みなさまこんにちは。 1階の「アマゾンの小川水槽」(通称:水草水槽)が少しずつリニューアルしていることにお気づきでしょうか? 今回はその様子を詳しくご紹介します。 こちらが新しくなった水草水槽の様子です。大きく葉を広げているのはエキノドルスの仲間たち。奥の方に見える、丸い葉が向かい合った有茎草はウォーターバコパです。まだ植えたばかりで育てている最中ではありますが、それでもみずみずしく、水槽を彩ってくれています。 変更したのは水草だけではありません。実は底砂もすべて交換しました。なぜ底砂を替える必要があったのか、次の写真をご覧ください。 底砂が粘土のように硬くなり、指を挿してもほとんど入らない状態でした。こうなると、水草が根を張れなくなるなどの問題が発生します。 そして、交換直後の底砂はこちらです。 軽く指を挿しただけで、スルスルと入っていきます。これなら小さな水草でもしっかり根を張れそうですね。 底砂の交換には、いったん魚と水草を取り出さなくてはいけません。三段になっている大きな水槽ですので、日程を分けて、スタッフ総出で作業を行います。 新しい底砂を敷き、水を注いで……。 次の日、水槽に問題がないことを確認したうえで、魚と水草を戻しました。 完成した水草水槽上段の全体像がこちらです。 きれいになったとはいえ、水槽の管理はここからが本番です。植えた水草がしっかりと根を張り、魚たちが快適に過ごせるよう、しっかりと手入れしていきたいと思います。また、1月中には、現在手をつけていない一番下の段を更新する予定です。 ご来館の際は、魚だけではなく、ぜひ水草にも注目してみてくださいね。青々とした水草と泳ぐ魚たちが、アマゾンの小川の雰囲気を存分に楽しませてくれるはずです。