おもしろ飼育コラム

冬こそ採集②
  • 日本の淡水魚

冬こそ採集②

前回の河口の採集に続く、冬の採集ブログの第2弾です。 今回は、川のやや上流から中流付近での採集です。   2月と言えば、通常はかなり寒い時期ですが、 今回は天気に恵まれ、動き回っていると少し暑いくらいでした。 今回の採集の目的は、ニシシマドジョウとトウヨシノボリです。 中層を泳ぎ回る魚に比べると、底の方であまり人目につかず、 地味な魚たちかもしれませんが、  個人的にはかなり好きな魚たちです。 長良川水系を中心に4ヶ所で採集した その結果の一部になりますが、ご覧ください。  アブラボテ(Tanakia limbata)    ゼゼラ(Biwia zezera)   ドンコ(Odontobutis obscura) カマツカ(Pseudogobio esocinus) ニシシマドジョウ(Cobits sp. BIWAE type B)   アカザ(Liobagrus reinii) ウキゴリ(Gymnogobius urotaenia) カワヨシノボリ(Rhinogobius flumineus) ゴクラクハゼ(Rhinogobius similis) どうでしょうか?これだけの魚に出会えるのであれば、 寒さなんで全く関係ないですよね。 底物が多いですが、種類数、個体数ともに満足できる結果です。 ヨシノボリに関しては、 瞬時に個体を見て同定する力が身についていないので、 これからじっくりと同定していきたいと思います。 採集してきた魚たちは、展示水槽に泳いでいますので、 またじっくりとご覧ください。   ツイート  

カワウソあかちゃん、元気に成長中!!
  • コツメカワウソ

カワウソあかちゃん、元気に成長中!!

みなさん、こんにちは。 以前紹介した カワウソのあかちゃんたちですが だいぶ大きくなりました!!! ということで、 成長過程を少しですが お伝えしようと思います!!!! まずは 生まれて14日目の写真です!   一生懸命鳴いているのが伝わってきますね。 17日目は 動画があるのでこちらをご覧ください!! 写真よりもすごい鳴いているのが伝わりますよね。 元気です。 お父さんのライ(♂)とお母さんのミノ(♀)も あかちゃんたちをせっせと運んで しっかりと子育てをしています。 26日目 あかちゃん3頭のうち、1頭の目が開きました!!    残りの2頭ももうすぐかなー・・・・   と思いながら 生まれて38日目、 ついに 3頭とも開眼!!!!!!!!!   はじめに比べるとだいぶカワウソらしくなってきました。 毛の色も白っぽかったのが 茶色になり、 よく動き、 相変わらずよく鳴きます。 お父さんのライも運ぶのが大変そうです。   まだ、寝床の麻袋の中にいることが多く 外に出てくることは少ないですが、 親があかちゃんをくわえて 麻袋から出てくるところを見るたびに 大きくなったなーと 日々、成長を感じています。 そろそろ離乳の時期に入ります。 親がエサを運びだし、 あかちゃんたちに食べさせようとするころです。 ということで 今回は、少しですが あかちゃんたちの様子をお伝えしました。 引き続き、巣穴の展示前で パネルの展示もしていますので そちらもご覧くださいね!!!!!!!! では最後の1枚です!!!  (とってもブレてますが、かわいかったので・・・) また報告します!!     ツイート  

第3回 トト漢字コンテスト 受賞作品発表!
  • お知らせ

第3回 トト漢字コンテスト 受賞作品発表!

みなさんこんにちは。 「第3回 トト漢字コンテスト」の受賞作品が決定しました!!   「トト漢字コンテスト」は、 「魚」に自由な文字を組み合わせて漢字を作る アクア・トト ぎふの創作漢字コンテストです。   今年は498点のご応募をいただきました。 ご応募いただきました皆様、ありがとうございます。   さて、受賞作品に選ばれた15点は...!?   <最優秀賞> 【読み方/なまえ】  ナイフフィッシュ  【説明】  刃物の町、関市より   野田 榮都子(79才 無職)         <優秀賞> 2点 【読み方/なまえ】  ハイギョ  【説明】  “まゆ”をつくって夏眠します。    苅谷 由美子(39才 会社員)        【読み方/なまえ】  エイ  【説明】  気合を入れて~、エイ!      下田 理恵(43才 主婦)         <特別賞> 5点 【読み方/なまえ】 サンマ 【説明】  「3」の間に魚でさんま!   後藤 愛子(小学5年生)       【読み方/なまえ】 アユモドキ 【説明】 アユに似たドジョウの仲間なので、カタカナの 「ド」にしてアユにそっくりな字にしました。    河辺 勘太(11才 小学生)     【読み方/なまえ】 イラ 【説明】 名前がイライラしているように感じるから。   森田 陽菜子(18才 高校生)       【読み方/なまえ】 キノボリウオ 【説明】 サル年ですし、木登りといったらサルかなあと。   船橋 萌里(18才 高校生)       【読み方/なまえ】 ギンブナ 【説明】 メスばっかりで、たまにオスがいますわ!   野田 開(20才 大学生)           <佳作> 7点 【読み方/なまえ】 ベタ 【説明】 アワの中に卵を産むから。   山田 美優(9才 小学生)       【読み方/なまえ】 ナポレオンフィッシュ 【説明】 我輩の辞書に不可能という文字はない。   船橋 蒼雅(中学3年生)         【読み方/なまえ】 イルカ 【説明】 いるか?   川口 裕輝(18才 高校生)       【読み方/なまえ】 ハイギョ 【説明】 手を挙げて「ハイ!!」と言っています。   増田 亜希子(40才 パート)       【読み方/なまえ】 シノドンティス・アンジェリカ 【説明】 道端さんといえば...。   長尾 育美(会社員 43才)       【読み方/なまえ】 ネオンテトラ 【説明】 街に光を彩るネオンで表しました。   下村 カズヒロ(48才 会社員)       【読み方/なまえ】 ニンボクロミス・リビングストニー 【説明】 死んだふりをしています。 大森 ひろこ(自由業)       スタッフが「なるほど~」とうなずく作品や、 思わず笑ってしまう作品など今年も力作が揃いました!   入賞した作品は2月15日(月)~ 水族館のガレリア(出口ゲート付近)に展示されます。   ご来館の際はぜひ!トト漢字コンテストの作品もご覧ください♪ それでは、また!       ツイート    

コーキング補修作業
  • アクア・トトの生き物
  • 日本の淡水魚

コーキング補修作業

今回は以前のブログで紹介いたしました、 水槽のコーキング部分(水槽のアクリル板を固定している部分)の かじり被害を防止するための補修作業を紹介します。   「河口の魚」水槽では アイゴがコーキング部分をガジガジとかじってしまい、 コーキング部分は写真のようにデコボコと無残なことに・・・。 植物質の餌が足りていないのでは? という可能性を考えてレタスを与えると、 コーキングをかじる被害は少し落ち着いてきました。 しかしコーキングがむきだしでは またかじられるかもしれません。 そこでこれ以上かじられないよう、塩ビ板で補強することにしました。   塩ビ板の貼り付けには 生き物に影響がなく、他の水族館でも使用例がある シリコン剤(接着剤)を使用しました。   水槽に入り早速作業開始です。   潜水するスタッフはそっと水槽に入りますが 魚たちはびっくりして、水槽の端っこで 「何が始まるんだ?」と小さくなっています。   スタッフはもくもくと作業を進めていきます。 シリコン剤を水中で塗り広げ、    そこに切り出した塩ビ板を貼り付けていきます。    作業は順調に進み、無事完了です。   おびえていた魚たちも、 作業後は何事もなかったかのように餌を食べてくれたので 一安心です。   これでかじり被害はなくなるはずです。  あと「アマゾン川の魚Ⅰ」の水槽も、近々補修する予定でいます。     ツイート    

視線の先には
  • 企画展・特別展示

視線の先には

ハイギョ展の展示スペースを通り過ぎるとき、 視線を感じて水槽を覗きこんでみると…   プロトプテルス・ドロイ   こ、こちらを見ている!?     個人的に生き物の正面顔が好きなこともあり、 上の写真のようにこちらを見ているような行動をしていると、 ついつい写真を撮ってしまいます。 他のハイギョでも… プロトプテルス・エチオピクス ↑1mほどある個体なんですが、顔つきにも迫力を感じます。     プロトプテルス・アネクテンス ↑目の前であくびをしてくれました! プロトプテルス・アンフィビウス  ↑水槽のアクリル面にムチューッとくっついていました。   ネオケラトドゥス・フォルステリ ↑にっこり!     こうしてまとめてみると、そっくりに見えるハイギョでも やはり種ごと顔つきに特徴があるもんだなぁ~、としみじみ感じます。   ハイギョたちは、しばらく見ていても動かないことがしばしばありますので お時間に余裕をもってゆっっっくりと観察して頂ければと思います。 タイミングが良ければ、正面を向いているだけでなく、 水槽の上の方にいたり、砂を掘り返していたり… 表情豊かな姿に出会えるかもしれません。   そうそう!ハイギョ展は、生体はもちろん見どころ満載なのですが、 オリジナルグッズにも注目してくださいね!      ど、どれもかわいい!   ちなみに私のオススメは「ハイギョ電卓」です。   あとはこちらも!   ショップ「FishTank」近くにある缶バッチのガチャガチャ(第2弾)では     バレンタイン限定のハイギョ缶バッチが シークレットで登場していますよ! 正面顔好きにはたまりませんね! バレンタイン限定缶バッチは2月14日まで! この機会にぜひ、挑戦してみてください! それではまた! ハイギョ展の展示スペースを水槽の中でのんびりゆったり過ごしているハイギョたち。  展示スペースを通り過ぎるとき、視線を感じて水槽を覗きこんでみると…    プロトプテルス・ドロイ  画像  こ、こちらを見ている!?    個人的に生き物の正面顔が好きなこともあり、  上の写真のようにこちらを見ているような行動をしていると、  ついつい写真に撮ってしまいます。  他にも…      プロトプテルス・エチオピクス  画像  ↑1mほどある個体なんですが、顔つきにも迫力を感じます。    プロトプテルス・アネクテンス  画像  ↑目の前であくびをしてくれました!    プロトプテルス・アンフィビウス    ↑水槽のアクリル面にムチューッとくっついていました。    ネオケラトドゥス・フォルステリ  画像  ↑にっこり!    こうしてまとめて見てみると、一見どの種も同じように見えるハイギョでも、やはり種ごとに顔つきが違うもんだなぁ~としみじみ思います。      じっと見ていても動いていないこともしばしばありますのでぜひゆっっっくりと観察して頂ければと思います。タイミングが良ければ、正面を向いていたり、水槽の上の方にいたり、砂を掘り返していたり…表情豊かな行動にも出会えるかもしれません。    ぜひゆっくりと立ち止って、ハイギョと向き合ってみてくださいね!    ハイギョ展は、生体はもちろん、  オリジナルグッズにも注目してください!    FishTankを覗いてみると  ツイート

冬こそ採集
  • 日本の淡水魚

冬こそ採集

毎日寒い日が続き、家の中で過ごす時間が多くなりますが、 そんな時こそ外に出て採集です。 これだけ寒いと水も冷たく、 川に行っても生命反応はないように思います。    しかし、川に入って魚を探してみると、やっぱりいるんですよね。 水温が高い夏は色々な場所に散っている魚が、水温が低い冬は  少しでも周りより水温が高い場所に集まっていることがあります。 ということで、今回は冬の河口の様子とその魚たちを少しだけご紹介します。 数日前に雪が降ったこともあり、普段よりも水温が下がっていましたが、 ワンド状になっているところは、落ち葉などが堆積し、 水温が少しだけ高くなっていました。    本川ではほとんど採れませんでしたが、 このワンドではしっかりと採集を楽しむことができました。 ビリンゴ(Gymnogobius breunigii) シモフリシマハゼ(Tridentiger bifasciatus)   アベハゼ(Mugilogobius abei) ウロハゼ(Glossogobius olivaceus)     などなど、ハゼの仲間を見つけることができました。 また、違う日、違う時間帯、違う季節にいけば、 他の魚と出会うことができるでしょう。 春夏秋冬、いろいろな変化を実際に目で見たり、 体で感じたりした経験を 水族館の展示や飼育に活かすことができるので、 フィールドに行くことはやっぱり大切ですよね。     ツイート    

マユ、お待たせしました
  • 企画展・特別展示

マユ、お待たせしました

【お詫び】 この度展示を開始しましたハイギョのマユですが、 ハイギョが夏眠から覚醒する兆候がみられたため 一度バックヤードに収容いたしました。 展示の再開は未定ですが、 日程が決まり次第、改めてご案内させていただきます。 恐れ入りますが、ご了承くださいますようお願いいたします。   ハイギョ展、大人気です。 皆様、ご来館いただき、ありがとうございます。 で、いきなりなんですが、このハイギョ展、実はまだ未完成形なんです。   企画展のスタート部分にあるバックヤードに通じるドアを開けると、 狭い通路にハイギョ展のために作製された展示ケースが鎮座しています。       どーーーん そう、このケースで展示されるはずだったもの…。 それは、       マユに包まれたハイギョ!!(う●こじゃないよ。)   アフリカのハイギョは乾季で水が干上がると、 自ら出した粘液でこのようなマユを作り、その中で乾燥に耐えることができるのです。     アップにしてみると、       このように、薄皮のようなマユがよくわかりますね。 指でつついたくらいでは破れませんが、ハイギョの弾力は感じられます。 展示を前に、乾燥した土を強引にはがそうとしたら、 ペリッと破れて湿ったハイギョのからだが見えましたので、 そっと、見て見ぬふりをして破れたマユを張り付けておきました。 まぁ、大丈夫でしょう…、大丈夫だよね…?大丈夫だよ…。     いやいや、とにかくハイギョファンの皆様、おまたせしました。 決して、決して出し惜しみしていたわけではありません。 ただ、間に合わなかったんです。   過去に何度か成功していただけに、余裕ぶっこいていたのは事実。 特別展が始まってからの1か月間、恥ずかしさと申し訳なさと肩身の狭さと で、 二言目には「スンマセン、スンマセン…。」とつぶやいていた日々よ、さようなら。   このハイギョ、間違いなく生きているんですが、展示を前に念のため最終チェックです。 そのチェック項目はズバリ「におい」。 死んでたら当然、くさいです。 長引く風邪で私の鼻はバカになっているので、中野さんにお願いしました。       スンスンスン…         やりました、OKいただきました! でも、なんでしょうね。さわやかな感じがムカつきます。   風間さんが通りがかったので、ついでにスメルチェックをお願いしました。         ギギギギギ…         やりました、OKでました!     すごくどうでもいいことを長々と書いていますが、それだけウかれているんです。   それでは、皆様。ハイギョ展の完成形も観に来てください! マユに包まれたハイギョとともに、お待ちしております。       ツイート    

コツメカワウソのあかちゃん誕生!!
  • コツメカワウソ

コツメカワウソのあかちゃん誕生!!

みなさん、こんにちは。   今日はうれしいニュースがあります! なんとコツメカワウソの「ライ♂」と「ミノ♀」の間に あかちゃんが生まれました!!!!!!! めでたい!!!! とってもかわいいです!! と、いうことで 少しですがみなさんにもそのかわいさを おすそわけです♡ かわいいでしょ!! 2015年12月26日の朝 小屋の中からいつもと違う鳴き声がしており あかちゃんが誕生したことがわかりました。 とっても嬉しいできごとでしたが、 不安もありました。 親であるライとミノが、ちゃんと子育てをしてくれるかということです。 というのも ミノは子育てをしたことがなく このペアで子育ても初めてだったからです。 ですが、そんな心配をよそに 2頭とも立派に 子育てをはじめました。 日にちが経っても放棄することなく それどころか どんどんお父さん、お母さんになっていく ライとミノをみて もう、感動です。 あかちゃんが生まれたことも 嬉しいですが、 ちゃんと子育てをしていることも とても嬉しいです!!!! みなさんにもその様子を 自分の目で見に来て頂きたい!!!! のですが、展示デビューは もう少し 先になりそうです・・・ なので、 子育ての様子をパネルにして 巣穴の展示前に設置しました!! 日々、成長しているので こまめに最新情報を更新していきたいと思っています。 (頑張って書きました!) また、ブログでも お伝えしていきたいと思っていますが 最新情報は このパネルです!! あかちゃんの公開日が決まったら ホームページ等でもお知らせしますので、 お楽しみに! 一緒に 子育ての様子 そして、 あかちゃんたちの成長を 見守ってくださいね!!! では、最後に・・・   ツイート

企画展 世界のハイギョ ~南米に生息するハイギョ編~
  • 企画展・特別展示

企画展 世界のハイギョ ~南米に生息するハイギョ編~

開催中の企画展 『世界のハイギョ』 では、 世界中のハイギョをなんと全種類!展示しています。 ハイギョはアフリカに4種、南米に1種、オーストラリアに1種、 全部で6種いるのですが、それぞれおもしろい特徴があります。 ということで、6種のハイギョたちについて 少しずつブログでご紹介していきたいと思います。 今回の主役はこちら。    南米アマゾン川などに生息している、「レピドシレン・パラドクサ」 です。このハイギョは南米大陸の広い範囲に分布しています。 かつて北米や南米にはハイギョが数多く生息していましたが、 生息環境の変化や外敵の出現などで絶滅してしまい、 今ではこの一種のみとなってしまいました。 南米ハイギョは他のハイギョに比べて極端にヒレが短く、 成熟したオスの腹ビレ(胸ビレにもあるという説も...)には このような  糸状の突起があらわれるといわれています。 ところで、この聞きなれない名前「レピドシレン・パラドクサ」には 『 レピド=鱗、 シレン(サイレン)=両生類の仲間、 パラドックス=矛盾 』 つまり、 “鱗がある両生類” という意味があります。 その名前が意味するとおり、 当時は両生類の仲間なのか、魚類の仲間なのかわかっていませんでした。    他のハイギョもそうですが、実際に観察してみると 水の中で生活していて鱗があるけど、 ヒレは手足みたいになんともいえない形だし、 魚なら顔の外側にあるはずの鼻も見当たらない。 さらには人間と同じように水中では呼吸できず、 定期的に息つぎをしている! ...と、魚だとわかっても、不思議な生き物だと感じます。 南米のハイギョは、飼育をしてみると更に不思議です。 他の種類のハイギョは比較的水槽の中でじっとしていて 動かないことが多いのですが、 このハイギョは昼でも夜でも結構活発に泳ぐのです。   飼育下で慣れただけなのかな?と思い、 現地アマゾンでハイギョを捕まえたことがある     おひげの立派な飼育スタッフ国崎さんに聞いてみたところ、  「ぬるぬるしてて、よく動いたよ。」と言っていました! 国崎さんによると、現地ではこのような    沼地の植物などが繁茂する環境にすんでいるそうです。   その様子を再現し、展示の水槽は 水面が隠れるほどのたくさんの浮草をレイアウトしました。        繁茂する浮草をかきわけ呼吸をする姿は躍動感があり、 水面にでてきた吻先(ふんさき)は、なかなかわいらしいですよ。          こちらの水槽とは別に ハイギョを真上から観察できる水槽も用意しました。 呼吸する瞬間はなかなか見ることはできませんが、 粘って見ることができたら、この気持ちを共感して貰えるかもしれません。 いろんなお話をしてしまいましたが、 少しハイギョに興味を持っていただけたでしょうか。 まだまだ、ハイギョの魅力はいっぱいあります...! 次のハイギョ紹介ブログをお楽しみに。   ツイート

新しいカワウソがやってきました
  • コツメカワウソ

新しいカワウソがやってきました

みなさん、こんにちは。 今回のブログは、コツメカワウソについてです!! アクア・トト ぎふには以前から ナガラ・ミナミ・ライ・エナ の4頭が生活をしていますが ここ最近、この4頭以外のカワウソがいることに 気づいた方はいらっしゃるでしょうか? なんと ちょっと前に、新しい仲間がやってきたんです! まずはさかのぼること約1年半前・・・ (ちょっとどころかだいぶ前ですね) 2014年9月 ミノ(♀) がやってきました。 搬入当時は、ちょっと元気がなくて心配していましが 時が経つにつれて 環境にも慣れていき 今ではすっかり元気です。 現在は、ライと一緒に生活をしています。 (左:ライ、右:ミノ) ミノは、ヒゲが短いのが特徴です! そして、もう1頭 2015年8月 ヒダ(♂) もやってきました。 ヒダは、エナと一緒に生活をしています。 (左:ヒダ、右:エナ) 私はヒダに初めて会ったときに 「でかっ!!!」 と思わず叫んでしまいました。 アクア・トト ぎふにいる、どのカワウソより いや、私が今まで見たことのあるコツメカワウソのなかで 一番大きいです!! ほんとにコツメカワウソなのか 疑ってしまいました。 ヒダは、特徴がいっぱいあるので 比較的見分けやすいです。  まず、でかい!!! そして、ギョロっとした目をしています。 あと、エサの時間にすごく鳴きます。 ひとつ食べ終わると、次のエサが欲しくてほしくて 「はやくエサちょーだーーーーーい!!!!!!」 というような感じで上目使いでこちらを見ながら鳴いています。 とってもかわいいです。 そして、カワウソは泳ぎの得意な動物のはずなんですが・・・ ヒダは、泳ぐのが苦手です。。。 陸でのしのしと歩いていて 水に入ろうとしないカワウソがいたら それがヒダです。 なんとかしてプールに入れるようにと 現在、水に入る練習をしています。 ヒダが、大きなプールのある展示槽にいる時にやっています。 恐る恐るですが、上半身は入れるようになりました。 まあ、練習の様子は別の機会に紹介できたらいいなということで・・・ さて、新しく仲間入りした「ミノ」と「ヒダ」。 毎日、展示に出ているわけではありませんが 会いに来てくださいね!! そして、アクア・トト ぎふにいるカワウソ6頭を 是非とも、見分けられるようになってくださいね!!!!   ツイート

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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