おもしろ飼育コラム

隙間
  • アクア・トトの生き物

隙間

マリンとアシカステージの客席を散歩していると、時々こんな光景がみられます。広い通路を通らずに、わざわざ狭い手すりの下をくぐるマリン。つまずかないように前脚を片方ずつ通していきます。ショー中にも時折見られますよ。何でだろう、楽しいのかな?でも、そんなことしてると置いて行っちゃうぞ~。

マリンのオススメはレモンティー
  • アシカショー

マリンのオススメはレモンティー

アシカステージに自販機が設置されました。これから暑~くなりますからね、皆さん熱中症にならないようにしてください。さて、何があるのかマリンと覗いてきました。コーヒーやお茶など並んでいるものはごくごく普通のようですが・・・。実は、この自販機の飲み物は缶ではなく紙の容器なんです!私は初めて見ました。レモンティー、美味しかったですよ。アシカショーが始まるまで、ジュースを飲みながらお待ちください♪

ミニサイズ!ナガレヒキガエルのこども
  • 日本の両生類

ミニサイズ!ナガレヒキガエルのこども

先日お伝えしましたナガレヒキガエルのオタマジャクシですが、ご覧の通りカエルになりました。体長は5ミリほどの小さな小さなカエルです。ナガレヒキガエルのあしには吸盤がなく、水槽の壁にうまくはりつくことができません。写真のように、ほかの個体をふみ台にしてピラミッドのように壁にくっついています。上陸したてのこの時期は。今まで水中で生活していたのが、陸上での生活に変わり、今までとは違ったエサを食べ、違った場所で生活します。カエルのくせに溺死することも少なくありません。一番不安定なこの時期をうまくのりこえられるといいんですけど・・・。ちなみに全部で3500匹以上もいます。ちょっと多すぎ。

すごいぞ!ナガレヒキガエル
  • 日本の両生類

すごいぞ!ナガレヒキガエル

水族館の入口ちかくにナガレヒキガエルのオタマジャクシを展示しています。「な~んだ、オタマジャクシか・・・」と思ったアナタ!ナガレヒキガエルのオタマジャクシはタダものではありません!そこらへんの田んぼでぷかーっと暮らしているオタマジャクシたちとはわけが違います。ナガレヒキガエルの名前のナガレとは、オタマジャクシが流れのあるところで生活することから付けられています。そうなんです!川の渓流で水の流れと日々闘いながら暮らしている勇敢なオタマジャクシなんです。そんな場所で生きていくために口が吸盤状になっていて流れないように岩にくっつくことができます。そしてその口で岩などについたコケを食べます。右の写真は、コケ付きの石によってたかってむらがって、みんなで食事をしているところです。ちょっとグロイ?もう今ではほとんどが無事に成長しカエルになりました。続編をお楽しみに!!

かしこい!アカハライモリの知恵
  • 日本の両生類

かしこい!アカハライモリの知恵

3階の水田や用水路の生き物を展示している水槽で、アカハライモリが繁殖期を迎えています。毎日ひとつかふたつ水草に大事そうにくるまれた卵を見つけることができます。不思議に思うのは、どの卵も水草の上の方に産み付けられているということです。アカハライモリが卵を産めるようにクロモという水草を植えてあるんですが、その先端近くの新芽の部分にいつも卵はくっついています。水草が成長し、下の方から枯れていっても大丈夫なようにちゃんとアカハライモリは計算しているんですね。なんで分かるのかなーと不思議に思いながらも感心しています。

水槽に蔓延る黒い悪魔
  • アクア・トトの生き物

水槽に蔓延る黒い悪魔

「あ!タニシだ!」という声が館内から聞こえてくる事があります。(当館3Fには本物のタニシがいます)そのタニシらしき貝をよく見てみると・・・たいていはヨーロッパ原産の「サカマキガイ」です。日本には観賞魚や水草に混ざってやって来ました。特筆すべきはその強靭な生命力。氷点下から40℃近い水温にも耐えます。また下水が流れ込むような汚れた場所でも平気です。多少の塩分でもビクともしません。さらに繁殖力も半端ではなく、ある一定の温度で1年中繁殖しその数は膨大なものに…大きな水槽に侵入すると大変な脅威になります。水槽のアクリル面を掃除しているとこの貝がスポンジの間に入っていて、アクリル面を傷つけることも…本当にやっ貝(やっかい)です。

痛そうな水槽
  • アクア・トトの生き物

痛そうな水槽

3月20日から始まった企画展「知っ得! 有毒情報!!」では、毒をもつ生き物ばかりを集めて展示しています。その中で、1番大きな水槽にいる生き物たちは見るからに本当に痛そうです。ついつい顔をしかめたくなるようなそんな水槽に仕上がっています。そこには「刺す」をテーマに、オニヒトデ、ガンガゼ、アカエイ、ハナミノカサゴ、オニダルマオコゼが乱舞しています。どこを見てもイタッ!イタッ!アイタッ!って気分になります。こんな中には絶対入りたくないな。って思うのでした。

クラゲの食事風景
  • アクア・トトの生き物

クラゲの食事風景

特別展やマンスリーなどでクラゲの仲間を展示すると「クラゲの餌はどうやるの?」という質問を必ず聞きます。そこで今回はクラゲの給餌方法をご紹介します。ボールでクラゲをすくい、その中に動物プランクトンの仲間のブラインシュリンプ(シーモンキーと言えばご存知の方も多いかと思います。)や魚肉のミンチなどを入れて10分程待つとクラゲは触手で餌を捕え、傘の裏側中央にある口に運びます。摂餌を確認してから水槽に戻します。すくう時や戻す時にはクラゲの体内に空気が入ると、そこから穴が空いてしまうので気をつけて取り扱わないといけません。胃袋は透明なので餌でいっぱいになっている様子が展示水槽からも観察できます。1日2回水槽にボールが浮かんでいる時はクラゲのお食事中の時間なのです。

はやくちょーだいっ!
  • アクア・トトの生き物

はやくちょーだいっ!

毎日行われているカピバラの餌やり体験。この時間にもらえるのはカピバラたちの大好きな牧草です。土日祝の休みの日は、用意した牧草があっという間に無くなるほど大人気!でも平日はお客さんも少ないので、時々もらえない時間があったり・・・。そんな時、食いしん坊のしずちゃんは待ちきれないのか身を乗り出してきます。 「そこに牧草、あるんでしょっ!」 皆さん、こんなしずちゃんに愛の手を…。

お花見マリン
  • アシカショー

お花見マリン

アシカステージの横に咲いていた桜が満開になりました。いい天気だし、ちょっとトレーニングを休憩してお花見を。マリンも見とれているみたいです。桜は散り際が美しいといいますね。満開の桜もいいけど、今度は桜吹雪も一緒に見ようか。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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