モニターが設置されました
2013.11.16 (土)
この飼育日記、「書きたい人が、書きたい時に、書く!」という、
各人におまかせスタイル。
だからちょっと忙しくなったりすると、
パッタリ更新しなくなる人がいるんですね。
そうです、私のことです…。
久々なので緊張しますが、いくつかご報告を。
●色変わりカエルの展示が終了しました
長らくプレリュードで展示していました「色変わりカエル2013」。
http://aquatotto.com/blog-diary/2013/08/post814.html
白いトノサマガエル幼生が死んでしまったため、
11月8日に展示終了しました。
(当館に持ち込まれた時の写真)
白いといってもアルビノではなく、
全身が虹色色素細胞で占められているため、
白くみえているようでした。
このような個体はうまく変態できずに死亡してしまうことが多く、
結局この個体も後あしが出たところで成長がとまり、
死んでしまいました。
「淡い」改め「白いナゴヤダルマガエル」と
「青いニホンアマガエル」はバックヤードで飼育しますので、
また何かの機会に展示できればと思います。
●4F小型サンショウウオ水槽の前にモニターが設置されてます
肝心の映像内容はというと、
「コガタブチサンショウウオの産卵シーン」!
何度も書いてますが、
コガタブチサンショウウオは地下伏流水中に産卵する種で、
野外で卵や幼生を発見するのは非常に困難な種です。
まっ暗闇の中で繰り広げられる
サンショウウオの繁殖行動を撮影するわけですから、
当然、ライトオフ!赤外線撮影しました。
オスが卵のうに抱きつくシーンなんかもばっちり撮影出来ています。
また、産卵が始まると普段の姿からは想像できないくらい、
激しく動きまくっています。
飼育下でのことですので、
自然下でまったく同じような行動をしているわけではないですが、
なかなか面白い貴重な映像です。
ぜひ見に来てください!