パクーたちが仲間入り!
とうとうパクー入りました!?
これだとよくわからないですね・・・
1Fアマゾンコーナーに新しくカラシンの仲間を展示したんです!
時には大型哺乳類をも餌にしてしまうといわれる肉食性のピラニアは有名な魚ですね?
このピラニアに近い仲間で主に植物食性の種を総称してアマゾン川流域の人々は
”パクー”と呼んでいるんです。
ちなみにパクーってこんなヤツです!
ピラニアに似てますね。これはパクーの中でもメチニス属の一種です。
これもパクーです。黒の横縞がシブイですね!
パクーは私がとても好きな魚で、
昔アマゾンに出かけた際も様々なパクーに出会いました。
アマゾン川流域の人々にとってパクーは庶民の味で市場でもよく見られ、
食用に並べられたパクーを見つけるたびにどのような種類か観察していたのを
思いだします。
市場に並べられるパクーたち
これはミロソマ属の一種です。
現地では小骨が多いので骨切りしてから素揚げやフライにします。
脂がのってとてもおいしい魚でした。
今回、アマゾンコーナーの展示種の入れ替えもあり、
長年暖めてきたパクーの群泳にこぎつけることができました。
パクーの多くは幼魚から成魚へと成長してゆく段階で
体形や体色に変化がみられる魚で、
成長過程を今後みなさんに見守っていただくのも、
この種類を展示する醍醐味と考えています。
今回、約20種およそ100尾のパクーを展示しました。
いぶし銀が乱舞する様子をお楽しみいただければと思います。
迫力満点のピラルクーやレッドテールキャットとはまた違った
渋いアマゾンの魅力を感じていただけたら幸いです!
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