おもしろ飼育コラム

ワニッ腹
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ワニッ腹

先日、水槽の設備工事があり、展示生物を一時移動することになりました。水槽の住人は「ニシアフリカコガタワニ」。名前の通り、ワニの中では小型ですが、それでも1m以上あるので結構パワーがあります。また、比較的温和な性質と言われていますが、いくら温和でも水槽から引っ張り出されるわけですから、もちろん怒ります。暴れます。ですが、麻袋を使って目隠してから、エイヤーッと背中に飛び乗り(ちょっと誇張)、口を押さえてビニールテープでくるくる巻きます。こうすると咬まれることもありませんので一安心。ついでに体重測定など健康診断を行いました。この時、魚類の担当者がワニのお腹を初めて触り、感想を述べておりました。「意外にやわらかくて、気持ちいい~」そっ、そう?僕は硬いと思うんですけど・・・。

足跡
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足跡

写真は2Fメコン川エリアの水槽にいるスポッテッドインディアンナイフの体の模様です。黒いスポットが猫の足跡みたいに見えませんか?面白い模様になったものだなぁと見ていたのですが、メコンオオナマズにもそれぞれ黒いスポットがあり、それを基に個体を見分けることが出来ます。6尾のメコンオオナマズを見分けて、どの個体がどれだけの餌を食べたのか毎日チェックしています。みなさんも自分なりの見分け方を探してみませんか?

寝ているカモ!?
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寝ているカモ!?

水族館では飼育係1名とビル管理会社の職員1名が当直し、24時間体制で生物の飼育管理を行っています。このうち、飼育係は深夜と早朝に館内の見回りを行います。そんなある当直日の早朝、ピンと朝の空気が張り詰めた静かな館内を見回っていると3階のカルガモ達の姿に目が留まりました。カルガモが一本足で器用に立ちながら寝ています。そんな寝方で疲れないのでしょうか?また何か意味があるのでしょうか?謎は深まるばかりです。このような風景で水族館の一日は始まります。

イブキのおてんば日記2「デビュー!!」
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イブキのおてんば日記2「デビュー!!」

10月17日、いよいよプール付きの広いスペースで親子3頭の展示開始となりました。ナガラ、サツキの後について、おそるおそる巣穴からプールへ…。イブキにとっては見るもの全てが初めてです。後足を少し震わせながら、あちこち匂いを嗅ぎまわって、まるで探検しているようです。そして、初のスイミング!!もちろん両親は上手に泳ぎますが、イブキは初めて(今までに足のつくくらいの浅いプールでは練習済みですが)です。両親のすいすい泳ぐ姿を見ているうちに、ついに!ちゃぷっ!!…でも、どこがぎこちない。それでも、親の後をついてまわろうと頑張っている様は涙を誘います。しばらくは親子3頭の貸し切りですから、早く両親と同じくらい泳ぎ上手になって下さいね?つづく・・・

枝毛?
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枝毛?

水族館バックヤードにある予備水槽で飼育しているプラーテーポーのヒゲが枝分かれしていました。ヒゲが4本生えていて、そのうち下あごに生えている2本がなぜか枝分かれしているのです。他の個体はそんなことないのに…。なんであなただけ?キューティクルケアが必要ですか?

コサギとウナギ
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コサギとウナギ

大きなソウギョやコイ、ウナギなどが展示されている「ゆるい流れの魚」水槽には、2羽のコサギがいます。コサギは湿地や田んぼなどで小魚や昆虫を捕まえ食べますが、当館のコサギたちは、水槽内の魚には目もくれず、与えられたアジなどをきちんと食べます。なんて礼儀正しいんでしょう。それに比べウナギときたら…。左の写真はコサギがくわえているアジを、ウナギが横取りしようとして、岩を登っている様子です。ウナギは遠い南の海で産まれ、はるばる日本までやってきて川をのぼります。特に小さいうちは堰や少々の岩場、滝をも登ります。でも、成長したウナギがエサのためにここまでするとは思ってもみませんでした。この行動は晴れている時よりも、雨の日によくみられます。

スナヤツメのアンモシーテス幼生
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スナヤツメのアンモシーテス幼生

皆さんスナヤツメという魚を知っていますか?湧き水や伏流水のある小川の泥の中にくらす地味な魚ですが、岐阜県のレッドデータブックにものっている絶滅危惧種です。当館では3階紙すき小屋「岐阜県の希少淡水魚」のコーナーに展示されています。写真は今年の3月、人工採卵によりうまれた稚魚で、泥の中の有機物を食べてすくすく育ち、3cmほどになりました。この時期はアンモシーテス幼生と呼ばれ、眼がありません。もう少し大きくなったら展示デビューする予定です。順調に育てば、3~4年後変態して成体になります。

頭隠して尻隠さず
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頭隠して尻隠さず

2階「雲南省の魚」の水槽にいるレプトボティア・エロンガータは餌の時間は良く姿を現してくれますが、その他の時間は物陰などに身を潜めています。左の写真は流木に開いた穴に隠れているところです。でも!!尻尾が丸見えですよぉ。これぞ正しく「頭隠して尻隠さず」。昔の人は上手く言ったものです。言葉通りの展開。掃除しようとその流木を動かしてもそこから出ようとしない・・・。肝が据わっているというかなんというか、微動だにしません。そんなに嫌ですか?

生まれる?!生まれた!
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生まれる?!生まれた!

さて、23日から出たり入ったりを繰り返していたアオダイショウですが、ついに意を決したようです。25日の朝見てみたら、卵から出てきてました!!やったー。ミズゴケの入った水槽に移すと、さっそくコケの下にもぐりこんでじっとしています。そっとのぞいてみると、まだこの世の中のことがよく分かってないのか、緊張して疲れたのか、ちょっとぼんやりしていました。全長30センチほどの、鉛筆より少し太いくらいの小さなヘビです。アオダイショウは大人になると、緑がかった黒っぽい体色となりますが、幼体のころは、写真のように美しいまだら模様をしています。マムシにちょこっと似ているので、田んぼなどで見つかると、毒蛇だ!と殺されてしまうこともよくありますが・・・。毒はありませんよ。展示デビューにはまだ少しかかりますが、新しい仲間をよろしくね。

イブキのおてんば日記「セクシー?」
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イブキのおてんば日記「セクシー?」

ますます元気なイブキは1日にアジを200gも食べるようになりました。そのくせ食後のお昼寝は欠かしません。食っちゃ寝、食っちゃ寝といううらやましい生活を繰り返し、体重も1.5kgにまでなりました。そして、このヒップライン・・・。もう少ししたら、大きなプールでの水泳訓練が始まりますから、覚悟しておいてね?以前、イブキのしっぽのケガのお話をしましたが、その後きれいに完治しました。(ちょっと短くなってしまいましたが・・・)皆様にはご心配をお掛けしました。つづく・・・

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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