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おもしろ飼育日記

アマゾンの生き物の日記

衝撃の?オタマジャクシ

須田 2016.09.08(木)

7月16日からスタートした企画展「インパクト・アクアリウム」

 

2016.9.8-1.jpg

 

 

刺激的な姿を持つ生き物たちを前に、

怖い…と立ちすくんでしまうこどもたちもチラホラ見かけます。

絶賛開催中のインパクト展には是非足を運んで頂くとして、

今日はバックヤードで見つけたインパクト!な生き物を紹介しましょう!

 

はいドーン!

 

2016.9.8-2.jpg

どうですか、このオタマジャクシ。

なかなかの衝撃的な姿ではないでしょうか。

 

実はこれ、南米に生息する

「キオビヤドクガエル」のオタマジャクシなんです。

 

2016.9.8-3.jpg

アクア・トト ぎふでは、1階のデンキウナギがいる水槽の隣で展示しています。

 

このオタマジャクシとの出会いはというと、

話は少しさかのぼります。

 

4月、展示水槽にてオスがしきりに鳴き始めました。

カエルの声とは想像できないような、美しい鳴き声です。

全身を震わせ、メスに向かって猛アピール!

 

これはもしかして、産卵してくれるかな!?ということで、

展示水槽に忍ばせていた産卵用のケースを確認すると・・・

 

2016.9.8-4.jpg

 

 

卵を生んでくれました!

 

2016.9.8-5.jpg

このプルプル感…まるで水まんじゅうのようです。

この黒い塊のような状態から、卵は目まぐるしく姿を変えていきます。

キオビヤドクガエルは4~5月にかけて定期的に産卵してくれたので、

その成長段階を追って撮影することができました。

 

卵回収から約3日後

 

2016.9.8-6.jpg

黒い塊の上に小さなオタマジャクシの形が現れました。

 

卵回収から約4日後

2016.9.8-7.jpgなにやらオタマジャクシの頭からツノのような突起物が出ています!

2016.9.8-8.jpg突起物はどんどん細長く伸びていき…

 

卵回収から約7日後

 

2016.9.8-9.jpg

 

2016.9.8-10.jpg

始めにご紹介したあの姿に!

オタマジャクシから伸びているこの血管のような部分について調べてみると、

どうやら『外鰓(がいさい)※』だということが分かりました。

※エラのことです!

 

ヤドクガエルの仲間は、

自然下では植物の葉と葉のすきまにできるような

わずかな水たまりで産卵するといわれています。

少ない水の中で、効率的に酸素を得るためのものでしょうか。

なんともカッコイイ姿に感動しました。

 

外鰓ができてしばらくすると、卵膜を破ってふ化しました。

 

この特徴的な外鰓、ここからどのように成長するのだろう!?と観察を続けましたが、

日を追うごとに体にどんどん吸収され、短くなっていきました。

1対あった外鰓は片側にしか見られなくなり

卵回収から12日~14日後に全て吸収されてしまいました。

 

2016.9.8-11.jpgちょっと細長いオタマジャクシですね!

 

 

キオビヤドクガエルの、ほんの少しの期間のみ見られる姿に

インパクトを受けて頂けたでしょうか!?

 

この後、オタマジャクシはどう育つのか!?

黄色い模様はいつ出てきたのか!?

気になる成長については、改めてご紹介させて頂こうと思います。

 

それでは、また!

 



 

野菜摂ろうよ!

国崎 2016.01.06(水)

当館1Fのアマゾンコーナーには、中型カラシンたちの群泳水槽があります。

ミロソマやメチニスなどのパクー、ブリコン、レポリヌス、アノストムス、

ヘミオダス、アブラミテスなど様々なカラシンたちが展示されています。

 

これらの種に共通して言える事は、植物質を好む傾向があるということです。

私もアマゾンの現地で、水中に沈んだ葉や茎を食べている

カラシンを見たことがあります。

植物の葉、茎、根、そして固い種子や樹皮まで

つついて食べる事があるようです。

 

これらの魚を釣る場合、現地では

ホールコーンをたくさん水面に叩きつけて撒き餌とし、

針にもコーンを刺します。

そしてコーン(撒き餌)に集まってきたカラシンたちを次々と釣り上げます。

 

そんな実体験から、

いつも配合餌料を与えているこの魚たちに、野菜をあげてみることにしました。

選んだのはミックスベジタブルです。

グリーンピースとニンジン、コーンの3点セット。 

2016.1.3-1.jpg

与えてみると、たくさんのカラシンたちが餌に集まってきました。

発達したアゴと丈夫な歯を使って、

餌を出し入れしながら噛み潰して食べています。

ビタミンや繊維質などを補うことができ、最高ですね!

今後も定期的に与えてみようと思います。

 

 

私は年末の健康診断でコレステロール値が高いことがわかりました。

カラシンたちのように野菜もしっかり摂取して

体を整えていこうと思います。

 



かじる魚

廣瀬 2015.11.27(金)

こんにちは。

11月も下旬になりすっかり寒くなってきましたが、

風邪などひかれていないでしょうか?

さて、今日は水族館の「水槽」にまつわる困ったお話を少し。


よく、お客様から「大きな水槽はどうやってできているの?」

と聞かれることがあります。


アクア・トト ぎふにはいくつかの大きな水槽があるのですが、

その観覧面は透明のアクリル板をはめてでできていて

コーキング剤という接着剤で壁や床に固定されています。


実は、そのコーキング剤をかじっている魚たちがいるのです。


例えば、ナイルパーチなどがいる「コンゴ川下流の魚」水槽の左側。

2015.11.25-0.jpg
仕切り(写真の右)のアクリル板にコーキング剤が使われているのですが、

拡大してみると...。

2015.11.25-01.jpg
水面より下のコーキング部分が、ごっそりえぐれています。

魚たちがかじらないよう、コーキング部分を覆ったりしていたのですが

最近では他の水槽でも

コーキング部分をかじられる被害が出てきたのです!

 


それがアロワナなどがいる「アマゾン川の魚Ⅰ」水槽や

3階の最後の展示「河口の魚」水槽です。 

2015.11.25-03.jpg

写真左の水槽下層、コーキング部分が

ところどころ丸く削れているのが見えますでしょうか。


これ、すべて魚がかじっているんです!


「河口の魚」水槽は、内側から水中撮影した写真をご覧ください。
 
2015.11.25-3.jpg
少し分かりにくいですが

表面のボコボコっとしている部分、すべてかじられている部分なんです。


あまり影響ないのでは!?と思いそうですが、

ひどくなると水槽から漏水する可能性も出てくるので、

補修していかなくてはなりません。


ところで、どんな魚がかじっていているのかというと...


「アマゾン川の魚Ⅰ」水槽ではレポリヌスの仲間や、

2015.11.25-4.jpg

「河口の魚」水槽では新しく入れたアイゴがかじっています。

2015.11.25-5.jpg


アイゴについては、植物質のエサが不足している可能性もあるので

夜間にレタスを与えたりしています。

2015.11.25-6.jpg

その効果もあって、

少しはコーキング部分をかじることが減ってきたようです。

 

今後は、削られてしまったコーキング部分の補修をしていく予定です。

また変化がありましたら、次回報告していきます。

 

 

 

 


コリドラスのたまごのその後。

須田 2015.09.18(金)

6月に生まれたコリドラスの卵。

以前のブログでは卵のふ化の様子と、

赤ちゃんコリドラスの成長についてご紹介しました。


だいぶ間が空いてしまいましたが、その後のコリドラス達についてお伝えします!

生まれたては小さく、こんな姿だったものが…

2015.9.17-1.jpg

 

いまではすっかりコリドラスらしくなりました。

2015.9.17-2.jpg

展示水槽には数種のコリドラスが入っているため、

卵を生んだ親がどの種なのかはわかっていませんでした。

「赤ちゃんたちはどの種に育つだろう!?何種類もいたりして!!!」

とワクワクしながら成長を見守っていましたが、

大きくなったコリドラスたちを見て分かったことは


全て「コリドラス・エネウス」。

2015.9.17-3.jpg

 

 

なんと、1種でした!とにかく元気に育って良かったエネウス!!

ところで何匹いるのだろう?と数えてみると、


181


そんなにいたの…!

予備水槽にて餌をあげる際、集まってモゾモゾする姿に

迫力があるなあと感じていましたが、納得です。 

魅惑の餌タイム、動画に撮ったのでぜひご覧ください。


さて、この小さいエネウスたち。

すでに100匹ほどが展示水槽にデビューしております!

2015.9.17-4.jpg

 

 

場所は親と同じ、1階の「ピラニア水槽」です。

水槽の下の方、ぜひじっくりと観察してくださいね! 

成魚と並ぶとこんな感じ。

2015.9.17-5.jpg

 

小さなコリドラス・エネウスたちと一緒に、お待ちしています!

それではまた!

 


 


 


コリドラスのたまご

須田 2015.06.23(火)

ピラニア水槽の模様替えをした次の日。

水槽のアクリル面に白いプチプチしたものが付いているのを発見しました。

 

2015.6.21-1.jpg

 

 

これは…卵!!!

 

2015.6.21-2.jpg

 

 

この日、新しく水槽に仲間入りしたコリドラスがせわしなく、

ペアで寄り添いながら泳ぐ姿が目撃されていました。

 

これはコリドラスが生みつけたものでは!?と判断し

さっそく回収することにしました!


水槽の深い部分にくっついている卵は、

即席で作ったこのアイテムで吸い込みました。

2015.6.21-3.jpg

 

 ホースの先にペットボトルの破片を取り付け、

 卵をこそげた後に水ごと吸い込むというものです!上出来!

2015.6.21-4.jpg

↑卵を割らないよう、慎重に行いました!


回収した卵はこんな感じ。

 

2015.6.21-5.jpg

 

 

そうっと触ってみたところ

かなりネバネバしています。


卵を水槽に移動する際、

 この卵のネバネバを利用して

一部を水槽面に張り付けてみました。

 

2015.6.21-6.jpg 

 

これで観察の準備は万端です!

卵の成長は思ったより早く、

回収した翌日には卵の中で動く様子を見ることができました。

 

 

 

次の日はさらに発生が進み、

うっすらと仔魚の色素が見えるように!

 

2015.6.21-7.jpg

 

 

少し水温が高かったのもあったせいか、

卵を回収してからわずか2日で孵化しました。

水槽に張り付いて観察していたところ、

孵化の様子が撮影できましたので動画でどうぞ!

夕方撮影なので、少し暗いのですが、一番下の卵にご注目ください!

 

 

生まれてすぐの赤ちゃんはこんな感じ。

大きさは約3.5mmでした。

 

2015.6.21-8.jpg

 

 

ナマズの仲間というより、まるでオタマジャクシのようですね!

 

 

日を追うごとにどんどん成長する赤ちゃん。

目まぐるしく姿が変わっていきます。 

 

2015.6.21-9.jpg

 

 

2015.6.21-10.jpg

 

最近では背びれが完成しつつあり、

大きさもようやく1㎝ほどになりました!

小さいとはいえ、モゾモゾ動く姿は親とそっくりです!

 

展示水槽にはコリドラスの仲間が数種入っているため、

どの親の赤ちゃんが育っているのかは

大きくなってからのお楽しみです


展示槽にお迎えできる日を目指して、

しっかり育てていきたいと思います!

 

2015.6.21-12.jpg

 

 

 

 


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