【お詫び】 この度展示を開始しましたハイギョのマユですが、 ハイギョが夏眠から覚醒する兆候がみられたため 一度バックヤードに収容いたしました。 展示の再開は未定ですが、 日程が決まり次第、改めてご案内させていただきます。 恐れ入りますが、ご了承くださいますようお願いいたします。 ハイギョ展、大人気です。 皆様、ご来館いただき、ありがとうございます。 で、いきなりなんですが、このハイギョ展、実はまだ未完成形なんです。 企画展のスタート部分にあるバックヤードに通じるドアを開けると、 狭い通路にハイギョ展のために作製された展示ケースが鎮座しています。 どーーーん そう、このケースで展示されるはずだったもの…。 それは、 マユに包まれたハイギョ!!(う●こじゃないよ。) アフリカのハイギョは乾季で水が干上がると、 自ら出した粘液でこのようなマユを作り、その中で乾燥に耐えることができるのです。 アップにしてみると、 このように、薄皮のようなマユがよくわかりますね。 指でつついたくらいでは破れませんが、ハイギョの弾力は感じられます。 展示を前に、乾燥した土を強引にはがそうとしたら、 ペリッと破れて湿ったハイギョのからだが見えましたので、 そっと、見て見ぬふりをして破れたマユを張り付けておきました。 まぁ、大丈夫でしょう…、大丈夫だよね…?大丈夫だよ…。 いやいや、とにかくハイギョファンの皆様、おまたせしました。 決して、決して出し惜しみしていたわけではありません。 ただ、間に合わなかったんです。 過去に何度か成功していただけに、余裕ぶっこいていたのは事実。 特別展が始まってからの1か月間、恥ずかしさと申し訳なさと肩身の狭さと で、 二言目には「スンマセン、スンマセン…。」とつぶやいていた日々よ、さようなら。 このハイギョ、間違いなく生きているんですが、展示を前に念のため最終チェックです。 そのチェック項目はズバリ「におい」。 死んでたら当然、くさいです。 長引く風邪で私の鼻はバカになっているので、中野さんにお願いしました。 スンスンスン… やりました、OKいただきました! でも、なんでしょうね。さわやかな感じがムカつきます。 風間さんが通りがかったので、ついでにスメルチェックをお願いしました。 ギギギギギ… やりました、OKでました! すごくどうでもいいことを長々と書いていますが、それだけウかれているんです。 それでは、皆様。ハイギョ展の完成形も観に来てください! マユに包まれたハイギョとともに、お待ちしております。 ツイート