当館のコツメカワウソたちは、肥満にならないように、いつも食事制限されています。お腹いっぱい食べられるのは夕方のエサの時だけ。カワウソたちは、自分用のエサがなくなったのを知ると、まずはバケツから残っている誰かのエサを持って行こうとします。でも、そうはさせません。すると怒って、飼育係の腕や手、ユニホームにとびかかって噛み付いてきます。歯は鋭くて噛まれるととても痛いので、なんとか振り払います。すると次は飼育係の長靴を攻撃してきます。おかげで、カワウソ担当者の長靴は穴だらけ…。長靴越しに足から血が出たこともあります。なので仕方なく安全靴を履いてエサやりをします。ふだんは横着なところがかわいらしいのですが、この時だけはさすがにトホホです。