皆さまこんにちは。 体験学習班の河合です。 9月の活動内容は、「新境川たんけん」でした。 当館の北を流れる新境川で生き物調査をしました。 6月の「田んぼ調査」以来の屋外活動です。 前日が大雨だったので実施できるかどうか心配でしたが、朝には平常水位に戻ったので予定通り開催しました。 参加した子どもたちは、半ばあきらめ状態で水族館にきましたが、川に行けることを聞き大喜びでした。屋外の活動を楽しみにしているんですね。 川に行く前に、「川のどんな場所にどんな生き物がいるのか」や「魚のとり方」についてレクチャーしました。 そしてもう1つ大事なこと、川の危険についてもレクチャーしました。 川は楽しい場所でもありますが、危険もともないます。 今回は実際に調査する場所の、前日の増水している様子と当日の朝の様子を動画で比較し説明しました。 子どもたちは、動画を見ながら川の変化に驚きつつ、気を引き締めてくれたと思います。 レクチャーが終わると、ライフジャケットとヘルメットなど装備を整えて、いざ出発。 8月25日の豪雨で崩れた橋を見学してから調査地点へ向かいました。 到着後には今いちど川の様子を見て安全確認をして調査を開始しました。 最初は魚をとるのに苦戦していましたが、とり方のコツを教えると、すぐに生き物がつかまえられるようになりました。 ある程度生き物がつかまえられるようになると、「ヨシノボリがとりたい」とか「次は流れのわきにある草を狙うよ」とか自分で考えて生き物を狙うようになりました。 採集した生き物の一部を、館内の多目的ホールに持ち帰り、過去に新境川で捕獲した生き物のリストをもとに種の同定をして調査結果をまとめました。 調査結果は、 魚はカワヨシノボリ、ドジョウ、オイカワ、カマツカなど8種 魚以外の生き物は、スジエビ、モクズガニ、コオニヤンマ(幼虫)、ヒラタドロムシ(幼虫)など13種。その他、特定外来生物であるブルーギルやウシガエルも現地で確認し、見つけた生き物は合計21種(100匹以上)でした。 見落としてしまいそうは小さなトビケラ類の幼虫や落ち葉にまぎれて見つけにくいガガンボの幼虫なども見逃さず捕獲していました。 今回の調査では、大きな魚や希少種がとれたわけではありませんが、身近な川にどんな生き物がすんでいるのかが少し分かったと思います。 川には流れの緩急があり、川岸には植物の根があります。川底は石や砂、泥などと多様です。生き物の多い場所や少ない場所、また場所ごとでとれる生き物が違うということを学べた回になったのではないでしょうか。 では Tweet