おもしろ飼育コラム

ベジタリアン!?(水生昆虫展)
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ベジタリアン!?(水生昆虫展)

タガメ、ゲンゴロウ、トンボのヤゴなど水生昆虫は虫などをつかまえて食べる肉食性が多いのですが、そんな中でガムシはちょっと違って水草などの植物をよく食べます。水槽の中に水草をいれてきれいに飾ってもすぐに水草をボリボリ。翌朝にはほとんどなくなっていることがあります。植物をたくさん食べているのでうん○は緑色です。特別企画展で展示しています。

ホタルの成虫展示
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ホタルの成虫展示

ヘイケボタルの成虫の展示を始めました。場所は3階のホタルの幼虫を展示している場所です。バックヤードは暖かいので早く成虫がうまれました。屋外でのホタルのシーズンは、まだまだですからホタルを先取りしたい人には必見です。いつ見てもあのホタルの光はきれいで癒されます。(4月14日より展示開始)

ほんとはピンク色
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ほんとはピンク色

上の写真は、3階にいるモクズガニです。ハサミに泥色の毛がふさふさ生えてます。この毛、なんだか汚い色だなあとお思いの方!本当はこれ、全然違う色なんですよ。下の写真をごらんください。これは川で取れた脱皮直後のモクズガニの写真。ハサミの毛は薄いピンク色をしているではありませんか!ハサミの毛は、もともとこのような淡いピンク色なのですが、川の中で暮らすうちに藻などがくっついて泥色になるそうです。なんか、ピンクだとチアガールみたい…。

新米飼育日誌 「マタマタ編」
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新米飼育日誌 「マタマタ編」

マタマタ登場!桐山です。今回の主役はカメの仲間であるマタマタです。ちょっと風変わりな種類で、なんと鼻が細長く伸びているのです。これは鼻先を水面から出して呼吸するためです。その様子はまるで忍者の水とんの術のよう。ある日、マタマタの水槽を覗くと、鼻先に空気の泡がくっついていました。おそらく、呼吸の際にくっついたものと思われますが、どう見ても鼻ちょうちんにしか見えません!その決定的瞬間をぜひご覧ください。

よい香り
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よい香り

朝、開館前の掃除をしようと4階にいくと、なにやら全体がよい香りにつつまれています。なにかな?と探してみると、ホオノキの花が咲いていました。野外だと6月くらいに咲くはずですが、館内の暖房で時期が早まったようです。このつぼみを酒につけておくと、薫り高い花酒になると聞いたことがあります。ほんとかな?

残念。
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残念。

もうずっと前ですが、展示水槽でサワガニが交尾していたので、繁殖させるため予備の水槽に移し飼育していました。サワガニはお腹にたまごを抱えて守ります。稚ガニになるまで母親のお腹で育つのです。こうした子育てを行うカニは意外にもサワガニだけです。交尾を確認してから、2ヶ月近く経ったころ、ようやくお腹をぱかっと開いてくれたので、たまごを確認することができました。オレンジ色のたまごを、母親は両方のハサミを使って手入れをしているようでした。しかし、しばらく観察していたところ、手入れをしているのではなく、たまごを一粒一粒むしりとって捨てていることに気がつきました。その日のうちに13個、翌日には16個のたまごが落ちていました。落ちたたまごを拾い、育てようと試みましたがダメでした。かなり楽しみにしていたのでとても残念です。

骨まで美しい…
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骨まで美しい…

これは、シマヘビのせきつい骨です。2005年6月10日のおもしろ飼育日誌『なんて美しい…』に登場した黒化型のシマヘビを覚えている方もいらっしゃることでしょう。あのシマヘビがしばらく前に死んで、冷凍保存されていたものを骨格標本にしたのです。ヘビの骨は非常にシンプル。頭骨と、背骨と肋骨。それだけです(種によっては足の名残の骨があるのもいますが)。極限まで無駄をそぎ落とした繊細な骨格は、生きているときとはまた違った美しさを持っています。

金魚 大人の恋愛~三股編
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金魚 大人の恋愛~三股編

2月マンスリー水槽のテーマは「バレンタイン」です。その中に「ハート」をモチーフにした水槽があります。主役はハート型の尾ビレを持つブリストルシュブンキン。日本では2005年7月頃から店頭に並ぶようになりました。本来なら、金魚の繁殖期は3月下旬頃から始まりますが、展示水槽の温度が予備水槽より少し高かったので、春が来たと勘違いしてしまったようです。オスがメスを追いかけ始めました。ちなみにオス3匹、メス1匹です。バレンタインに向け猛アタック開始です!モテモテでちょっとうらやましいかな…

ウジ虫かっ!?
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ウジ虫かっ!?

これはなんでしょう??蝿の幼虫(ウジ)にみえますが、なんと卵から孵化した魚の仔魚(赤ちゃん)なんです!日本産淡水魚のタナゴの仲間たちの仔魚は細長いウジのような形をしています。二枚貝のエラの中に産み付けられた卵は長い間、貝の中に留まり少しづつ成長します。その過程でウジの様にクネクネと運動して貝に吐き出されないようにするのです。貝の中を産卵場所に選んだタナゴたちを私は尊敬してしまいます…。

あま噛みなら許す
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あま噛みなら許す

生後7ヶ月を経過したコツメカワウソのエナとレンゲは、みるみるうちに大きくなっていきます。今は親の半分ぐらいの大きさです。レンゲはおもちゃが好きで、係が与えるいろいろなおもちゃに飛びついて一人で遊んでいます。一方、エナはというと係の右手のこぶしが大好き。エナの前にこぶしを差し出すと、両手を出してガブリよってきます。そして、はむはむと噛み付いてきます。怒って噛むときとは違って、あまり痛くありませんが、たまにツボに入ると「イテテテ!!」こうして遊んでくれるのは、きっと幼いうちだけでしょうから、少々右手が赤くなろうがへっちゃらです。 どうしてもぶれちゃいます。ごめんなさい…

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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