おもしろ飼育コラム

新しいサツキマスがふえました
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新しいサツキマスがふえました

サツキマスとはアマゴが海に下ってサケのように大きくなったものです。水族館では、長良川でサツキマスの漁をしている漁師さんに、いいサツキマスが捕れたらわけていただけるようにお願いしてあります。そして、待望の連絡がやってきました。サツキマスが19匹も捕れたのです。早速、滝つぼの水槽に運び入れました。今年、海から長良川に戻ってきたサツキマスの体は、大きく40cm以上あるものもいます。銀色のカッコ良いサツキマスがたくさん泳いでいるのには圧巻させられます。サツキマスと他のアマゴとの見分け方は、全身が鮮やかな銀色に輝いていること。ヒレや頭の先がとがっていること。体がぶあついことです。たくさん泳いでいますから、新しく仲間入りしたサツキマスを見分けてみてください。他の水族館では、なかなか見ることができませんよ。

オトナの魅力
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オトナの魅力

写真はアズマヒキガエルの横顔です。まだしっぽが残る、本当に小さい時からこの水族館で暮らしているため、人を見てもまったく驚きません。手に乗せても平気な顔をしています。バックヤードツアーや学習プログラムの際、お客様にお見せすると、たいてい大人の方は「あーかわいい」と言ってくれます。けっこう大きいのにかわいいって。でもそれを聞いた小学生ぐらいのお子さんたちは「えーどこがぁ?気持ち悪いじゃん」って納得のいかない様子。きっとこのアズマヒキガエルの愛らしさは大人になってから分かるものなのだろう…。 *現在、展示はしておらず、バックヤードで飼育しています。

大きくなったので
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大きくなったので

昨年の春に3階のカルガモがいる水槽で展示しているモツゴが産卵してその子供たちが、ようやく5cmほどになりました。そのモツゴ250匹をカルガモの水槽にいれました。モツゴたちは、今までは小さな水槽の中で育っていましたが、今度からは広々とした大きな水槽の中で泳ぐことになります。もっともっと大きくなって、また産卵してくれることを願っています。まだ小さいのでよくわからないかもしれませんが群れて泳いでいることもあるので見つけてみてください。

タイコウチの誕生
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タイコウチの誕生

昨年の7月にタイコウチが卵を産みましたという記事を覚えていますか?実はこのタイコウチの卵、残念ながらふ化させることが出来ませんでした。しかし、この春、またタイコウチが産卵し、5月24日夕方にひょっこり幼虫がふ化しました。生まれた幼虫は6mm前後の小さい体ですが、親と同じような形をしていて数回の脱皮を繰り返して大きくなっていきます。まだまだちいさなタイコウチの赤ちゃんですが、3階の水生昆虫(タイコウチ)水槽のポケット水槽で展示しておりますので、目を凝らして見つけてください。

ワニ対策
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ワニ対策

これは、ワニ水槽の間仕切りを修理しているところです。右の人は、ワイヤー片手に一生懸命穴をふさいでいるのですが、左の人は突っ立って何をしてるのでしょうか?よく見ると写真左はし、木の後ろにワニがいます。そう、彼はワニを見張っているんです。ワニの水槽では、修理するときや掃除するとき、ワニを入れたまま作業するので、ワニが襲ってこないよう必ず二人一組で行います。盾とモップを持って、力強い守護神のように仁王立つ彼。仲間を信頼してワニに背を向け、一心に作業する彼。おお、厚き友情と信頼で結ばれた二人。その飼育係魂に乾杯! ※写真左すみの水面にニシアフリカコガタワニがいるんですが・・・

カスミサンショウウオの子どもが上陸しました
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カスミサンショウウオの子どもが上陸しました

お待たせしました、3月15日の飼育日誌「カスミサンショウウオの幼生に後ろあしが生えたよ」の続編です。約2ヶ月が経過し、すっかり暖かな気候になりましたね。さてカスミサンショウウオの幼生たちはどうなったでしょうか…。実は、もう幼生ではないんです。外についてるエラ(外鰓)が吸収されて親と同じ姿になり、陸地でエサを捕まえて食べるようになりました。野外では初夏に上陸するのが普通ですが、飼育している水温が高かったので少し早めの上陸となりました。ほら、こんなにちっちゃい。ちっちゃくてかわいい。確かにそうなんですが、これが、50匹ほどうじゃうじゃいるのです。きゃー!面倒みるのが大変だ!! *4階のカスミサンショウウオの水槽で親とともに展示しています。

ホダカとミズホ
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ホダカとミズホ

1月18日に生まれたコツメカワウソの名前が決定いたしました。人懐っこいオスがホダカ、ちょっとお行儀の悪いやんちゃなメスがミズホ。ホダカはとてもお行儀がよく、係の前で餌を待ち、ちゃんと手からもらって食べます。人懐っこい性格ですが、怒らせると少し怖いです。ミズホは餌を見るや否や隼のように奪っていきます。少しじゃじゃ馬な女の子です。順調に成長し、少し前までは麻袋の中で眠ってばかりの2頭でしたが、最近では餌のアジも食べるようになり、元気よく走りまわっています。早く水槽を泳ぎまわれると良いですね。名付け親の方、本当にありがとうございます。今後も温かく2頭の成長を見守ってあげてください。

交換したウシモツゴを展示
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交換したウシモツゴを展示

4月14日に当館で行われた「ウシモツゴを守る会」の親魚交換会で、当館が受け取ったウシモツゴを3階の展示水槽に展示しました。オス2匹とメス4匹が入れてあります。効率よく産卵するようにとの配慮から、この雌雄比率にしてあります。ウシモツゴは岐阜・愛知・三重県に生息する小型の希少淡水魚で、かつては岐阜県では広く生息していましたが、現在では数箇所にしか生息していません。「ウシモツゴを守る会」はこのウシモツゴを保護するために、当館・岐阜県河川環境研究所・岐阜美濃生態系研究会・岐阜県博物館・関市・美濃市の各団体により構成され、それぞれの団体がウシモツゴを繁殖させ飼育下での系統保存や野生復帰を目的としていくものです。今回の親魚交換会は飼育下での系統保存や野生復帰を行うにあたり遺伝的多様性を損なわないようにするため(近親交配を防ぐために)行われました。隣の河川環境研究所が受け取ったウシモツゴが産卵したとの情報の入った6日後、当館のウシモツゴも産卵を始めました。

ひそひそばなし
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ひそひそばなし

子どもがふたり雨の中、しゃがんでひそひそ話しをしているような微笑ましい情景に、思わず走ってカメラを取りに行き撮影しました。これは1階アマゾンコーナーのキオビヤドクガエルです。こんなに接近している本当の理由は、左側にいるオスが、もう一匹(たぶんメス)に繁殖を促しているのです。しばらく見ていましたが、メスにその気はないらしく、産卵にはいたりませんでした。残念。でも、こうやって、タイミングよく生き物たちの営みを見ると、ほんのちょっぴり優しい気持ちになれる気がする…。

ついに展示へ
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ついに展示へ

今回のハゼ展も含め特別展の2回も登場したトウカイヨシノボリが遂に常設展示になりました。3階の「用水路の生きもの」のコーナーで見ることができます。大きさが4cmほどなので大きな水槽に入れたら見ることができないのでは?と心配しましたが…。そんな心配もいらずヨシノボリなのに中層に浮いていたり水槽の前の方でよく姿を見せてくれます。意外と目立ちたがり屋なのかもしれません。ちょっとマニア向けの魚ですが探してみてください。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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