おもしろ飼育コラム

  • 日本の淡水魚

水槽の中にも春到来

  • 山下

みなさまこんにちは。

展示飼育部の山下です。久しぶりのコラムとなりました。

今回のコラムでは展示水槽のレイアウトとして植えた水草に関するお話をしていきます。

 

 

さて、寒かった時期も過ぎ去り、ようやく春。…春?暑すぎると感じる日も多々ありますね。

当館の、特に日本の生き物を展示している水槽では、水槽を見ることによって季節の移ろいを感じていただけるよう、徐々にレイアウトを変更しています。

それぞれの生き物がくらしている環境そのものも、季節によって変化していきます。

今は春。自然下では気温が徐々に上がり、新芽が出てくる季節です。

そこで水槽の中にも若々しい水草を何種類か展示してみました。

 

 

1種目はこちら。

トチカガミです。去年もちょこちょこ水槽に入れていた水草です。今年は当館のバックヤードにある水草用水槽にて無事に新芽が出てきてくれました。嬉しい。

 

 

2種目はこちら。

キクモです。湖やため池、水路などで見られる種類です。ということで、水路のイメージのあるカワバタモロコの水槽に入れてみました。しかしカワバタモロコがちょこちょこキクモをついばむ様子が見られます。今のところキクモは元気にしています…。頑張れキクモ。

 

 

3種目はこちら。

マツバイです。この水草は水田雑草として、湿った陸上に生えた様子が良く見られる種類です。ただ、湧水環境では沈水、水に沈んだ状態で生育することがあります。今回レイアウトに使用しているものは湧水環境から少し採取してきたものです。湧水ということで、同じく湧水環境に生息するハリヨの稚魚の水槽に植えています。

 

 

4種目はこちら。

ミズハコベです。田んぼや湿地などに生えているのをよく見かける水草です。こちらは同じく湿地やため池で見られる、ミズカマキリの水槽に入れています。日に日にぐんぐん成長していっています。

 

 

5種目はこちら。

ササバモです。ため池にあったり、流れの緩やかな水路や小河川に生えていたりと、色々な環境で見る気がする水草です。こちらは小河川や水路のような環境でよく見られるドンコの水槽に植えています。

 

 

6種目はこちら。

おそらくイトモと思われる水草です。ため池などで見られる水草です。流れの緩やかな河川やちょっとしたため池で見られるホトケドジョウの水槽に植えています。

 

 

最後7種目はこちら。

コウホネのなかまです。ため池で群生しているイメージが強いですが、小河川などにもたまに生えている水草です。こちらは止水域で生育するトウカイヨシノボリの水槽に植えています。コウホネの葉の上にちょこんと乗っかるトウカイヨシノボリが非常に可愛らしいのでぜひ見てください。

 

 

と、このような感じでいろいろな水草を植えこんでいます。

動物のみではなく、植物など水草にも注目してみると、より楽しい世界が広がっているかもしれません。

青々とした水槽を見て、春を感じ取っていただけると幸いです。

 

 

このあたりで今回のコラムは終了とさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次のコラムでお会いしましょう!

本日の開館時間

9:30-17:00

最終入館 16:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

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