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タイコウチの成長

2019.07.30 (火)

廣瀬

6/2にタイコウチの産卵と幼虫の誕生までをブログで紹介しましたが、今回はタイコウチのその後の成長を紹介したいと思います。

タイコウチは5回の脱皮を経て成虫になります。今回はふ化から成虫までを紹介します。

 

5月31日 「ふ化直後」 ふ化したては6mm程度の大きさで、赤い体色をしています。数時間で体が固まってきて体色も茶褐色になります。

 

5月31日「1令幼虫」 餌は冷凍アカムシ(ユスリカの幼虫)を与えています。自然界ではボウフラやミジンコ、小型の昆虫などを食べています。

 

6月6日 「2令幼虫」 はじめて脱皮をして1cm程度の大きさに成長しています。両方の前肢を振って、積極的に餌を捕まえようとする行動が見られます。

 

6月13日 「2令幼虫」と「3令幼虫」の比較 成長に個体差があり2令幼虫と3令幼虫が混在しています。1.5倍くらいの大きさになっているのがわかります。3令幼虫くらいからコオロギの幼虫を食べるようになります。

 

 

6月18日 「4令幼虫」食欲旺盛で、個別の容器で飼育しないと共食いしてしまいます。

 

6月26日 「5令幼虫」羽になる部分が黒くなっていて、もうじき最後の脱皮をします。

 

7月5日 「成虫」と「脱皮殻」背中が割れて最後の脱皮をして、立派な成虫になりました。

 

7月14日 展示槽に入ったタイコウチのオスとメス 5月生まれの幼虫たちも5回の脱皮をへて無事成虫になり、7月14日に展示槽デビューしました。

 

成虫になったタイコウチは、順調にいくと来年の初夏には卵を産んで、新しい命がつながっていくかと思います。

当館生まれのタイコウチを是非見にいらしていただければと思います。

 

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カテゴリー  アクア・トトの生物
キーワード 廣瀬
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