おもしろ飼育コラム

冬限定メニュー
  • アクア・トトの生き物

冬限定メニュー

こんにちは。 やっぱり12月は寒いですね。   バックヤードのカエルたち、落ち葉にもぐってみんな寝てますよ。 ちょっと落ち葉をかき分けると…? トノサマガエルが冷たーくなって、じっとしています。   ほかに、モリアオガエルやナガレヒキガエル、 カジカガエルもこんな感じですごしています。   いつも火曜日と金曜日がカエルにエサを与える日なんですが、 みんなこんな感じなので、もちろんエサは食べません。     となると…、ふだん通りにコオロギを養殖していると、 ご覧の通り!!!     コオロギが大量に余っています。 カエルが活発な季節は、どんなに頑張ってコオロギを育てても、 いつも足りなくてヒーヒー言ってるのに…。   「コオロギせっかく殖やしてるんだから、だれか食べておくれよ~! あ、そうだ、コサギにあげよう。毎年あげてるんだった。忘れてた。」  ということで…   逃げないように、コオロギのあしを切って、容器に入れておくと、 3羽のコサギがかわるがわるやってきて、うれしそうに?食べてくれました。 育てたコオロギが無駄にならずにすんで、私もうれしいっす。 今日は以上です。   たわいもない内容で恐縮です。 それではまた。   ツイート       
モグラ、展示します。
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モグラ、展示します。

こんにちは、 お久しぶりーの………風間です!!!   今日は、ビックニュースがあります。 タイトルにもありますが、11月のマンスリー水槽にて、 「モグラ」を展示します!!!     アクア・トトぎふには、マンスリー水槽と言って、 月ごとに変わる4つの水槽があり、 それぞれの月にちなんだ生き物を展示しています。   担当者が月ごとに一人決まっており、 カタツムリを展示してみたり、 淡水の水族館なのに海水魚を展示してみたりと、 担当者の個性あふれる展示を行っています。     そして、11月の担当はこのワタクシです。 というわけで、モグラを展示しようと!!! 水族館なのにモグラ? SO、モグラです。 コウベモグラです。     誰もがその名を知っている地下生活者。 童話の中に登場したり、 工事現場の看板に登場したり… でも実際、見たことありますか? 生きてる姿、見た事ありますか? どんな大きさか知っていますか? その手がどんなか、目がどんなか、 何を食べているのか、知っていますか?   名前だけは有名で、 実際の姿を見たことのある人は非常に少ないモグラ。 11月は、そんなモグラの仲間で、 岐阜周辺の田畑にも普通に生息する コウベモグラを展示します。   ちなみに、マンスリー水槽なので、1カ月限定です。 ちなみに、コウベモグラは 中部地区ではココでしか見られません。 いつ見るの? ・・・・・っ!!!!!   解説板に書ききれないモグラに関する情報は、 このブログにて随時更新していく「予定」です。 それでは、11月を楽しみに、お待ちください。 ちなみに、水槽は全部で4本なので、 もちろん残りの3本も、何かしら展示します。   ※モグラの捕獲・飼育には許可が必要です。 ※生き物の体調などにより、展示を中止することもございます。あらかじめご了承ください。       ツイート     
2種類の毒
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2種類の毒

こんにちは。 先日、本巣市根尾あたりで車を運転していたら、 車と並行してニョロニョロっと進んでるやつが。 降りて確かめると、ヤマカガシでした。           (※ 頭部は写真右側です)             (※ 頭部は写真手前です)    どちらの写真もいまいちでスミマセン m(_ _;)m 頸部(首)が黄色くて、 体には赤と黒の斑紋があるのが特徴です。 このヤマカガシは毒のあるヘビです。 そして、わりと身近でよく出会うヘビです。 だから、特徴を覚えておいたほうがよろしいかと。   毒について少し説明しますと、 ヤマカガシの毒腺は、頸部(首)と、 上あごの奥の2か所にあり、 それぞれの毒腺から、ちがう種類の毒が出されます。 ということは、なんと2種類の毒をもっているってわけです。   頸部の方はブフォトキシンという毒で、 もともとはヒキガエルが持っている毒です。 ヤマカガシは、ヒキガエルを好んで食べるらしいのですが、 食べる際、ヒキガエルが身を守るために出した毒を、 自分の毒腺にためておきます。 そして、いざという時に使うのです。 なのでヒキガエルの分布状況によって、 ヤマカガシの持つ毒の濃度や、 化学組成に違いがあることが分かっています。   いや~、ものすごい特殊機能ですよね。 実に効率的で頭が下がります。   もうひとつ、上あごにあるほうの毒は、猛毒です。 「噛まれた直後は大したことはないが、 じわじわと血小板を破壊するので、血が固まらず、 やがてあらゆるところから出血する。」 と本には書いてありました。 ただし、よっぽど深く、長時間噛まれない限り、 毒は注入されず大丈夫なんだそうです。 それに、ヤマカガシはこちらから手を出さない限り、 噛んで来ることはほとんどありません。 ヤマカガシの研究してる方たちも、 ガンガン手で捕まえて調査してるようですし…。 (でも、やっぱり素人が真似しないほうがいいですね。やめときましょ。)    さて、今回出会ったヤマカガシも、特に攻撃するようなことはなく、 首をグーンと持ち上げて、壁をよじ登り、 森の中へ帰って行きました。 もう秋だし、来年の春まで見おさめかな。   では、わたくしも、このへんで…。 さよならー。      ツイート   
地震、雷、火事、おやじ
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地震、雷、火事、おやじ

温帯低気圧と秋雨前線による豪雨が過ぎ去った翌日、 水族館の窓から外を眺めると・・・ 行き合いの空が見られました。   『行き合いの空』って???という反応でしょうか??? この言葉は、二つの季節が表現されている空を意味しており、 先日は、低い空に夏の代表格「積雲」と 高い空に秋の代表格「巻雲」が同時に見られました。 地上だけでなく、 上空でも夏から秋への衣替えが進んでいるようですね。 (写真はないんです、ごめんなさい)   さて、季節が進むということは暦も進んでおり、  マンスリー水槽も変わりました。 9月のテーマ 【9月1日は防災の日 ~恐い災害に備えよう~】 とうことで、 昔から恐いものの代表として挙げられる 「地震、雷、火事、おやじ」 の言葉にちなんだ生物を展示しています。   その中でお客様の人気を2分しているのが、 「地震」と「おやじ」のようです。   「地中の巨大ナマズが怒れば地面が揺れる」という 日本人におなじみの言い伝えから「地震」はナマズ。   水槽には隠れ家として土管を入れており、 ちょうどお客様の方に顔を出しているので、 お客様から「かわいい」という声が聞こえてきます。 こんな感じ。   そして、もうひとつの人気生物が「おやじ」ならぬ「オジサン」です。 お客様からは「うそ~」という声が聞こえてきますが、 本当にオジサンという種名の魚です。   写真も載せようと思いましたが、 是非アクア・トトぎふへ見に来てください。 オジサンという名前も見たら納得するのではないでしょうか。 (生物の体調などにより、展示内容が変更になることもございますので、あらかじめご了承ください。)   ツイート
コサギ抱卵中につき
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コサギ抱卵中につき

夏休みも終わり、少し涼しくなってきましたが、 雨が続き蒸し暑い今日この頃。 そんな中、コサギが卵を温め続け、頑張っています。   今年、春頃からコサギが せっせと巣作りしている姿が毎日見られました。 まだ、若い個体で未熟なせいか(経験が浅いのか)、 小枝を運んでは水槽に落とし、また運ぶという行動が見られ、 いつになったら出来上がるのかなぁと思いながら、 暖かい目で見守っていました。 (内心下手くそやなぁと、思っていましたが・・・)   その後、 お盆過ぎの8月20日に展示槽内の植栽を剪定している時に、 ふと、巣の中を覗くと、卵が2個ありました。 ついに、産卵したんだなぁ、と思ったと同時に、 びっくりさせちゃったかなぁと反省。   抱卵しなくなっちゃうかなぁと心配していましたが、 その後も献身的に抱卵しています。 繁殖期は春から初夏ということもあり、 今年は諦めかけていた矢先、卵を発見したときは、 とてもうれしく思いました。   ちゃんとした受精卵であれば、 約23日後には、ふ化するはずです。   今から、楽しみです。 当館にお越しの際には、暖かく見守ってあげてください。 もう少ししたら、ヒナの餌を準備しよっと。        ツイート
涼しさを求めて…
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涼しさを求めて…

皆様こんにちは。 動物班の尾崎です。 毎月内容が変わるマンスリー水槽の8月を担当する事となりました。   今月は見ているだけで涼しくなるような青系色の魚を展示しています。 タイトルは「Cool Summer ~青系色の魚たち~」です。   開館中も時々マンスリー水槽裏で作業していることがあります。 するとお客様のリアルな感想が聞こえてくるので、ドキドキしながら作業しています。   今回一番人気なのは「デバスズメダイ」。   みなさん「きれいだね~」と言ってくれます。 ですがこの水槽が一番汚れるのが早く、メンテナンスに苦労する水槽でもあります。   そしてなぜか子ども(特に女の子)に人気なのが、アクリルアイス…。   見た目が涼しいかな~と思って入れたのですが、 「水槽の中に宝石が落ちてるよ!!」と以外に好評。 宝石もいいけどお魚も見てね~。   デバスズメダイの他にも ブルーグラス・グッピーや、ブルーダイヤモンド・ディスカス、ベタを展示しています。 (生物の体調などにより、展示内容が変更になることもございますので、あらかじめご了承ください。)   暑さ厳しい毎日ですが、ぜひ見に来て下さいね。     ツイート      
おばあちゃんになった気分
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おばあちゃんになった気分

こんにちは。2011年のブログで、3度にわたりツチガエルの繁殖をお伝えしました。 1回目2回目3回目それから2年たったこの夏、新たな展開になりましたのでご報告します。なんと、孫が産まれました!!オスはカエルになってから1~2年、メスは2~3年で性成熟するといわれていますので、「来年の春に繁殖させられるかな?!」と思い、2011年生まれの5匹のカエルたちを、先日、繁殖させるための水槽に移したのですが…。あっけなくもう産んじゃいました。親の体がまだ小さめなのでたまごの数は少なかったのですが、受精率は悪くなく、たくさんのオタマジャクシが泳いでいます。ノーマークだったので気付いた時には、ふ化寸前まで成長していてたまごの写真撮れてません。今はこのぐらいです↓(ぼやっとした写真でごめんなさい)   全長5mmぐらいです。 おととし生まれた5匹のオタマジャクシが、1匹も死なずにカエルになり、 それが成長し、繁殖するって、だいぶうれしいです。  うまく飼育ができず、悩むことも多々ありますが、これを励みにまたがんばります。    ツイート      
新しい魚が仲間入り 
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  • 新しい展示

新しい魚が仲間入り 

  2階 アフリカ・コンゴ川下流の魚コーナーに新しい魚を展示しました。   上の写真の魚はシノドンティス・アルバーティー。       こちらはシノドンティス・フラビタエニアータです。   アフリカ大陸に分布するナマズの仲間シノドンティス属は 100種以上いると考えられている広大なグループです。   既に何種類かは展示されてきましたが、今回、新たに2種追加しました。   ひときわ大きな眼と長いヒゲを持つSy.アルバーティー。 体全体に美しい縞模様がはいるSy.フラビタエニアータ。   いずれも10㎝ほどの幼魚で、バックヤードの水槽では所狭しと泳ぎまわり 餌をさがす姿がとても印象的でした。   展示水槽ではどのような姿をみせてくれるのでしょうか?   既に展示されているシノドンティス・デコラや、他の種類の魚たちとうまく混泳し 自分の居場所を確保することができるでしょうか?   しばらくは隠れて出てこないかもしれませんね・・・   今後の成長が楽しみです!     ツイート
ウナギの隠れ家
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ウナギの隠れ家

こんにちわ。 展示飼育の堀江です。   当直で早朝館内を巡回している時のお話。 生物に異常がないか、チェックしなから水槽を覗いていると、 ウナギの水槽でふと目にとまった光景です。   この写真の中に、ウナギがいます。どこにいるのか分かりますか?       答えはここ。     全身を砂利の中に潜らせ、鼻だけ出しています。 夜行性のウナギは、日中は岩の隙間や砂の中に潜って隠れて生活しています。 水族館でも、シェルターの中に入っている様子が見ることが出来ますが、 実に見事に隠れるものですね。   自然界でも、こんな感じで鼻だけ出して隠れているのでしょう。 日が暮れると、昼間以上にウナギが活発に活動していて、 一体どこにこれだけの数がいたのだろう?と思っていましたが、 これが答えだったのですね。   まぁ、中には隠れることもなく動じないウナギもいるみたいですが。       皆さんも、水槽をくまなく探すと、新しい発見があるかもしれませんよ。        ツイート
クワ食わねぇかぁ
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クワ食わねぇかぁ

当館のアルダブラゾウガメには、牧草(イネ科・マメ科)や小松菜を与えています。 たまにリンゴやクズ葉(葛)などを与えることもあります。 この献立に最近新メニューがくわわりました。 何がくわわったかと言うとくわがくわわったんです。   クワ(桑)が。   クワは栄養面も優れているとのことですし、嗜好性も高そうです。 ずいぶん前から餌として利用するために植えていて、 最近ようやく葉を収穫できるまでに成長しました。 立派に育ちました!場所は水族館搬入口横のちょっとした花壇です。 クワはカルガモがいる水槽にも植えていますが、 展示水槽の植栽をブチブチちぎるわけにもいきません。   また、河川敷にもたくさん生えていますが、ひっこ抜いて持ってくるわけにもいきませんので、 駐車場に生えていた若木を植えかえました。   本当はもっと早く収穫できるはずだったんです。 しかし、雑草と間違えて根元から刈られてしまうという、忌まわしいハプニングなどもあって、 収穫まで大変時間がかかってしまいました。   では早速与えてみましょう! <夕方の風景> おっ、もう完全に寝モードですね。 こうなると獣舎につれてかえるのも一苦労です。 いよいよクワの真価が問われるときがやってきました。 見向きもされなかったらどうしよう…。 心配無用でした。嗜好性抜群。 まぁ、まだ収穫できる量はおやつ程度ですが、 餌料が多様になることは喜ばしいですね。新鮮だし。   ちなみに、クワを植えてる場所の反対側はカスミサンショウウオの屋外池です。 ドクダミ畑…。もう、刈っても刈っても生えてきます…。 だれか食べへんかな…。          ツイート
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本日の開館時間

9:30-17:00

最終入館 16:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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