おもしろ飼育コラム

コツメカワウソの悩み
  • コツメカワウソ

コツメカワウソの悩み

当館のコツメカワウソたちは、肥満にならないように、いつも食事制限されています。お腹いっぱい食べられるのは夕方のエサの時だけ。カワウソたちは、自分用のエサがなくなったのを知ると、まずはバケツから残っている誰かのエサを持って行こうとします。でも、そうはさせません。すると怒って、飼育係の腕や手、ユニホームにとびかかって噛み付いてきます。歯は鋭くて噛まれるととても痛いので、なんとか振り払います。すると次は飼育係の長靴を攻撃してきます。おかげで、カワウソ担当者の長靴は穴だらけ…。長靴越しに足から血が出たこともあります。なので仕方なく安全靴を履いてエサやりをします。ふだんは横着なところがかわいらしいのですが、この時だけはさすがにトホホです。

デメモロコの繁殖
  • 日本の淡水魚

デメモロコの繁殖

デメモロコは、水槽飼育下で自然繁殖させることが難しい種類の1つです。そこで、人工繁殖を試みることにしました。夕方に排卵促進ホルモンを投与したところ、翌朝に産卵を確認することが出来ました。しかし、確認できた卵の数が少なく思え少々がっかりしていましたが、孵化が始まると次々と仔魚が泳ぎだし、一ヶ月後の今では、1cmほどになった数百尾の稚魚たちが元気良く泳ぎ、順調に育っています。次は自然繁殖させられるように飼育環境を改善していきたいと思います。

トノサマガエル
  • 日本の両生類

トノサマガエル

企画展「カエルのうたがきこえてくるよ」、ご覧になりましたか?岐阜県のカエルと世界の特徴あるカエルを、15種展示しています。そのなかで、みなさんが1番興味を持って水槽をのぞいてくれているのは、なぜか、トノサマガエルです。「あ、トノサマガエルだー」、「これ、こないだうちの前にいたねー」などなどトノサマガエルとは何かしら縁があるようです。普段見られないカエルがすぐそばに展示されていても、なぜかトノサマガエル。そんなトノサマガエル、時々ひとりでシーソーしています。水に浮いた木の皮がレイアウトとして入れてあるのですが、それに乗ってぎっこんばったんしています。カエル自身は、沈まないように懸命にバランスをとっているのですが、はたから見てると遊んでるみたい。

5年目の感慨
  • 未分類

5年目の感慨

石ばしる垂水の上の早蕨の萌え出づる春になりにけるかもなんて歌を詠みたくなるような風景ですが、これは4Fクロサンショウウオの水槽の中。いーい感じにコケが生えて、水が滴り落ちています。思えば5年前、オープンした頃は、ここはむき出しの擬岩(作り物の岩)で、味も素っ気もないものでした。そこに、スタッフが根気よくコケを移植し、水の量を調節し、いまやこんな立派な姿に!小さなスペースですけれど、四季折々の草花も見られますし、ひそかに癒しスポットだと思うんですがどうでしょう?

おでき?
  • 未分類

おでき?

これは1Fにいるデンキウナギの横顔ですが、のどの下をごらんください。なんか、おできみたいなぽちっとしたでっぱりがありますよね。これは何でしょう??実は、これはデンキウナギの肛門、お尻の穴です。デンキウナギの内臓は、肛門の後ろのふくらんだ部分にぎゅっとかたまっていて、残りのながーい胴体には、発電のための筋肉が並んでいるんです。とっても合理的なからだのつくりといえましょう。とはいえ人間の感覚からすれば、のどの下からうんちが出てくるのはちょっとなあ、と思ってしまうのでした。

私に勝てるかな? カ★エ★ル王
  • 日本の両生類

私に勝てるかな? カ★エ★ル王

アクア・トトの夏は楽しいイベントが盛りだくさん!特にお勧めなのがカードゲーム!エサカードや天敵カードを使い、食うか食われるかの手に汗を握る展開!環境カードや能力カードによる1発逆転もありで最後まで目が離せない!夏休み期間中はお盆を除く平日14時から開催するので、腕を磨いてライバル達に差をつけよう!最強の挑戦者を待ってるぜ!

「カエルのうたが聞こえてくるよ♪」好評展示中
  • 企画展・特別展示

「カエルのうたが聞こえてくるよ♪」好評展示中

この夏の特別展示は、岐阜県のカエルと世界のおもしろカエルを展示しています。カエルは隠れるのがとても得意。その中でもミツヅノコノハガエルは体が落ち葉に似ているので、一瞬では見分けがつかないほど。さて、ここで問題。写真の中にミツヅノコノハガエルが1匹います。どこかな?答えはアクア・トトぎふ1階特別展示スペースにて。

カエル合戦
  • 企画展・特別展示

カエル合戦

先日、岐阜県白川村の山の中に、カエルやサンショウウオの生息地の調査に出かけました。そこで、私たちを出迎えてくれたのは、黄色の婚姻色に輝くアズマヒキガエルたちでした。雨上がりということもあり、立派な体格のアズマヒキガエルがそこかしこで鳴いていて、いくつか抱接しているペアもいて、なかには産卵中のものまでいました。写真で見るよりも、はるかに鮮やかな黄色はとても新鮮なものでした。やっぱり野外での姿を観察できるのは特別な気分です。

岩?
  • 未分類

岩?

さて、これは3階の水槽の中の写真ですが、生き物が写っています。どこか分かりますか?そう、手前の大きな茶色の岩みたいなもの。これはオオサンショウウオの顔です。左を向いているところなんですが、目がどこにあるか分かりますか??オオサンショウウオの目はこーんなにちっこいですが、ちゃんと見えています。動くものによく反応して、泳いでいる魚などもバク!!!!!とひとのみです。飼育スタッフが掃除をするときは、その目でブラシをおっかけてきてかみつこうとしたりするので、ちょっとじゃまですけどね。

新アシカショー
  • アシカショー

新アシカショー

7月12日からアシカショーが新しく変わりました。この日のために、一生懸命頑張ってきたマリン。来る日も来る日もトレーニングを積み重ねてきました。もちろん、トレーナーのお兄さんやお姉さんも頑張ってきました。是非皆さん、新しいアシカショーを見に来てくださいね。もちろん、ミントも応援しています。ミントも早くデビューできるといいね。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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