おもしろ飼育コラム

  • アマゾンの生き物

ルリコンゴウインコのエンリッチメント(ヘチマ編)

  • 近藤

みなさん、こんにちは。

 

以前、「ルリコンゴウインコの食事」ついての取り組みをコラムで紹介しました。

その中で、エンリッチメントの一環として、「へちまたわし」を使ったフィーダーについても紹介しています。

 

 

今回は、そのヘチマたわしの取り組みについて、詳しく紹介します。

 

まず、なぜヘチマを使うのか!

それはこの絡み合った繊維の中にヒマワリの種を入れることができるからです。

隙間に入れてしまえば簡単に落ちてくることはありません。

 

普段のごはんが入っている容器から食べるのとは違い、くちばしで隙間をほじくったり、繊維をちぎったりしながら、中に入ったヒマワリ種がどうしたら取り出せるか考えながら食べる機会をつくっています。

 

 

ヘチマに種を入れてインコに渡すと・・・

勢い良く、くちばしでくわえて探し始めます。

何度か使っていると、どうしてもヘチマもボロボロになってしまいます。

 

なるべく多くのヘチマを用意したい!!と思い、、昨年から自分でヘチマの栽培を始めました。

昨年は、苗を購入して育て、収穫したものをインコたちに与えていました。

今年は、昨年収穫した種を使い、種から育てています。さらに、その種をボランティアさんにも配り、育てていただいたヘチマを今後提供していただく予定です。

 

また、ボランティアさんとつながりのある小学校から、栽培しているヘチマをいただけることになり、先日、校外学習で来館した子供たちが、育てたヘチマを届けてくれました!

かわいく包装もされ、お手紙まで書いてくれました。

ありがとうございます!

 

 

いただいたヘチマをさっそくルリコンゴウインコたちに与えました。

夢中になって食べていました!

 

 

ヘチマの中の種を食べるサンゴとミョンですが、食べ方に少し違いがあるんです。

サンゴは、勢いよく噛みつき、素早く隙間をほじくって種を探します。

ミョンは、比較的ゆっくりと、落ち着いて食べます。

ところが、サンゴは種を探し終わるのが早く、ミョンが食べているヘチマを横から引っ張り取ってしまうことがあります。

 

その様子がこちらです。

↑手前にいるのがミョンで、奥にいるのがサンゴです。

 

 

ミョンは、サンゴがヘチマを引っ張るとすぐにくちばしを離してしまい、サンゴが食べている様子を見ている・・・なんてこともあります。この日は、取り戻そうとする姿も観察することができました。

 

 

2羽で食べ方や行動の違いがあり、観察していると面白いです。

来館された際に2羽がヘチマを持っていたら、どんな様子で食べているか、ぜひ、観察してみてくださいね!

 

 

ちなみに、今年は私の自宅でもヘチマを育てています。こちらも種から育てているのですが・・・

想像以上にどんどん伸びて驚いています(笑)

 

これからも、ヘチマなどの身近な素材を活用しながら、ルリコンゴウインコたちがさまざまな行動を発揮できるよう、日々、工夫を続けていきたいと思います!

本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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