4月にパンタナールに行った河合です。 7月13日から始まっているパンタナール大湿原をテーマにした企画展。 みなさんはもうご覧になりましたか? 伝えたいことがたくさんありますが、企画展の中だけではスペースや文字数制限など様々な事情があり、伝えきれません。 現地で撮影した写真や動画も未公開のものがたくさんあります。 このまま日の目を見ずに埋もれていくのはもったいないです! ということで、 これから少しずつ現地で撮影したものを交え、企画展の見所などを紹介していきます。 まずはこちらから「はじめに」 企画展の「ごあいさつ」になる部分です。 今回の企画は、「パンタナール大湿原」という場所を皆様に知っていただくことが最大のミッションです。 ブラジル・生き物・川といえば「アマゾン」をイメージする人が多いのではないでしょうか? 木々が生い茂ったジャングルの中を茶色く濁った水が流れ、そこにはピラニアやアナコンダ、森にはサソリやタランチュラが!足を踏み入れたら無事に帰ってこれないなんていうイメージがあるのではないでしょうか? これだけははっきり伝えたいです。パンタナール大湿原はアマゾンではありません! アマゾンの一部でもありません!! アマゾンとは全く異なる場所です。 今回紹介しているパンタナール大湿原ってどんなところだろう? 展示ではこんな解説が アマゾンは、南米大陸の北に位置し、アマゾン川流域の熱帯雨林気候。 パンタナールは、南米大陸の中央に位置し、大きな湿地帯でサバンナ気候。 地理的な位置や気候だけでも大きく異なります。 一緒に調査したメンバーのオリバー氏が撮影したパンタナールの一部の写真です。 雨季の終わり、乾季の始まりに私たちは行ってきました。 これが雨季になると広大な草原は、浸水し大きな湿原に変わります。 パンタナール大湿原は、本州と同じくらいの面積があり大きく北パンタナールと南パンタナールに分けられます。 今回、行った場所は南パンタナールのほんの一部の場所です。 プラタ川とスクリ川を調査してきました。 マトグロッソ・ド・スル州のボニートという観光地の街に拠点を置き、プラタ川とその支流オーリョダグア川を主に調査してきました。 例えていうならば 広い本州の中の岐阜県郡上市 郡上八幡に拠点を置き、長良川とその支流吉田川を調査したようなものです。 ひとまず今回はこれくらいにしておきまして 初回はアマゾンではないですよ!ということをお伝えします。 次回もお楽しみにしてください! Tweet