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おもしろ飼育日記

2012年2月の日記

さて、先日ふ化したサツキマスの仔魚たちのその後はといいますと・・・

こんな感じです。

 

IMG_4659.JPG

これは、2月14日の様子です。少しずつ泳ぐようになってきたので、

サツキマスたちの育成用水槽をセッティングして、収容しました。

これで、オショロコマの予備水槽を間借りしていた

ザルのワンルームの生活ともおさらばです。

ピントが合っていないですが、

後ろのほうで立ち泳ぎしているものも見えますね♪うふ

 

そして・・・

じゃ~ん!!!!!

IMG_4851.JPGこれが、2月20日の様子です。

 

どうです!!魚らしく泳いでるでしょう?

餌もちらほら食べるようになってきました。

でも、どんな魚でもそうですが、初期餌料が大事で、

ここでコケるとあえなく全滅になりかねません。

浮上が始まり浮かれながらも「油断禁物」と自らに言い聞かせ、

せっせと餌を与えては掃除するを繰り返しております。

 

移動の時、数を数えましたが、その数216尾

全てが成魚サイズになるとは思いませんが、せめて半分でも・・・。

 

この成長記録的なブログが続きますように

 

 

 

 

 

産卵しましたよう~

田上 2012.02.15(水)

さぁ、はや2月に入りました。

いよいよ両生類たちの産卵シーズン到来です。

まずは、こちら。ホクリクサンショウウオ!

ホクリク卵嚢.JPG

1月30日に産卵しました(2年連続)

ホクリクサンショウウオは環境省レッドリストにおいて、

絶滅危惧ⅠB類に指定されています。

 

そして、お次は、アベサンショウウオ!

IMG_4257.JPG

2月8日に産卵しました(こちらも2年連続!)

アベサンショウウオは環境省レッドリストにおいて、

絶滅危惧ⅠA類に指定されており、

さらに種の保存法で国内希少野生動植物種に指定されています。

 

親は福井県の個体で、

自然下ではもう少し早い時期に産卵がみられます。

やはり、岐阜と福井では気候が違っていますので、

これが多少のズレの原因になっているのでしょう。

IMG_4261.JPG

ちなみに、このように卵でお腹がパッツンパッツンの個体もいますので、

あと1対産卵が見られると思います。

 

昨年、日本で初めて飼育下で生まれた卵のうを展示しましたが、

今年はちょっとお待ちください。

ぜひとも皆様に、今すぐ卵のうをご覧いただきたいのはやまやまなのですが、

アツいサンショウウオ展示を懐に忍ばせておりますので、

今展示するわけにはいかないのです。

全国各地に数十万人ともいわれるサンショウウオファンには、

いずれちゃんと埋め合わせをいたします。たぶん。

 

さて、話は繁殖の方に戻しまして。

この2種、どちらも屋外に設置した飼育槽で繁殖させました。

成功に至るまで色々と試行錯誤し、

それぞれの種にあわせた工夫を水槽内に取り入れています。

しかし、それだけではもちろんダメで、

繁殖させるには、気温の変化などが欠かせません。

いくら福井(アベ)・石川(ホクリク)と岐阜で気候が違うとはいえ、

同じ日本で、ましてや隣県。

季節の温度の移り変わりなどは、まぁ似たようなものです。

気温変化・水温変化・日の長さなどなど自然任せなので、

繁殖のためのキーとなる要素は、ある程度目星をつけることが出来ても、

確信をもって「コレでOK!」とは言えません。

 

というわけで、飼育下繁殖の技術を確立するために、

来年からはこういった環境要因を

少しずつではありますが、人為的にコントロールして取り組むつもりです。

試行錯誤はまだまだ続きます。やるぞ~!

 

と、皆様の前で、はや来年の抱負を述べたところで、

お話をしめくくらせていただきます。

おあとがよろしいようで。

 

アカハラ隊長の婚活

岩本 2012.02.07(火)

こんにちは。岩本です。

 

今回は、田んぼや用水路に棲む生き物を展示している

水槽のアカハライモリの近況をご報告します。

 

アカハライモリの雄は、繁殖期になると婚姻色と呼ばれる、

独特な青みを帯びた色に変化します。(写真参照)

婚姻色縮小.JPG

 

通常、アカハライモリはこの時期は冬眠しているのですが、

水温がコントロールされている当館では

今まさに一匹のアカハライモリが美しい婚姻色を呈しています。

私はひそかに彼に「アカハラ隊長」の称号を授け、観察をしております。

 

せっかくなので、今回はアカハラ隊長の雄姿を、みなさまにもご覧いただきたく思います。

 

では、早速ご登場いただきましょう。

 

 

こちらが、アカハラ隊長です!★正面縮小1.JPG

予想以上に、カワイイと思われた方が多いかもしれません。

しかし、アカハラ隊長の婚活にかける心意気はまさに漢(おとこ)。

それを証明すべく、最近のアカハラ隊長の日常の一部を、写真で追ってみました。

 

 

フラフラ泳ぐ。泳ぐ縮小.JPG

 

 

緊急浮上!緊急浮上縮小.JPG

 

 

メス発見!!!発見縮小.JPG

 

 

追跡開始!追跡開始縮小.JPG

 

 

逃げられる…。追跡中縮小.JPG

 

 

つーかまぁーえたぁぁぁぁ。捕まえた縮小.JPG

 

 

求愛ダーンス!!!ダンス縮小最終.JPG

 

ちなみにこの時、オスは総排泄口にみられる柔毛突起からフェロモンを出しているそうです。
(写真参照)突起縮小最終.JPG

 

さて、話に戻りまして…

 

結局、メスにかわされる・・・。IMG_8178縮小.JPG

 

 

しかし、めげずに別の子にアタック!!!!!サイチェレンジ縮小.JPG

繰り返す・・・・・。

 

 

どうでしょうか、婚活にかけるこの思い(執念?)!!!

 

これぞまさに男であると思うのは、私だけでしょうか。

 

次回ご来館の際には、ぜひみなさんもアカハラ隊長の雄姿を観察していって下さいね。

 

平日10時半のアシカショーも、お待ちしておりまーす!!!

 

 

おまけ

 

男は背中で語るものさ…。IMG_8219縮小.JPG

 

平日10時半のアシカショー

岩本 2012.02.03(金)

こんにちは。

 

新米飼育員の岩本麻未です。

気がつけば、前回の記事から3カ月が経過してしまいました。

新年になったことですし、今年は週に一回くらいは更新したいと…心では思っております。

更新がなかったらせかしてやって下さい。

さて、鮮烈なアシカショーデビューを果たしてから今日まで、

ショーを行う中でマリンと日々練習を重ね、なんとか無事にアシカショーを行ってきました。

寒い中でも、毎日マリンと頑張っております!

アシカトレ編集済み.JPGのサムネール画像

冬季のアシカショーは 10:30, 12:00, 13:30, 15:00と、一日4回。

その中でも、朝一番の10:30のショーは、マリンもやる気マンマン。

朝が苦手な私も、元気なマリンに背中を押され、ステージへと向かいます。

そして、さぁ出番だ!

と、扉を開けてステージに立つと・・・!

誰もいない客席編集済.jpg

 

・・・・・誰もいない。

そう、お客様がいないのです。

アシカショーが行われるのは真冬の寒空の下。

そんな中での朝一番の10時半のアシカショーは、非常にお客さんが少ないのです。

やる気満々で登場したマリンも、思わずこの表情。

寂しいマリン編集済.jpg

ギャラリーの少ない寒空の下でアシカショーを行うのは、少し寂しい気持ちになります…。

しかし!朝一番のアシカショーには良いところもあります。

それは、お客さまが少ないからこそ、より深くお客さまと触れあえること。

マリンがお客さまの目の前に登場する際も、一人ひとりのお客さまの前に、

普段より長く滞在することができます。

また、土日や繁忙期にはなかなか出来ない!という声をよく聞く、輪投げ。

こちらも冬場の平日10時半のアシカショーですと、

比較的高い確率で輪をゲットすることができます★

こう考えると、朝一番のアシカショーも意外と魅力的なのではないでしょうか。

マリンと一緒に、平日10時半。

お待ちしております★

輪投げマリン編集済み.JPG

 

※輪投げの数には限りがございます。

   状況により、輪投げができない場合もございますので予めご了承ください。

 

 

staff_201113126.jpg.jpg

こんにちは!

2月のマンスリーは「生き物たちの建国記念日」ということで、生き物たちが作る「巣」を「国」に見立てて紹介します!

ちなみに展示種は「共生ハゼ・エビ」「カンザシゴカイの仲間」「タランチュラ」「ケスジヤドカリ」の4種。

今回のマンスリー水槽のイチオシは「ケスジヤドカリ」です!

何と言ってもこの大きさ!立派なヤドカリイソギンチャク!

見応えのある個体です!

個人的にはメジャーな生物同士の夢のコラボだと思っています!

この「ケスジヤドカリ」ですが、私にとっては懐かしい思い出たくさんあるヤドカリなのです。

幼い頃、私は磯遊びが大好きで「潮だまり」にいるイソギンチャクやヤドカリなど

大変興味深く観察していました。

小学生低学年の頃、神奈川県にある当時「江ノ島水族館」(現在は新江ノ島水族館)に

立ち寄った時に、この「ケスジヤドカリ」が展示されておりました。

 

当時の私にとっては、「大好きなヤドカリとイソギンチャクが一緒にいる!!」という光景は

衝撃的な光景でした。

 

しばらくの間このヤドカリの魅力にハマり「痺れて」しまったのは言うまでもありません。

そんな私も大人になって「水族館」で働くようになり、

こういった懐かしい「生き物」と再会できるのはとても感慨深いものです。

アクア・トトぎふには来館される皆様の記憶に残るような、

すごい「生き物」がたくさんいますので、是非遊びに来て下さいね!

 

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