世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

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千客万来のにぎわい

2019.02.13 (水)

野口

みなさん、こんにちは。

先日、冬の河口へ採集に行ってきました。

こんな寒い時期なので釣り人もいませんし、シジミをとる人もいません。

水中をのぞいても魚影があるわけでもなく、寂しげな雰囲気が漂っています。

しかし、いるところにはしっかりと生き物はいますので、それを見つけて

確実につかまえていく感じの採集になります。

日中に確認できたものとしては、テナガエビ、シモフリシマハゼ、アベハゼ、ウロハゼ、アシシロハゼ、エドハゼ、マハゼ、キビレでした。

これが夜になると状況が好転し、ハゼ!ハゼ!ハゼ!とあちこちにハゼ類の姿を確認することができます。

夜に確認できたのは、昼間のものに加えてシマイサキ、スミウキゴリ、ミミズハゼ類、ビリンゴなどもいました。

マハゼ

 

テナガエビ

シモフリシマハゼ

スミウキゴリ

ビリンゴ

キビレ

シマイサキ

 

夜のほうが圧倒的に個体数も多く、ぼーっとしている魚も多いのでつかまえやすいです。

河口で生き物をとるときは干潮時にいくのですが、夜の方がよく潮がひくことも重要なポイントになります。

スミウキゴリは産卵期が近いのか、かなりの個体数をみることができました。

ミミズハゼ類も石をどけると見つけることができます。

ただ、昼間に同じ作業をしてもあまり姿をみることができないので、昼と夜でちょっと居場所が変わったりするのだろうかという疑問を持ちました。

夏場には本来見られるはずのテナガエビがまったく見られず、ものすごい数のマハゼでしたが、今回はテナガエビもしっかり採れたので一安心です。

そろそろアユカケの遡上やイシガレイの幼魚が見られる時期ですが、

今回は姿をみることはできませんでした。

またもう少ししたら行ってみようと思います。

 

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カテゴリー  日本の淡水魚
キーワード 野口
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