企画展「電気係り」がバックヤードをご紹介~「アフリカ進化の湖」日記 Vol.7~
2015.08.19 (水)
みなさん、こんにちは。
トトで一番のさわやか系、ナカノくんからバトンを受け取りました。
トトで一番のこってり系、サナダです。
この4月に神奈川県にある
「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」から戻ってきました。
どうぞよろしくお願いします。
↓こちらは相模川ふれあい科学館のブログ「飼育日誌」。
http://sagamigawa-fureai.com/diary/
小さな水族館ですが、楽しさがギュっと詰まっていますよ!
さてさて他館の宣伝はさておき、
みなさま、現在進行形の「アフリカ展」、ご覧になりましたか?
今回わたしは、この企画展で「電気係り」を担当しました。
ん、なに? 電気係り??
なんとも聞き慣れない担当ですよね。
そうなんです。
この企画展を開催するにあたっては、さまざまな担当があるんです。
そこで今回は
「アフリカ進化の湖」の裏側、バックヤードツアーにご案内いたします。
まず最初は「展示物収集担当」。
こちらはアフリカンシクリッドの生体や標本、映像を集めるのが仕事です。
シクリッドは企画展が始まる数か月前から、続々と水族館に到着。
↓魚が無事に届いて、笑顔なヒゲのクニザキさん。
シクリッドは海外から空輸で届くもこともあれば、
東京やつくばへ直接スタッフが車で受け取りに行くこともありました。
今回の企画展では、常設展も合わせるとおよそ
65種ものアフリカンシクリッドが集結。
私たちも、はじめてお目にかかるシクリッドもいるため、
バックヤードでは予備水槽にも「種名板」を付けて、管理をしていました。
↓バックヤードにあるマラウィ湖の予備水槽
↓予備水槽に付けた種名板の一覧
つぎは「設備担当」です。 こちらは大水槽の製作をはじめ、 ろ過設備の設計、電気係りなどがあります。 マラウィ湖の大水槽を裏から見ると、こんな感じです。 この大水槽は高さが150cmもある特注品。 移動できる水槽としては、かなりデカイ! ちなみに、隣の水槽では、 口内保育のカエルレウスが泳いでいるのですが、 バックヤードに人影を見つけると、こんな風に集まってきてます。
エサ・・・だよね。 ゴメン、ちょっと水温を見に来ただけなんだ・・・・。 そして、その向かい側にはタンガニカ湖の二階建て水槽があります。 バックヤードから見ると、こうなっています。
なんと、水槽台は木材を使い、展示に合わせて作ったもの。 もちろん、スタッフの手作りです。 そしておまちかね、電気係りの仕事がこちら。
いや~、美しいですね。 こんなにスッキリとしたバックヤードは、なかなか見られませんよ。 この素晴らしさ、伝わりますか? さてさて、それから最後にもう一つ、ご紹介したいものがあります。 口内保育の記念写真、いかがでしたか? この企画、スタッフのメモ書きを元に、製作したものなんですよ。 ちょっとスダちゃん、「スダノート」貸してね。
↓ まだまだ、ご紹介したいバックヤードは、たくさんあるのですが 今回はここまで。 次は、笑顔なヒゲのクニザキさん。よろしくお願いします!