おもしろ飼育コラム

カニカーニバル始まりました!
  • 企画展・特別展示

カニカーニバル始まりました!

始まりました!春の企画展『カニカーニバル』 今回の主役は、あのカニです。     みなさん、カニと言えば、どんな姿を思い浮かべますか?「茹でたら赤くなる」「横に歩く」「ハサミに挟まれたら痛そう」・・・たしかにそれもカニなのですが、実はひとくくりにできないほど多種多様です。   また、「カニ=海の生き物」という印象が強いかもしれませんが、海以外にも川や森でくらすもの、海と川を行き来しながら一生を過ごすものなど様々な環境で暮らしています。カニカーニバルでは、そんなカニたちを一堂に集めたまさにカニのお祭り。   会場では、楽しんで学べる体験ができる「カニカニクイズ」やカニを取り巻く環境の現状についても、映像や解説パネルでじっくり紹介しています。     まず見ていただきたいのが、世界最大級のカニ、タカアシガニです。ぜひ間近で迫力のある大きさを体感してください。     身近なカニといえば、サワガニですよね。 実は地域によって体色が全然違うってご存知でしたか?   最新の研究では、日本のサワガニは5つの集団に分かれることが知られており、企画展では様々な方からご協力をいただき、そのうち4つの集団を展示しています! ぜひ見比べてみてくださいね。     そして最後になりますが、私の個人的な楽しみ方。 カニの姿を近くでじーっと観察していると、「なぜこんな形なんだろう?」とハサミや甲羅が不思議でユニークだなあと思いますが、特に「眼」のあたりに注目です!     干潟に生息するチゴガニですが、この突き出た眼、アップで見るとまるで潜望鏡みたいで、なんだか愛嬌がありますよね。この眼で周囲をしっかり警戒しながら、干潟で暮らす姿は見ていて飽きません。 他のカニたちもそれぞれ全く違った姿や形をしていますので、注目してもらえる嬉しいです。 これから少しずつ、展示しているカニたちを紹介していきますので、どうぞお楽しみに。 開催期間:2026年4月18日(土)~7月12日(日)
はじめての水槽レイアウト
  • アクア・トトの生き物
  • バックヤード

はじめての水槽レイアウト

みなさまこんにちは!安原です。   突然ですが、これは何をしているところか分かりますか? 正解は、水槽のレイアウトをつくっているところになります!     気付いた方はいらっしゃいますでしょうか。 実は3月末にアフリカンロックシュリンプの展示レイアウトを変更しました! 変更してから1カ月程経ってしまいましたが、今回はそのお話をしたいと思います。     当館でのアフリカンロックシュリンプのレイアウトは今までとてもシンプルでした。 今までの展示がこちらになります。 もっと自然環境に近く、見やすく、そしてかっこよく展示したいと思い今回レイアウトの変更を実施することにしました。     まずレイアウトを考える前にアフリカンロックシュリンプがどんな場所に生息しているのかを調べることから始めました。 アフリカンロックシュリンプは流れが速く岩などがゴツゴツしている場所にいるようです。     そして、とりあえずイメージ図を描いてみました。それがこちらです。 私はレイアウトを1から作ったことがなかったので、このイメージを伝えながら使える材料や方法などを教えてもらいレイアウトを作成していきました。   物を作ることが好きなので初めて使う工具にワクワクしながら楽しく作ることができました。   そして、完成したものの一部がこんな感じです。     この後、水に数日つけてから実際に水槽に入れていきます。 大きさはしっかりと測っていたものの、入れるまではちゃんと入るのかドキドキでした。   そして展示はこのような感じになりました! いかがでしょうか…? こんな展示にできたらいいな~とイメージしていたものにかなり近いものを作り上げることができた気がします!     アフリカンロックシュリンプたちは新しくなった場所に最初は落ち着かなかったかもしれませんが、最近は決まった場所にいることも多くなりました。   各個体お気に入りの場所を見つけてくれたらいいなと思います!
サンゴとミョンの楽しい食事のために!
  • アマゾンの生き物

サンゴとミョンの楽しい食事のために!

当館で展示しているルリコンゴウインコ「サンゴ」と「ミョン」は、2024年3月から展示をはじめ、デビューから2年がたちました。好奇心旺盛で仲も良く、日々多くの方に元気な姿を見せてくれています。     そんな2羽の暮らしをより良いものにしていくため、担当スタッフで日々エンリッチメントに取り組んでいます。 (エンリッチメントとは、生き物の暮らしを豊かにし、より良い状態で幸せに過ごせるようにするための工夫のことです。)     今回のコラムでは、その中でも「食事」に関する取り組みについてご紹介します。 食事は生きていくうえで欠かせない要素であると同時に、大きな楽しみのひとつでもあります。その内容や与え方を工夫することは、生き物の生活の質を上げることにもつながります。     まずは、主食であるペレットの見直しをしました。よりバランスよく栄養を摂取できるよう種類を変更し、新しいペレットへの切り替えは給餌の割合を調整しながら徐々に行いました。 サンゴは初日から新しいペレットも問題なく食べてくれましたが、ミョンは口からだしてしまうことが多く、なかなか飲み込むことはしませんでした。それでも毎日少しずつ鳴らしていくことで、現在では残さず完食しています。       続いて、野菜・果物の見直しを行いました。 今までは、リンゴやオレンジを餌料としていましたが、「少し甘いものが多いかもしれない」「ほかの食材も試してみよう」といった意見があり、パプリカとブロッコリーを試してみることにしました。 はじめはあまり食べませんでしたが、日が経つにつれて徐々に2種類とも食べてくれるようになっています。   パプリカは特に好評で、サンゴは積極的に食べ、ミョンは器用に皮だけむいて食べるなど、それぞれで食べ方の違いが見られました。     ブロッコリーについては、房の部分は落ちてしまうことが多いですが、茎の部分を中心に食べています。 [video width="1920" height="1080" mp4="https://aquatotto.com/wp-content/uploads/2026/04/20260427-1.mp4"][/video]       最近はさらにバリエーションを増やすため、トマトにも挑戦しています。今後もさまざまな野菜や果物を取り入れていきたいと考えています。   また、食事で工夫は、「何を食べるか」だけでなく「どのように食べるか」も重要です。 ペレットを卵パックに入れてみたり、   新聞紙に包んでみたり、     [video width="1920" height="1080" mp4="https://aquatotto.com/wp-content/uploads/2026/05/20260502_movie2.mp4"][/video] へちまたわしの中に入れてみたりと、「どうしたら取りだせるか」を考える要素も取り入れています。取りだせたときの達成感を味わえるような工夫をしています。   野生では、食べ物を探すことに多くの時間を費やしますが、飼育下では決まった時間になると食べ物が運ばれてくるため、探すことなく食べることができます。そのため、食事にかかる時間は短くなってしまうんです。 そのため、わざと取り出しにくくすることで食事の時間を長くし、考える機会や達成感を得られるようにしています。   今回は、「食事編」としてご紹介しましたが、エンリッチメントにはほかにも、「運動」や「環境」など、生き物が楽しく豊かに暮らせるためにできる要素がたくさんあります。 これらについても、また別の機会にご紹介できればと思います。   これからも、サンゴとミョンが健康に過ごせるよう、日々の飼育管理に取り組んでいきます。   ※5/2 内容を一部変更いたしました。
アフリカンロックシュリンプの?
  • アクア・トトの生き物

アフリカンロックシュリンプの?

みなさま、はじめまして。 魚類展示飼育担当の三好です。 今後ともどうぞよろしくおねがいします。   今回ご紹介するのは、こちら! アフリカンロックシュリンプ! の! 赤ちゃんです!!     赤ちゃんの前にアフリカンロックシュリンプの紹介をさせてください。 当館2Fの「コンゴ川の魚」ゾーンで展示しています。 ザリガニのように見えなくもないですが、ヌマエビに近いエビです。     ごはんの食べ方がとても特徴的です。 フサフサの前脚を仰いでプランクトンなどをかき集めて食べます。 こんな風に。 [video width="1920" height="1080" mp4="https://aquatotto.com/wp-content/uploads/2026/04/column20260425-2.mp4"][/video] 扇を仰いでいるかのように見えます。 英名ではAfrican fan shrimpとのことで納得のネーミングです。 時間が経つとフサフサがごはんの色に変わるので かき集められたかどうかが分かりやすいです。     3月初旬。 アフリカンロックシュリンプが卵を抱えているのを発見しました。 展示水槽でふ化してしまうと回収が大変なので バックヤードに親ごと下げます。 腹部を拡大してみると、 卵をたくさん抱えていますね。 1週間後には目が見え……   そして3月下旬、出勤直後に水槽を見ると…… ものすごく小さな赤ちゃん(幼生)が漂っているではありませんか。 この幼生は、正の走光性といって光に集まるため、ライトを当てて水ごとスポイトで回収します。 すごく集まっています。100は優に超えるでしょうか。   クラゲを飼育するような丸い水槽に移動させます。   こちらは汽水となっていて、淡水と海水が混ざっています。 アフリカンロックシュリンプの生活史として、川でふ化した後、幼生は河口まで流れていき、汽水域で育 つとされています。 そのため淡水のままだと死んでしまうので、 ふ化したらなるべく早く移動させる必要がありました。 改めて拡大したものがこちらです。 大きさは1㎜ぐらいです!小さい……!     そんなアフリカンロックシュリンプの赤ちゃんですが、 少しずつ脱皮を繰り返して大きくなっています。 ↓ ↓   ごはんを確実に食べている瞬間は見られていませんが、 大きくなってはいるので食べているはずです!     私はまだ経験が浅く、エビの産卵自体初めて立ち会ったので、 アフリカのエビとなってくると、正直分からないことだらけです。 それでも試行錯誤を重ねて頑張って育てていきます!     続報が用意できることを祈って今回はこの辺で。 アフリカンロックシュリンプは展示していますのでぜひ見に来てくださいね。 最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは!!
ヨシのビオトープ
  • 新しい展示

ヨシのビオトープ

みなさま、こんにちは! 5月が近づき、緑も色鮮やかな季節になってきました。 そしてゴールデンウイークを前に、木曽三川の豊かな水辺エリアでは、新たにビオトープの設置が完了しました。今回は、その様子をご紹介したいと思います。   木曽三川の下流域では、川岸にヨシの群生(ヨシ原)が広がる風景を見ることができます。         木曽三川の下流域をテーマにした展示施設である「木曽三川の豊かな水辺」では、この環境も再現したいと考えていました。   昨年も、一部プランターでヨシの育成に挑戦してみましたが   水切れがあると成長が滞り、プランターの管理では難しいのが問題でした。     そこでエリア最上段部分     こちらの景観改修も含めて、ヨシ原の再現に挑戦することになりました。                 穴を掘り、防水シートを設置した上に、職人さんたちが手で石を設置してくれています。 そして、ヨシを合間に植えていただきました。     水を張り、ヨシのビオトープが完成しました。   まだまだヨシ自体は生長途中ですが、気温の上昇とともにグングンと生長してくれて、立派なヨシ原になってくれることを楽しみにしています! 当館にご来館の際は、是非ともご覧いただければと思います。
ヤマアカガエルのオタマジャクシ
  • 日本の両生類

ヤマアカガエルのオタマジャクシ

みなさんこんにちは。   現在、水族館3階の「里山の生き物水槽」ではヤマアカガエルのオタマジャクシの展示をしています。   このヤマアカガエルは、地域によっては1月ごろに冬眠から覚めて、他のカエルたちの産卵に先駆け繁殖期が始まります。冬眠から覚めたヤマアカガエルは、湿地や道路わきの水たまりなどに集まり産卵します。そして寒さの残る時期であれば、産卵後に再び冬眠をして春を待つのです。     岐阜県美濃地方へ観察に出かけた際は、2月下旬に多くの場所で産卵が行われていました。     そして当館でもこの時期に合わせて卵塊の展示を始めました。     ただ、館内は暖かいのであっという間にふ化し、オタマジャクシになり・・・     現在はこのような感じ。 湯がいた小松菜をもぞもぞ食べる姿はとてもかわいらしいです。   まだ小さいですが、あっという間に大きくなると思いますので、みなさんぜひ見に来てくださいね。
ハゼ展イベント「わたしのハゼパラダイス図鑑」開催中!
  • 企画展・特別展示

ハゼ展イベント「わたしのハゼパラダイス図鑑」開催中!

みなさまこんにちは。展示飼育部の山下です。 企画展『ハゼパラダイス』は楽しんでいただけていますでしょうか?     今回のコラムはハゼパラのイベントに関するご案内です。 現在、わたしのハゼパラダイス図鑑というイベントを開催しております。   ハゼの仲間は非常に種数が多く、企画展のみでは本当にわずかな種類のハゼしかご紹介できません。   そこで、みなさまのおすすめのハゼをイベントのハッシュタグ、「#わたしのハゼパラダイス図鑑」をつけてSNS(X:旧twitterもしくはInstagram)に投稿していただく、というものです。 投稿していただいたものの一部はプリントアウトし、企画展ブースの最後にてファイリングし、お客様にご覧いただけるようにいたします。 現在までに応募いただいたものの一部は既にファイリングしております。     また、応募していただいた方の中から抽選で10名様にハゼグッズをプレゼントいたします。 ハゼ手ぬぐいと… ハゼマルチクロスです。 どちらも非常によいハゼグッズですね。 私は販売が始まった際に即購入しております。     応募の際はご自身で撮影した写真(過去に撮影したものでも問題ございません。)と、ハゼの名前、ハゼの一言コメントに、ハッシュタグ「#わたしのハゼパラダイス図鑑」を付けて投稿してください。 いくつか注意点もございますので、詳しいイベントの内容は当館のホームページをご覧ください。     現在は約35本の投稿がある状態です。 今の状態だと3.5人に1人の確率で当選するわけですね。 かなり当選しやすい状況かと思います。 応募期間は今月末、2026年の3月31日までとなっております。 まだまだたくさんの投稿をお待ちしております!   今回のコラムはこのあたりで終了とさせていただきます。 また次のコラムでお会いしましょう!
もうすぐ春ですね
  • アクア・トトの生き物

もうすぐ春ですね

みなさま こんにちは   みなさまは春の訪れを何で感じますか? 桜の開花、ウグイスのさえずり、寒暖差、花粉の飛散など感じ方は人それぞれだと思います。   巷では、畑や庭には菜の花や梅が咲き、暖かい日中には小さな虫が飛び始め、桜のつぼみも赤く膨れ始め春はすぐそこまで来ています。 今年の桜の開花予想は例年よりも1週間ほど早いみたいで卒業式には桜が見頃になるのではないでしょうか?     さて水族館の中でも少しずつ春が近づいてきているようで4階の植物が花を咲かせたり、新芽を出したり春の訪れを感じさせてくれています。   アジサイの新芽   ツツジの花   ミズナラの若葉   ボケの花     植物がわかりやすいので紹介しましたが春を感じているのは植物だけありません。 魚類や両生類にも春を感じさせてくれる生き物がいます。   シロヒレタビラ   イチモンジタナゴ   アカハライモリ   イトウ     このようにじっくり観察してみると体表やひれに鮮やかな色を帯びている生き物を見ることができます。 このきれいな色は婚姻色と言います。 春に繁殖期をむかえる動物(特に魚類や両生類、は虫類、鳥類)には婚姻色という平常時には見られない繁殖期特有の色や模様が現れます。 多くの場合オスに顕著に現れ、異性の識別やアピール、繁殖行動を促す役割があると言われています。     水族館の中でも春を感じることができる季節がやってきましたよ。 これからが見頃になると思います。 みなさまもアクア・トトの春探しを楽しんでみませんか?
アクスタNEWアイテム!
  • イベント

アクスタNEWアイテム!

現在開催中のものづくりワークショップ いきものスタンドをつくろう!   前回好評だったアクリルスタンドづくり、 ベースのアクリルスタンドは全て当館のオリジナルになります。 そして、今回はNEWアイテムをご紹介します。   魚やカメなど色々な生きものたちの中でも、カピバラ、カワウソの人気が高かったので 新しいバージョンを追加しました。     クリスタルのまま飾ってもよし! シールを貼り付けたり、色を塗ったりしてオリジナルに仕上げてもよし! 皆様のアイデアで素敵な作品を作ってみてください!   4月5日(日)までの土日祝、開催中! 春休み期間3月25日~4月5日は毎日開催しております。 皆様のお越しをお待ちしております!
飼育スタッフおすすめの生き物たちpart4
  • アクア・トトの生き物

飼育スタッフおすすめの生き物たちpart4

みなさんこんにちは。 永井です。さて今回も張り切っておすすめの水槽を紹介していきます。4回目のおすすめの水槽の紹介です!   今回は写真が多いこともあり、贅沢に1コラムを使って紹介したいと思います。場所は、水族館3階にあります「ゆるい流れの魚」水槽です。     ここにはウグイやコイ、ニゴイなどがいます。 今回ご紹介するのはウナギとナマズです。     この2種類は水槽内でほとんど同じ場所にいます。どこにいるのかというと…中央の土管の中にいることが多いです。たまに写真のようにとてもミチミチに入っています。ウナギもナマズも夜行性ということもあるのか、お互いに暗くて狭い方がいいのでしょうか…。     そしてウナギはよく観察していると時々、砂の中から頭が出ていることもあります。よく見かけるのは真ん中の土管辺りですが、時折お客様側のアクリルの真下辺りに頭が出ていることもありますので、その時は近くで見ることができるチャンスです。他にもどうやって入ったのか土管との間から生えているように出ていることもありました。落ち着けるのでしょうか…?     一方でナマズは土管以外の場所にいることもありますが、土管のサイズがちょうどよいのか頭がハマっているような様子も時々、見られます。     それぞれのいきものがどんな場所で落ち着くのか探してみるのも、また面白いかもしれません。 まだまだ紹介したい生き物はたくさんいますので、次回のコラムで紹介をしたいと思います!それではまた!
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本日の開館時間

9:30-17:00

最終入館 16:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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