8月14日の夕刻、水族館に一本の電話が入りました。 「オオサンショウウオが用水路にいるんですけど、、、」 きたか・・! ( ゚д゚ ) ガタッ .r ヾ __|_| / ̄ ̄ ̄/_ \/ / 当館では毎年のように、このような電話がかかってきます。 今までの例ですと、、、 https://aquatotto.com/blog-diary/2010/05/post488.html https://aquatotto.com/blog-diary/2005/06/post424.html あわてずに状況を聞いてみると、 ①犬の散歩中、何気なく水路をのぞくと、「ウワァア!」 ②役所に電話→「もう担当職員は帰ってしまいました…。」 ③水族館に何とかしてもらおう ← 今ココ これは何とかしなくてはいけません。もう日暮れも近いですし、 早速現場に急行です。 到着したときには、すでに真っ暗。 発見者の方の案内で発見場所に行ってみると、おったおった! なんとも立派な個体だこと!! 落とさないよう、慎重に持ちあげます。 傷などないか、くまなくチェック。このユビがたまりません・・・。 身体測定の結果、全長111㎝、体重13.2kgでした。当館の個体より大きいですね! 特に異常もないので、発見場所から最も近い安全な場所まで移動させます。 もう迷い込まないでとの祈りを込めて、リリース! ※もちろんこの後、関係各所に連絡をとり、手続きをすすめました。 水族館の大事な役割の一つとして、私たちが対応することは何ら問題ありませんが、 いつも当館に連絡がくるわけではありません。 関係各所に緊急時のマニュアルや連絡網が必要じゃないかと常々思っています。 特別天然記念物ですよ! Tweet