衝撃オタマの成長
2016.10.10 (月)
須田
前回お伝えした、
外鰓がフッサフサなキオビヤドクガエルのオタマジャクシ。
今回は外鰓が吸収され、細長い体になってからの成長をお届けします!
外鰓を吸収しきってしばらくすると、
オタマジャクシは餌を食べ始めるようになりました。
たくさん食べて、どんどんふくよかに…!
あっという間にぽっちゃり体型です。
はみ出る下腹、貫禄があります。
ちょっとしたチャームポイントですが、尾は波打っています。
後ろ肢が出るころ。体にうっすら黄色い模様がみえてきました!
出たての足もちょこっと黄色がのっていますね!
前足がポン!と出るころには、帯もだいぶハッキリ!
両足が出ると、尾はどんどん短くなっていきます。 そろそろ陸に上がるかな?と、 陸場を作ったプラケースに移動しました。
そして上陸!
卵を回収して約2か月ほどで、親と同じ姿になりました! 上陸まで観察を続けてみていると、 本当に劇的に体が変わるな…と
感心してしまいます。
小さく跳ねる幼体に、嬉しさもひとしおです!
そしておしらせです! 今年生まれのキオビヤドクガエル2匹が 親と同じ水槽に展示デビューしました!
よく葉っぱの下に隠れているので、なかなか見られないかもしれませんが、 ぜひ探してみてください!
1匹はかなり特徴的な模様をしているので、探しやすいかも??? 運よく見られた際に、 「あ、あの不思議なオタマジャクシが育ったんだな」、 と思って頂けたらうれしいです♪ それではまた!
カテゴリー アクア・トトの生き物
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