おもしろ飼育コラム

歯
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こちらは2階「コンゴ川河口の魚」の水槽にいるテトラオドン・ムブです。かなり人に慣れ、人影を追って水槽内を行ったり来たり。もちろん手から餌を食べてくれます。でもよく観ると鋭い歯。自然界ではこのような歯で、貝を砕いて食べているようです。指でも噛まれようものなら、さぞかし痛いことでしょう。餌を与えるときには、指まで噛み砕かれないよう気をつけます。

インドホシガメの展示
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インドホシガメの展示

アルダブラゾウガメに続いて、新たにリクガメの仲間のインドホシガメを1階入場ゲートを過ぎてすぐ左側に展示しました。ぽこぽこともりあがった甲に星のような黄色いラインが入っていてとてもきれいです。そしてその中にすっぽりと手、肢を納め、ちょっと恥ずかしそうに周りを見ています。うむ、かわいいぞ。ペットとして人気があるのも、なるほど頷ける。でもね…このかわいさのせいで、たくさんの人が飼いたがり、生息地では捕られすぎて数が減っています。日本へも毎年多くのリクガメたちが密輸入されていて、ポケットに入れられたり、鞄の底に隠されたりして…そんなふうにして連れてこられるので途中で命を落とす個体もたくさんいます。こんな現状が少しでも改善されればいいのになぁという思いをこめて水槽を設置しました。みなさん、ぜひ見に来てくださいね。

トウカイヨシノボリ参上
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トウカイヨシノボリ参上

「アクア・トトぎふ」に新しい仲間が加わりました。名前はトウカイヨシノボリ。なんとつい最近名前がついたばかりのヨシノボリの仲間なんですよ。まだ、生態や分布域などはっきり分かっていないことが多い魚らしい。発見されているのは東海地方のみということでまさに当館で展示するにふさわしい魚ですわ。大きさは、約4cmと小さく、見た目も派手ではなく非常に地味な魚ですがとにかくレアな魚なんです。1階、特別企画展示スペースで展示していますのでこの冬休みに是非見に来てください。お見逃しなく!!あまりの地味さにびっくりするかも!?

イブキのおてんば日記「生後9ヶ月」
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イブキのおてんば日記「生後9ヶ月」

あっという間にイブキの体重は2.5kg。まだ顔に幼さが残るものの、体の大きさは親と変わらないくらいになりました。1日の餌の量も増えてきて、200g~250gのアジをペロリと食べています。でも、体は大きくなっても遊び相手がほしいのか、飼育係にちょっかい?をだしてきます。イブキさん、噛む力も強くなってきて、甘噛みをとおり越してちょっと痛いんですよ?・・・(泣)

がんばれアイドル
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がんばれアイドル

バックヤードには、普段展示されていない生物も何種類か飼育されています。彼らも、展示デビュー待ちだったり、バックヤードツアーでお客さんと触れ合ったりと、いろいろ役わりを持っています。最近、お客さん向けのスクールで大活躍しているのが、このアズマヒキガエル。彼は親指の先くらいの小さな頃から人の手によって育てられ、非常に人なれしているため、子供たちに少々さわられたくらいなら平気です。水槽から連れ出され、机の上に乗せられてあちこち触られても、目の前にコオロギが差し出されればぱっくり。このため、生物に触れるスクールでは非常に役立つ存在なのです。先日行われたアクア・マイスター(小学生向け10回シリーズのスクール)でも、ごらんのとおり、みんなのアイドルとなりました。でもよく見ると、目を閉じてがんばってる様子のアズマヒキガエル。お仕事だからちょこっとだけがまんしてね。君のおかげで子供たちは、生き物に親しむ心をゲットできるはずさ! 注)両生類の体温は低いので、人間の暖かい手で長い時間さわられるとやけどしてしまいます。ご注意を!

銀毛アマゴ
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銀毛アマゴ

2月16日の夕方に銀毛アマゴが12尾入りました。アマゴの中には、秋になるとパーマークが消え、全身が銀色になるものが現れます。これが銀毛アマゴです。4階、3階の「滝つぼの魚」の水槽でご覧いただけますが、おすすめは3階から。魚を真横から見られ、種名板(解説)もあります。マス類に少し詳しい人は4階で魚を真上から見てサツキマスや三倍体アマゴ、ニッコウイワナなどを見分けてみてはいかがでしょう?話を銀毛アマゴに戻して…銀色に輝くボディーはとてもきれいですよ~。でも早く見に来ないと普通のアマゴの模様に変わってしまうかも!!アマゴと銀毛アマゴの体の模様を比較しても面白いと思いますよ。この冬にお見逃しなく。

はみあと
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はみあと

川を上ってきたアユは石についたコケを食べるようになります。コケを食べるとその部分が模様になり、これを「はみあと」といいます。3階「瀬と淵の魚」の水槽にはアユがたくさんいますが、「はみあと」はほとんどありません。それはアユがたくさんいるために、跡形もなくコケを食べてしまうからです。ところが、左隣のコイのいる水槽ではこれを見ることができます。実はこの水槽にはアユが一匹だけ入っています。どうやら仕切りを飛び越えてきたみたいです。一匹だけなのでコケを食べつくすことなく、「はみあと」が見えるのです。

キオビヤドクガエルを展示しました。
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キオビヤドクガエルを展示しました。

当館ではヤドクガエルの仲間として、マダラヤドクガエルとアイゾメヤドクガエルの2種類を飼育展示してきました。どちらも、派手な色と模様がとても美しい種類です。そして、このたびキオビヤドクガエルをあらたに展示しました。キオビヤドクガエルも前の2種に負けず劣らず、どハデな色をしており、思わず見とれてしまいます。また、展示水槽に入れたその日から、盛んにオスがその美しい声を張り上げ、メスを呼んでいます。是非ご覧になる時は、水槽に耳を当ててみてください。運がよければ聞くことが出来るでしょう。小さな体を震わせて、張り上げるその歌声は実にすばらしい。僕がキオビヤドクガエルのメスなら、もうメロメロですな。

冬眠
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冬眠

とうとう水族館のまわりに雪が積もりました。冬ですね~。冬といえば冬眠、当館にも自然下では冬眠する生き物がたくさんいます。展示個体は冬眠中で見ることが出来ません、というわけにはいかないので冬眠しないよう飼育環境を調整しています。中には、それでも眠りに入る強者もいるので、頭をかかえてしまうこともしばしばです。しかし、バックヤードで飼育されている生き物たちには、状態がよければ冬眠させるようにしています。やはり、生活のリズムというものがありますから、繁殖などを考えると冬眠させた方がいいと思います。この棚の中では、日本産の両生爬虫類の予備個体を冬眠させており、ヘビやらカエルやらが、じーっと春を待っています。冬眠中は餌も食べませんし、基本的にほとんど手がかかりません。春から秋にかけては、あっちもこっちも手がかかるー!忙しいー!と思っていたのに、今はなんだかちょっとさびしい気分です。センチメンタルです。はよ春にならんかな…。

寄り添うふたり
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寄り添うふたり

バックヤードでケガの治療を受けているこの2匹。ワラゴ・アトゥーとスポッテッドインディアンナイフです。最近、予備水槽の前を通りがかると、たいていこのように仲良く寄り添っています。なぜ寄り添うのか分かりませんが、なんだか微笑ましい光景に出会えた気分がします。お互いに気づかってあげているのでしょうかね?早く治して展示槽に復帰しましょう。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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