みなさま、こんにちは。 SNSにてご紹介しましたが、改めてアミア・カルヴァ、登場のお知らせです。 現在開催中の企画展「スウィミングスタイル~さかなの泳ぎかた~」で展示中です。 もう名前がカッコイイです、アミア・カルヴァ。 「ジムナルカス」とバトンタッチです。 ジムナルカスとアミア・カルヴァでは、分布域(ジムナルカスがアフリカ、アミア・カルヴァが北米)も違い、系統的にも離れているにもかかわらず、共通する特徴をもっています。 それが今回の企画展のタイトルになっている「スウィミングスタイル」、つまり泳ぎかたです。 どのような泳ぎかたなのかといいますと、こちらをご覧ください。 *ヒレの動きにご注目ください。 ジムナルカスの泳ぎかた アミア・カルヴァの泳ぎかた 共通点は分かりましたでしょうか。 この2種は、背ビレをつかって前進、後退、急停止、方向転換など多彩に泳ぐことができます。 では、なぜこのような泳ぎかたをするのでしょうか。 アミア・カルヴァは、肉食性で魚や甲殻類などを襲って食べています。それら獲物を捕らえる時に待ち伏せしたり、ゆっくりと後ろからストーキングしたりするそうです。 こんな可愛らしい見た目で、なかなか怖いです・・・ 一つのヒレを動かすだけで泳げるアミア・カルヴァは、水流を最小限に抑えることができるので、獲物から気づかれないように、そっと近づくことができるとされています。 一方のジムナルカスは、弱い電気を放ち、それを感知することで外敵や獲物となる生き物を探します。 仮に、全身を動かして激しく泳ぐと、水流が乱れ、電場が不安定になり感知しにくくなってしまいます。 それに対してジムナルカスは、一つのヒレを動かすだけで泳げるので、水流が乱れず、電場が安定し感知しやすくなります。 つまり、この泳ぎかたは、電気魚にとってとても理にかなったものとされています。 最初は、なぜこのような泳ぎかたをするのか不思議だなくらいにしか思っていませんでしたが、理由が分かると賢い泳ぎかたにみえてしまいます。 企画展では、なぜこのような泳ぎかたなのか?という点にも触れていますので、そちらもご覧くださいね。 最後に、当館があるここ岐阜県では、一億年以上前の地層から、なんとアミア・カルヴァの仲間の化石が見つかっているとのこと。 ロマンを感じますね! Tweet