前回に引き続き、 エゾサンショウウオの実験展示を始めて 約2週間後の幼生の様子をお伝えします! 前回も紹介した、飼育密度の高い環境で現れた、 頭でっかち(になりかけている?)幼生を、色々な角度から見てみました! 飼育密度の低い環境で育った幼生と比較しながら見てみましょう! まずは全身! 飼育密度低 飼育密度高 どちらも前肢、後ろ肢が生えそろいました! 横から見ても大差はないように思えますが、 正面顔を見ると… 飼育密度が高い幼生の方が、下あごが広く、顔幅が広いです! さらに横顔!! 飼育密度が高い方の幼生は顔に厚みがあるのがわかります! ↓特にエラぶたの後ろ側が広がるように大きくなっていますね! そして裏側!! どちらも眼が透けて見えるほどスケスケです。 裏から見ると、顔幅の違いがわかりやすいですね! さあ、この調子でどんどん頭が大きくなっていってほしい…!!! という思いは山々なのですが、 このブログを書いている13日現在、 どうも展示しているエゾサンショウウオ幼生の頭でっかち化が 停滞しているように感じます。 さらにいうと、 展示の実験水槽とは別にバックヤードでも エゾサンショウウオ幼生を飼育しているのですが、 その幼生が変態の兆しを見せてきました。 もしかすると… 展示水槽のエゾサンショウウオ達も わずかに頭でっかち化したままで 変態が始まってしまうかもしれません…! 実験がどうなっていくのか、 知っているのはエゾサンショウウオ幼生だけ! 非常にドキドキします! そして大事なお知らせです… このエゾサンショウウオの幼生の実験展示は、 「幼生が変態するまで」です。 具体的な終了日が決まりましたら改めてお知らせさせて頂きますが、 ぜひお早めに!今のうちに! エゾサンショウウオ幼生に会いに来てください! 一緒に幼生たちの成長を見届けて頂けたら嬉しいです! それではまた、変化がありましたらご報告します! ツイート