おもしろ飼育コラム

ちゃっかりツバメ
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ちゃっかりツバメ

水族館の裏口には小さな田んぼがあります。アクアマイスターになろう!という、各務原市との共同プログラムに来てくれている子供たちが稲を育てている田んぼビオトープです。先の春、この田んぼをしょっちゅう訪れているツバメがいました。数分置きにやってきては、泥を取って行って巣作りに使っている様子。どこに巣があるのかなー、飛び立ってもすぐ戻ってくるからきっと近いんだろうな、と思っていたら、ありました。田んぼのすぐ隣に建っている、ゴミ庫の中に。田んぼと巣は、距離にして4mほど。まさに目と鼻の先です。ツバメにしてみたら、いいとこに田んぼがあった、と思っていたでしょうね。ツバメたちは順調に子育てをすすめ、先日ひなが巣立っていきました。ああ、でもこういう姿を見られるのって、まさにビオトープですよね。来年も来るかな。

今年こそは・・・
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今年こそは・・・

8月1日に昨年同様、コサギが産卵しました。現在、親鳥が大事に卵を温めています。去年は未受精卵だったようで、せっかく親鳥が温めていた卵はヒナに孵ることなく、残念な結果となりましたが、今年こそは無事ふ化してくれるよう祈ります。普通であれば、3週間ほどでふ化するといわれているので、受精卵であれば、お盆を過ぎた辺りから孵化したヒナが見られるかも知れませんね。孵化するのが楽しみです。今年こそは卵からヒナが孵りますよーに。

アクロバット
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アクロバット

6月マンスリー水そうをのぞいたら、天井からなにやら緑のものがぶらさがっていました。のぞきこむと、それは展示生物のモリアオガエル。まるで忍者かスパイダーマンのようなかっこうで、遠くを眺めていました。何が見える?

赤ら顔のエビ
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赤ら顔のエビ

みなさま、明けましておめでとうございます!もう「おとそ」は飲みましたか?この写真のエビ、お正月だからといって酔っ払って赤ら顔になっているわけではありません。エビの消化器官(胃など)は眼の後ろに収まっており、またスジエビなどは体が透明なために、エサとして赤虫をあげるとこのように頭胸部が赤くなって見えるのです。今年もアクア・トトぎふをどうぞよろしくお願い致します。スタッフ一同、心よりみなさまのお越しをお待ちしております。

まぶた
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まぶた

最近気付いた当たり前のこと。それは、カエルやサンショウウオには、まぶたがあるけど、同じ両生類でもオオサンショウウオにはまぶたがないということ。オオサンショウウオの目はとても小さくて見つけにくいので、「目はココですよ」という内容のPOPやクイズを今まで何度も作ってきました。一方、カエルや、サンショウウオは目をつむり眼球で押し込んでエサを飲み込むので、まぶたを閉じている姿はいつも見ていたはずです。それなのに今まで気がつかなかったなんて…。ところで、ずっと水の中で生活し、陸に上がることのないカエル、たとえばピパのなかまには、まぶたはありません。オオサンショウウオもほとんど水から出ずに生活します。ということは、目を乾燥から守るのが、まぶたの主な役割といえるのかな。

献立編
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献立編

さーて、今日のメニューは?「ワカサギ」と「オキアミ」の2種類。あ、もちろん僕のお昼ごはんではありません。これはコサギのごはんです。朝と夕方2回あげています。これを持っていくと、普段は警戒心の強いコサギたちがバサバサッと飛んできて、おいしそうに食べ始めます。「ワカサギ」は長いくちばしを器用に使い、食べやすい向きにしてから飲み込むんですよ。そして水面下では、おこぼれを狙って鯉たちが集まっていることがあります。

プチデビューから1ヶ月
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プチデビューから1ヶ月

たくさんの新聞社やTV局に取り上げてもらったミントのデビューから早くも2ヶ月が経とうとしています。見に来てくださった方いかがでしたか?うまくできなかった日、がんばった日、その日によってミントのでき具合が違うので、いつもドキドキしながらステージに立っています。これまでの平均点は10点満点中6.4点です。微妙です。練習ではいつも絶好調なのですが…。なかなかこちらが思うようにはいかないものですね。でも、あせらず、ミントのペースに合わせてじっくりゆっくりミントに自信をつけさせてあげたいものです。写真は、とある日のミントのワンショットです。気に入ったおもちゃはないかなぁと道具入れをのぞいているようです。

期待の新人
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期待の新人

館内を歩いていたら、前を歩いている二人連れの女性の会話が聞こえてきました。「見てこの写真、かわいくない?」といって、もう一人にデジカメを見せていました。盗み見するつもりではなかったのですが、私からもしっかり見えました。その写真に写っていたのは、つい3日ほど前に、展示槽に移したばかりの白いニホンアマガエルでした。6月に採集して、夏の企画展でしばらくの間展示していましたが、その後はバックヤードで管理していました。バックヤードにいても誰にも見てもらえないし…。と思い、他のアマガエルやシュレーゲルアオガエルのいる展示水槽へと移したのでした。お客様の会話を聞き、「あいつ、がんばってるなぁ」とうれしい気持ちになりました。

ほっぺふっくら
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ほっぺふっくら

「やわらかーい きよめもちみたーい」って、CMが昔ありました。それとはあまり関係ありませんが、トビハゼのほっぺを紹介しておきましょう。11月12日は「いいひふ」と読み、皮膚の日なんです。それにちなんで、11月のマンスリー水槽では、皮膚に特徴のある魚を紹介しています。トビハゼは皮膚呼吸する魚として紹介していますが、他にもほっぺ(正確にはえらぶた)に水をためて、ためた水を使って空気中でも呼吸することができます。写真のトビハゼを見てみるとなんとなくほっぺが膨らんでいる気がしませんか?一回にためたほっぺの水で、何呼吸することができるのか?たまに数えていますが、時によってばらばらです。みなさんも挑戦してみませんか?

名キャッチャー?
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名キャッチャー?

2階にいるアフリカンロックシュリンプ。青いボディーが美しいだけでなく面白い行動を見せてくれます。このエビの1番目と2番目のあしには細かい毛がたくさんあり、流れてくるプランクトンをこしとって食べる生態食性を持っています。餌を待ち構えている様子はまるで野球のキャッチャーのようです。今日も獲物をしっかりキャッチ?是非じっくり観察してみてください。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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