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「いいインコの日」イベント開催!
- 近藤
みなさん、こんにちは。
11月15日(土)は、語呂合わせの「いい(11)インコ(15)」にちなみ、日本記念日協会に「いいインコの日」として認定されています。インコの魅力を広く知っていただくことを目的に、当館でも今年初めて、「いいインコの日」イベントを開催いたしました。
今回のコラムでは、その様子をご紹介します。
①特別ガイド「ルリコンゴウインコってどんな鳥?」
まず、ルリコンゴウインコの生態や特徴についてお話しする特別ガイドを実施しました。

当館のルリコンゴウインコの見分け方やごはんの紹介をし、実際に食べている姿も見ていただきました。当館の個体は、ブロッコリーやパプリカなどの野菜を食べているのですが、上手にあしを使って食べるんです。
(この動画は当日のものではありませんが、)あしを上手に使ってパプリカを食べるところを見ていただきました。
他にも、体重を測定して、どのくらいの重さなのかをご覧いただいたり、翼を広げた時の大きさを見ていただいたり、抜け落ちた羽根やパネルを使いながら、羽根の仕組みや役割をお話したりしました。
お客様が熱心に耳を傾けてくださり、興味を持って聞いてくださる姿をみることができ、とてもうれしく思いました。
②特別ワークショップ「ルリコンゴウインコの羽ストラップをつくろう!」
2つ目は、換羽で自然に抜け落ちた羽根を使ってキーホルダーをつくるワークショップを実施しました。
換羽とは、古い羽根が新しい羽根に生え変わることです。

こちらは、生え変わっている途中の写真で、皮膚の中にある「羽のう」という場所から、ストローのような薄い皮に包まれた状態で生えてきます。
羽根は使い続けると防水性や保温性が落ちてしまいますし、傷付き痛んできます。定期的に新しいものに生え変えることで、羽根の効果を維持し、健康を保っているんです。
今回使用した羽根は、その過程で抜け落ちたものです。
ワークショップでは、2種類のキーホルダーを用意し、どちらか好きな方を選んで作成していただきました。

ピン型キーホルダーは、好きなビーズを組み合わせて、自由にアレンジができるようにしました。

フォトキーホルダーは、中に選んだ羽と装飾品を入れ、シールでデコレーションできるようにしました。
ビーズも何種類か用意をし、

会場の机の配置などもパーツの取りやすさを考え準備しました。

実施中は、「できたよ!」と見せに来てくださる方もいました。

私にとって、ワークショップの企画を考えるのは今回が初挑戦でした。パーツ選びや運営方法を考えるのは難しいこともありましたが、ボランティアの方々にも支えていただきながら、準備から当日まで無事に行うことができました。
「キーホルダーを作りに来ました」「ガイドを聞きたくて来館しました」と声をかけてくださるお客様もいて、とてもうれしく思います。
初開催となった「いいインコの日」イベント、また実施できたらいいな…と思います。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!