さて、サイエンスカフェの翌日は、アートdeサンショウウオ第2弾「クレイアニメ講座」が開催されました。 一緒に実施運営にあたるK-ITシティコンソーシアムのみなさんと、何度も打ち合わせを行いましたが、 うまくいくか緊張であります・・・。 クレイアニメでサンショウウオの生活史を再現することで、 サンショウウオへの理解を深め、学びにつながればこれ幸い、というこの企画。 結果として、「大成功」! 実にいいワークショップでしたよ。 最初に、当館スタッフによるサンショウウオの生活史の解説、 そしてK-ITの方による製作手順の解説が行われました。 このあたり、参加者のみなさんも緊張が感じられ、静かなスタートでしたが、 粘土が配られると、会場は一気に盛り上がりました。 やっぱりね、粘土コネコネは楽しいですよ。 私も泥団子作りに心血を注いでいた幼稚園~小学校時代を思い出しました。 どうやって作るか相談中。 知らない子同士でも、一緒に粘土をこねるとすぐに仲良しに。 やんややんや言いながら製作に取り掛かります。 ちなみにこの粘土。プロも使う粘土だそうで、色がとても鮮やかで美しい! 作り始めるとみんなすさまじい集中力。その間も我々スタッフに、 「前あしができ始めた時に指はどうなっているのか?」とか、質問がバンバンきます。 いいですね、そういう「コダワリ」って、とても大事だと思います。 これは、幼生ですね!エラが細部まで再現されていて、すんばらしい! さて、それぞれサンショウウオが作れたら、実際に少しづつ動かして撮影です。 この幼生は、前あしが生えてくるところを再現するんでしょう。 PC操作もお手の物。 「CLAYTOWN」というソフトを使って編集しているのですが、これオモシロイです。 撮影した画像が残像として残るので、見比べながら動きをつけれるんですね。 個人的に買って、家でやってみたくなります。 (同僚に、あなたは3日で飽きるといわれてしまい、言い返せないのがとてもくやしい・・・) できあがったアニメーションをみんなで観賞! めっちゃ笑顔、おそらく素晴らしいアニメが出来上がっていることでしょう。 このワークショップでみんなが作った映像は、後日、サンショウウオ展ブースなどで放映予定! お楽しみに!