おもしろ飼育コラム

重いよ
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重いよ

人間の健康診断にも必ずある項目、体重測定。水族館でも生き物の体重を量って健康管理をしています(魚類は量れないものも多いけどね)。アルダブラゾウガメも、定期的に体重を量っています。もちろん自分で体重計にのってくれたりはしないので、よっこらしょっとカメを持ち上げ、はかりにそっとのせます。コマチさん、何キロ?今はまだ、人の手ではかりにのせられるけど、もっと大きくなって100kgを超えたらどうしようかな。ふたりがかりで持ち上げても、ぎっくり腰になりそうだしなあ…。

ここは温泉か!!?
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ここは温泉か!!?

3階のカルガモやコサギがいる水槽は、外に面した屋外水槽です。寒い日にはぽかぽか湯気が出ています。ここは温泉??と思うかもしれませんが、そんなに暖かくはありません。水温を計るとだいだい22℃くらいです。外が寒すぎるのです。しかし、見ていると暖かい気分になってしまいます。

メッセージ
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メッセージ

水族館2階探検小屋スペースの机の上に、誰でも自由に書き込めるメモ帳が置いてあります。そこには、色々な思い出をつづったとても素敵な文章や絵などが書き込まれており見る人を和ませてくれます。そんな文字や絵を見ていると私たち飼育係も疲れを忘れることが出来ます。そんな一文をご紹介・・・「1/11 パスポートで月に3回くらい来たがる息子と娘。ささやかな休息を魚とカエルからもらっています。落ち着きますね、子供をおこらないでゆったりと過ごしたいと思う母です…」「1/12 あと少しの岐阜の思い出ができたね」「1/17娘の1歳の誕生日に初めて来ました。上の娘の3歳の子はとても興味深く見ていました。カワウソが可愛かったです。カミナリをとてもこわがっていました」などなど。みなさんの良き思い出作りに、ご協力出来たことをとてもうれしく思います!

カスミサンショウウオが産卵したよ
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カスミサンショウウオが産卵したよ

こんな寒い季節に、人知れず繁殖活動に精を出しているものがいます。それは4階にいるカスミサンショウウオ。1月11日と13日の朝の点検時、水槽内で卵を見つけました。卵は卵のうというバナナの形をした寒天質状のものに保護されています。中に入っている卵を観察していると、はじめはただの黒い丸だったのが、線が入り、長細くのびて、今では頭になるのかなぁ?と思う部分も確認できます。現在はバックヤードにて大切に大切に育てています。無事成長するといいなぁ。

潜る姿
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潜る姿

水族館では大きな水槽を掃除するときなどに空気の入ったタンクを背負って潜ります。夏は結構気持ち良いのですが、冬の潜水は厳しいものがあります。特に水温の低い水槽では寒さに耐えなければなりません。そしてこの冬、寒波に見舞われ大雪の日が続いている中、飼育係は日々潜り続けています。雨の日も風の日も、そして雪の日も・・・。毎日が凍える思いです。あぁ、早く春が来ないかなぁ。春は花粉症持ちにはきついですけど・・・。

脇役?主役?
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脇役?主役?

先日、ある水槽の掃除役に任命された魚がいます。その水槽の主役は岐阜県の希少淡水魚「ハリヨ」です。この水槽は一生懸命掃除しても、コケがみるみる生えてきてしまうのです。そこで飼育係のI君は、コケを食べる魚に手伝ってもらおうと考えました。彼がいろいろ悩んだ結果、見事オーディションに合格したのはタナゴの仲間のアブラボテです!!I君だけでなく飼育係みんなの期待を背負って、アブラボテたちは今日も掃除に励んでいます。でも、頑張りすぎて主役の座をとっちゃダメですよ?

休館日は何してるの?
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休館日は何してるの?

アクア・トトぎふには時々休館日があります。次は1月10日(火)、2月13日(月)ですが、詳しくはホームページの中のトトニュースでご確認下さい。また、大雪などで臨時休館することもありますので、そんな時は直接お問い合わせ下さい。さて、閉められた水族館の中ではなにが行われているのでしょうか?閉館日だからといっても、飼育スタッフはお休みではありません。逆に、普段お客さんがいるとできない仕事を一気に片付けてしまうため、全員出勤で朝から晩まで大忙しなのです。水槽の大掃除、展示生物の入れ替え、電気の配線や水の配管のやりなおし…。こないだのお休みには、水草水槽を新しいものに入れ替えました。大きなトラックでやってきた8mの水槽を、スタッフ総出でかついで館内に運び入れます。この水槽の重いことと言ったら!翌日の筋肉痛が懸念されます。そして土をいれ、水をはり、水草を植え、魚を入れ…。いやいや、大変でした。ほんとに。みなさん、休館日の後は水族館に来てみてください。細かくリニューアルされてる部分がありますよ。トトマニアなあなたなら、きっとその変化に気づくはず!

水族館のアユはなぜ死なない!?
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水族館のアユはなぜ死なない!?

冬、川でアユを見ることはめったにありません。それは、秋の産卵後、全てが死んでしまい、川で生まれた稚魚たちも海に下っていて、春までを海で育つからです。しかし、水族館ではアユを一年中見ることができます。なぜでしょう?水族館のアユの水槽では、水温を年中一定にし、夜中も照明をつけっぱなしにしています。こうすることにより、アユは夏が終わり、秋が来たことがわからず、産卵しないのです。実は水槽のアユの一部は3年目に入ろうとしています。しかし、体はもう限界のようで、疲れているのがひと目でわかります。

歯
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こちらは2階「コンゴ川河口の魚」の水槽にいるテトラオドン・ムブです。かなり人に慣れ、人影を追って水槽内を行ったり来たり。もちろん手から餌を食べてくれます。でもよく観ると鋭い歯。自然界ではこのような歯で、貝を砕いて食べているようです。指でも噛まれようものなら、さぞかし痛いことでしょう。餌を与えるときには、指まで噛み砕かれないよう気をつけます。

インドホシガメの展示
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インドホシガメの展示

アルダブラゾウガメに続いて、新たにリクガメの仲間のインドホシガメを1階入場ゲートを過ぎてすぐ左側に展示しました。ぽこぽこともりあがった甲に星のような黄色いラインが入っていてとてもきれいです。そしてその中にすっぽりと手、肢を納め、ちょっと恥ずかしそうに周りを見ています。うむ、かわいいぞ。ペットとして人気があるのも、なるほど頷ける。でもね…このかわいさのせいで、たくさんの人が飼いたがり、生息地では捕られすぎて数が減っています。日本へも毎年多くのリクガメたちが密輸入されていて、ポケットに入れられたり、鞄の底に隠されたりして…そんなふうにして連れてこられるので途中で命を落とす個体もたくさんいます。こんな現状が少しでも改善されればいいのになぁという思いをこめて水槽を設置しました。みなさん、ぜひ見に来てくださいね。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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