- 研究・調査
秋の田んぼ
- 須田
早く書かねば冬が来てしまう!もう来てる!?
とやや焦りながら、今回は秋のお話です!
一か月ほど前の話になりますが、稲刈りの見学に行ってきました。
新米!最高においしいですよね!
田んぼの環境は様々な生き物に利用されていますが、
秋ごろ見られるのはどんな生き物かなぁと思い探してみました。
稲刈りが始まると、コンバイン(収穫する機械)の後を追っている鳥が!
「ツバメ」です!今年生まれて巣立ったツバメだと思いますが、
集団で田んぼを飛び回っています。
収穫する際、イナゴなどの昆虫が驚いて飛び出してくるため、
それを狙って飛んできているようでした。なんて賢い!
驚いて出てくるのは昆虫だけではありません。
足元を見てみると、たくさんのカエルたちの姿がありました。
ヌマガエル
トノサマガエル
みんな数か月前にはオタマジャクシだったんでしょうね!
稲の茂みを隠れ家にしていたのでしょうか。
まだ幼さが残るような、小さい個体に多く出会うことができました。
田んぼに隣接している水路を歩いていると…
こんなのも見つけました!
動物の足跡!なんの生き物かなーと足跡を追っていると、
山に繋がる茂みの中に消えていきました。そこで気づいたのですが、
これ、イノシシの足跡です!
同じ道を歩いたのか!と思うと、
なんだか冷や汗が出るような気持ちになります。
田んぼのあぜも、よく見てみると掘り返されたような跡がありました。
これもどうやらイノシシの仕業とのこと。
穂を食べてしまうこともあるそうです。
普段何気なく見ている地元の田んぼも、
少し歩いてみるだけでいろんな出会いや、
考えさせられることがあるものだなーとしみじみ感じました。
同じ自然を利用する生き物同士、
ちょうど良い距離を保ちたいものです。