みなさまこんにちは。 残暑の候、いかがお過ごしでしょうか。 館内の多くのスタッフは暑さにやられてへばっておりますが、館内のニホンカナヘビたちはひときわ元気いっぱい過ごしております。 なぜならそう、繁殖の季節だからです! ビビっときたある日、飼育ケージ内にある石をそっとどけると・・・ ↓↓↓ なんと、そこには産卵中のカナヘビが! ニホンカナヘビは、石や葉っぱが堆積したところの下など、少し湿っぽい場所に卵を産むのです。春ごろから湿ったミズゴケを石の下に設置しておいたのが功を奏したようです。 ニホンカナヘビは卵の世話をしないため、ここからはスタッフの出番です。 まず、湿ったミズゴケを敷いたケースに卵を回収します。このとき、卵の向きを変えてしまうと、胚がさかさまになり発生が止まってしまうかもしれません。私は間違えないよう、卵にペンで印をつけておくことが多いです。 ケースは直射日光の当たらない場所に置き、ミズゴケが乾かないよう定期的に霧吹きで水をかけます。ただし、あまりにべちょべちょだと卵がカビてしまうため、適度な量を心がけます。 卵は水分を吸収し少しずつ大きくなっていきます。上の写真では、右のほうが回収したばかりの卵、左のほうがふ化間近の卵です。二倍以上の大きさに膨らんでいることがよく分かりますね。 一か月半ほど経過すると・・・ ひょっこり、卵から顔を出しています! うまれたカナヘビの赤ちゃんたちは、コオロギの赤ちゃんやショウジョウバエなどを与えて世話をします。赤ちゃんが大きくなるにつれ、与えるごはんも大きくしていきます。 これからもすくすく育ちますように! 来年には展示デビューできるよう、飼育スタッフみんなで丁寧に世話をしていきたいと思います。 ニホンカナヘビたちの繁殖の季節はまだまだ続きます。元気いっぱいのカナヘビたち、ぜひ観察しにお越しくださいね。