おもしろ飼育コラム

ほっぺふっくら
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ほっぺふっくら

「やわらかーい きよめもちみたーい」って、CMが昔ありました。それとはあまり関係ありませんが、トビハゼのほっぺを紹介しておきましょう。11月12日は「いいひふ」と読み、皮膚の日なんです。それにちなんで、11月のマンスリー水槽では、皮膚に特徴のある魚を紹介しています。トビハゼは皮膚呼吸する魚として紹介していますが、他にもほっぺ(正確にはえらぶた)に水をためて、ためた水を使って空気中でも呼吸することができます。写真のトビハゼを見てみるとなんとなくほっぺが膨らんでいる気がしませんか?一回にためたほっぺの水で、何呼吸することができるのか?たまに数えていますが、時によってばらばらです。みなさんも挑戦してみませんか?

コサギ卵その後
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コサギ卵その後

先月、コサギが産卵し、一生懸命親鳥はたまごを温めていたのですが、一向にふ化する様子がありませんでした。ふ化までの日数は約24日と言われています。もう一ヶ月も経つので、様子を見てみることにしました。巣にはたまごはあるものの発生している様子はなく、残念ながら今年は失敗に終わったようです。時期もずれていましたし、今回は仕方が無いかなと思います。来年こそは上手く繁殖できたらなぁと願います。

名キャッチャー?
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名キャッチャー?

2階にいるアフリカンロックシュリンプ。青いボディーが美しいだけでなく面白い行動を見せてくれます。このエビの1番目と2番目のあしには細かい毛がたくさんあり、流れてくるプランクトンをこしとって食べる生態食性を持っています。餌を待ち構えている様子はまるで野球のキャッチャーのようです。今日も獲物をしっかりキャッチ?是非じっくり観察してみてください。

ヨツメウオの不思議
  • アクア・トトの生き物

ヨツメウオの不思議

10月のマンスリー水槽は「10月10日の目の日」にちなんだ魚の紹介です。その中でも不思議なヨツメウオの紹介をしたいと思います。ヨツメウオの目は2つしかありませんが、目を横切る特殊な仕切りがあるので、4つの目があるように見えます。この仕切りを使って水中と水上同時に見ることができます。普段は愛嬌のある顔でふらふらと水面上を泳いでいますが、餌を見つけると大きな口で物凄い勢いで餌をたくさん食べます!しかも排泄の間隔が早く、排泄物も多いので掃除が大変です。ジャンプ力もあるので水槽には蓋が欠かせません。話は変わりますが仕事中に天井のパイプや金具に頭をぶつけたり、足元のデッパリでよく転ぶので、ヨツメウオのように「上と下が同時に見れたら…」と思う今日この頃です。

探検小屋のニューカマー
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探検小屋のニューカマー

水族館2F探検小屋に「トッケイヤモリ」を展示しました。一寸変わった名前の由来は「トッケイ!」と鳴くからです。そのまんまな名前です。ヤモリというと、皆さんも家でもみたことがあるかと思いますが、トッケイヤモリはニホンヤモリよりもっと大きな体をしています。なにより目を引くのが、そのサイケデリックな体の色模様!素敵過ぎます。さて、中国には、このトッケイヤモリをお酒につけた「ハーカイ酒」というものがあり、飲むと体に良いとされています。ちなみに、私も飲んだことがあります。お酒に漬かっていたトッケイヤモリには申し訳ないですが、見た目もさることながら、味もとても不味く、なぜか翌日はありえないほどの二日酔い。正直、もう二度と口にしたくありません・・・。そんなちょっぴりセンチな思い出を込めた、トッケイヤモリの展示。皆さんに届け。(観察するだけなら、二日酔いもありません。)

ミントのしっぽ
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ミントのしっぽ

アシカの“しっぽ”ってみなさんイメージできますか?「ない」と思ってらっしゃる方もいるんではないでしょうか?ありますよー、ちっちゃいながらちゃんと生えてます。写真はミントのしっぽです。このしっぽ、注目してみているとピクピクと動きます。動く方向は、上下だけ。横には動かすことはありません。じっとしているように見えてもしっぽだけ動かしているときもあります。触ってみるとぷにゅっとしていて、ちょっと得した気分になります。みなさん、アシカショーをご覧になるときはこのしっぽにも注目してみてくださいね。

ついに産卵
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ついに産卵

今年、ようやくコサギの巣作りが上手くいったことを7月にお伝えいたしました。あれから、約2ヶ月・・・。ついに卵を産みました。繁殖期からだいぶ遅れての産卵です。もう今年は産まないかなぁと思っていた矢先の出来事でしたので、卵を見たときは驚きました。あとはふ化するのかどうかですが、とりあえず抱卵(卵を暖めること)していますので、可能性は0%ではないかと。さぁ、コサギの赤ちゃんを見るのが、とても楽しみです。

コツメカワウソの悩み
  • コツメカワウソ

コツメカワウソの悩み

当館のコツメカワウソたちは、肥満にならないように、いつも食事制限されています。お腹いっぱい食べられるのは夕方のエサの時だけ。カワウソたちは、自分用のエサがなくなったのを知ると、まずはバケツから残っている誰かのエサを持って行こうとします。でも、そうはさせません。すると怒って、飼育係の腕や手、ユニホームにとびかかって噛み付いてきます。歯は鋭くて噛まれるととても痛いので、なんとか振り払います。すると次は飼育係の長靴を攻撃してきます。おかげで、カワウソ担当者の長靴は穴だらけ…。長靴越しに足から血が出たこともあります。なので仕方なく安全靴を履いてエサやりをします。ふだんは横着なところがかわいらしいのですが、この時だけはさすがにトホホです。

デメモロコの繁殖
  • 日本の淡水魚

デメモロコの繁殖

デメモロコは、水槽飼育下で自然繁殖させることが難しい種類の1つです。そこで、人工繁殖を試みることにしました。夕方に排卵促進ホルモンを投与したところ、翌朝に産卵を確認することが出来ました。しかし、確認できた卵の数が少なく思え少々がっかりしていましたが、孵化が始まると次々と仔魚が泳ぎだし、一ヶ月後の今では、1cmほどになった数百尾の稚魚たちが元気良く泳ぎ、順調に育っています。次は自然繁殖させられるように飼育環境を改善していきたいと思います。

トノサマガエル
  • 日本の両生類

トノサマガエル

企画展「カエルのうたがきこえてくるよ」、ご覧になりましたか?岐阜県のカエルと世界の特徴あるカエルを、15種展示しています。そのなかで、みなさんが1番興味を持って水槽をのぞいてくれているのは、なぜか、トノサマガエルです。「あ、トノサマガエルだー」、「これ、こないだうちの前にいたねー」などなどトノサマガエルとは何かしら縁があるようです。普段見られないカエルがすぐそばに展示されていても、なぜかトノサマガエル。そんなトノサマガエル、時々ひとりでシーソーしています。水に浮いた木の皮がレイアウトとして入れてあるのですが、それに乗ってぎっこんばったんしています。カエル自身は、沈まないように懸命にバランスをとっているのですが、はたから見てると遊んでるみたい。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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