 なので、正直あまり詳しくありません。 「そんなことも知らなかったのかよ!」と言われれば、 そうなんですゴメンナサイ勉強します、と素直に反省するレベル。   とにかく、今回の特別展でその立ち位置を大幅に変更することになったわけでして、 今の気持ちは、プレコかわいいよプレコ。プレコおもしろいよプレコ、です。 (ブッシーだけはちょっと苦手…)   プレコで一番目をひく特徴は、やっぱりあの口なんでしょうが、 今回たくさんの種のプレコをみて、個人的に興味を持ったのが「目」でした。   こんな終了直前に、ブログに書くのもどうかなと思いましたが、 あと数日の間に皆さんが「プレコ観察したい!」とアクア・トトにつめかけるのでは、 という駆け込み需要を期待して(笑)   で、本題ですけれども。プレコの目はオメガアイなんて呼ばれています。 オメガ→「Ω」 こんな形をしたフタ的なものが、明るい場所だと逆向きに垂れ下がってきます。 (暗い場所だとこのフタ的なものが上がります)   とある論文で、これは光量調節を行うだけじゃなく、上部にいる外敵に発見されにくいようカモフラージュしつつも、 前方・後方の視界は確保できるぜぇ~、というのを目にしました。 「ホントかよ!」って思ったのですが、色々観察してみるとナルホドそうなのかもしれないなぁと感じております。 それでは以下写真を見てください。   ブルーフィンペコルティア   ドラゴンスタークラウン   次はフラッシュスターカイザー これ眼にも模様がついていたのがビックリしました。 確かに分かりにくくなっているのかもしれませんね。   また、これまた知らなかったのですが(すみません)、全てが「オメガアイ」じゃないのですね。 たとえば、ギガンテプレコ。   次にオレンジフィンアーマード ね。 それに、オレンジフィンアーマードの体の模様は目のような黒点があるので、 オメガアイだと逆に目立つかも。   他にもたくさんの種を展示していますので、みなさん口だけではなく目も要チェックやで。   さて、7月16日にはもう一つ大きな展示が終了します。 「コガタブチサンショウウオの幼生とタゴガエルの幼生」です。   本当に見おさめですよ、皆さん! もう見れませんよ、皆さん!   プレコのネタを、話のマクラにしたかったわけではないですよ。   ツイート