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おもしろ飼育日記

アクア・トトの生物の日記

オオアタマガメのトレーニング

近藤 2017.04.02(日)

私は、昨年7月からある取り組みをしております。

それは、タイトルにもあるように

「オオアタマガメのトレーニング」です!!!


先日、新聞でも取り上げて頂きましたし、

この場を借りて、私の口から皆様にも紹介をしたい!!と思い、

久々にブログを書くことにしました!!

さて、オオアタマガメについてちょっと紹介しますと・・・
甲羅に頭が入らないくらい、大きな頭を持つカメです!
中国南部からインドシナ半島に生息しており、
ゴツゴツとした岩や崖がたくさんある流れのはやい渓流をすみかとしています。
そんなところに住むわけですから、野生下では、
岩や木を登ったりと、とてもアクティブに動き回る種としても知られています。

そして、すごい特技を持っており
なんと、しっぽで木の枝にぶら下がることができるようなんです!!

そんなことができるなんて!!
しかし図鑑には、ぶら下がっている写真は載っていません。
・・・実際にみてみたくないですか?
見たいですよね?
と、言うことで
やってみることにしました。

当館のカメは、そんなに過酷な場所にいるわけではありません。
毎日、木の下なんかでのんびりと過ごしています。
2017.3.23-1.jpg
待っているだけではしっぽで木にぶら下がるところは見ることができません。
どうしようかなぁーーっと考えた結果・・・
トレーニングの原理を使ってできないかと思いまして
カメのトレーニングに挑戦してみることにしたのです。

まずは、ほめたい時にエサがあげれるようにしなければいけない!!
なので、ピンセットから食べることができるようにトレーニング。
2017.3.23-2.jpg
成功!
ピンセットにまで食らいつくようになりました...。
(口を傷つけないように竹のピンセットを使い、さらにビニールテープを巻いています)

次にピンセットについてくるように誘導してみました。
実際はじめてみると、
思っていた以上に運動神経が良いことに気づきました。
いつもジッとしているだけなのに、こんなにも軽やかに動き回るとは!!!

なかなかやるなぁと思いながら、
水槽内の流木の上に誘ってみると・・・
2017.3.23-3.jpg
そのまま登ってきました!!
2017.3.23-4.jpg
そして餌を食らい、水に戻っていきました。
これなら、しっぽで枝にぶら下がるのもできそう!!ですよね?

しかし、どうやってぶら下げたらいいのでしょうか・・・
と悩んでいた時に・・・
木に登ろうとしていたカメが滑って水中に落ちてしまったんです。

その時に、少ししっぽを動かしたのを見て
これだっ!!
と思いつきました!!

まず、木に手をかけさせ
 
そのまま体をもちあげて、
同時にしっぽも木に巻きつけさせてみよう!!

と、いうことで
さっそくやってみました。
2017.3.23-5.jpg
カメが木にしがみつきながら
ひっくり返るように誘導して・・・
おっ!
2017.3.23-6.jpg
2017.3.23-7.jpg
なんとか巻きつける(?)ことができました!!!!

ここからさらにトレーニングを続けていき・・・
今では、木にしっぽを巻きつけるのは
余裕でできるようにまで成長しました!!!
2017.3.23-8.jpgこの状態で、少しの間キープもできるようになったんです!!!

ここまでの成果をみなさんにも見て頂きたいと思い、
昨年10月8・9・10日の3日間
「オオアタマガメのフィーデングウォッチ」を行いました。
2017.3.23-9.jpg
カメの解説とそれに合わせて実際に動いている姿も見て頂くというものです。
 3日間ともお客様の前でしっぽを巻いているところを披露することができました!!
たった3日間でしたが、多くのお客様にみて頂くことができ一安心です。
また、できたらいいなーー
なんて思っています。
(開催できるかは未定ですが・・・)

ちなみに、
今でもトレーニングは続行中です。
場所は、水族館2Fオオアタマガメ水槽です。
毎日ではありませんが、運が良ければ
木にしっぽを巻いている様子が見れちゃうかもしれません!!!
水族館にお越しの際には、オオアタマガメの水槽を覗いてみてくださいね!!
まだ、木にぶら下がることはできていませんが、
いつの日か、みなさんにお見せできるよう
頑張ります!!
応援よろしくお願いしますね!!
2017.3.23-10.jpg
では!!!!!!!!!!


 

 


オオアタマガメのトレーニング

近藤 2017.04.02(日)

私は、昨年7月からある取り組みをしております。

 

それは、タイトルにもあるように

「オオアタマガメのトレーニング」です!!!

 

先日、新聞でも取り上げて頂きましたし、

この場を借りて、私の口から皆様にも紹介をしたい!!と思い、

久々にブログを書くことにしました!!

 

さて、オオアタマガメについてちょっと紹介しますと・・・

甲羅に頭が入らないくらい、大きな頭を持つカメです!

中国南部からインドシナ半島に生息しており、

ゴツゴツとした岩や崖がたくさんある流れのはやい渓流をすみかとしています。

そんなところに住むわけですから、野生下では、

岩や木を登ったりと、とてもアクティブに動き回る種としても知られています。

 

そして、すごい特技を持っており

なんと、しっぽで木の枝にぶら下がることができるようなんです!!

 

そんなことができるなんて!!

しかし図鑑には、ぶら下がっている写真は載っていません。

・・・実際にみてみたくないですか?

見たいですよね?

と、言うことで

やってみることにしました。

 

当館のカメは、そんなに過酷な場所にいるわけではありません。

毎日、木の下なんかでのんびりと過ごしています。

2017.3.23-1.jpg待っているだけではしっぽで木にぶら下がるところは見ることができません。

どうしようかなぁーーっと考えた結果・・・

トレーニングの原理を使ってできないかと思いまして

カメのトレーニングに挑戦してみることにしたのです。

 

まずは、ほめたい時にエサがあげれるようにしなければいけない!!

なので、ピンセットから食べることができるようにトレーニング。

2017.3.23-2.jpg

成功!

ピンセットにまで食らいつくようになりました...。

(口を傷つけないように竹のピンセットを使い、さらにビニールテープを巻いています)

 

次にピンセットについてくるように誘導してみました。

実際はじめてみると、

思っていた以上に運動神経が良いことに気づきました。

いつもジッとしているだけなのに、こんなにも軽やかに動き回るとは!!!

 

なかなかやるなぁと思いながら、

水槽内の流木の上に誘ってみると・・・

2017.3.23-3.jpg

そのまま登ってきました!! 

2017.3.23-4.jpg

そして餌を食らい、水に戻っていきました。

これなら、しっぽで枝にぶら下がるのもできそう!!ですよね?

 

しかし、どうやってぶら下げたらいいのでしょうか・・・

と悩んでいた時に・・・

木に登ろうとしていたカメが滑って水中に落ちてしまったんです。

 

その時に、少ししっぽを動かしたのを見て

これだっ!!

と思いつきました!!

 

まず、木に手をかけさせ

そのまま体をもちあげて、

同時にしっぽも木に巻きつけさせてみよう!!

 

と、いうことで

さっそくやってみました。 

2017.3.23-5.jpg

カメが木にしがみつきながら

 

ひっくり返るように誘導して・・・

おっ!

2017.3.23-6.jpg
2017.3.23-7.jpg

なんとか巻きつける(?)ことができました!!!!

 

ここからさらにトレーニングを続けていき・・・

今では、木にしっぽを巻きつけるのは

余裕でできるようにまで成長しました!!! 

2017.3.23-8.jpg

この状態で、少しの間キープもできるようになったんです!!!

 

ここまでの成果をみなさんにも見て頂きたいと思い、

昨年10月8・9・10日の3日間

「オオアタマガメのフィーデングウォッチ」を行いました。 

2017.3.23-9.jpg

カメの解説とそれに合わせて実際に動いている姿も見て頂くというものです。

3日間ともお客様の前でしっぽを巻いているところを披露することができました!!

たった3日間でしたが、多くのお客様にみて頂くことができ一安心です。

また、できたらいいなーー

なんて思っています。

(開催できるかは未定ですが・・・)

 

ちなみに、

今でもトレーニングは続行中です。

場所は、水族館2Fオオアタマガメ水槽です。

毎日ではありませんが、運が良ければ

木にしっぽを巻いている様子が見れちゃうかもしれません!!!

水族館にお越しの際には、オオアタマガメの水槽を覗いてみてくださいね!!

まだ、木にぶら下がることはできていませんが、

いつの日か、みなさんにお見せできるよう

頑張ります!!

応援よろしくお願いしますね!!

 

2017.3.23-10.jpg

では!!!!!!!!!! 


"ハサミ"がなくても

堀江(真) 2017.02.04(土)

こんにちは。毎日寒すぎますね。

今日は個人的にちょっと心が温まった出来事を紹介します。

 

2カ月ぐらい前だったでしょうか。

展示水槽にいるアシハラガニにエサをあげようと、

石をめくって探していた時のことです。

 

「ん?なにか違和感…」

 

2017.2.3-1.jpg

 

 

なんと大事なハサミあしが、すっかりないではないか!!!

きっと仲間に襲われて自切したんだと思います。

あしも1本足りないし、甲には生々しい傷もあります。

 

これではエサをつかむこともできないし、

あれもこれもできなさそうで長くは生きられないんじゃないか。

 

それでも、ためしにエサのコオロギを与えてみたところ、

もがきにもがいた挙句、壁と体の間にコオロギをはさんで、

食べ始めました。

 

こいつはまだ、あきらめてないんだ…。

それならしっかりサポートしてあげよう。

次の脱皮までなんとかしのげば、新しいハサミあしが生えてくるはずです。

 

エサが少しでも食べやすくなるように、

小さな水槽に移し、食べやすそうな水草やアカムシをその中にたくさん入れて、

ときどきピンセットでコオロギや魚肉を与えました。

でも残念なことに、ほとんどエサを食べているのを見ることはありませんでした。

 

ほかのアシハラガニが次から次へと脱皮をしても、

まだ…。

「もうだめかな」と思いかけていたときでした。

 

だっぴしたー!!!

 さて姿はどのように???

 

2017.2.3-2.jpg

 

2017.2.3-3.jpg

 

 

 

おー。

よかった。かっこいいアシハラガニに戻ることができました。

カニの再生能力ってすごいです。底力を感じました。

 

冬、カニたちは非活動シーズンではありますが、

展示槽のアシハラガニは冬でも元気です。

あいかわらず隠れてばっかりですが、また会いに来てくださいね。


衝撃オタマの成長

須田 2016.10.10(月)

前回お伝えした、

外鰓がフッサフサなキオビヤドクガエルのオタマジャクシ。


2016.9.8-9.jpg

 

 

今回は外鰓が吸収され、細長い体になってからの成長をお届けします! 

 

2016.9.8-11.jpg

 

外鰓を吸収しきってしばらくすると、

オタマジャクシは餌を食べ始めるようになりました。

たくさん食べて、どんどんふくよかに…! 

 

2016.10.10-1.jpg

あっという間にぽっちゃり体型です。

はみ出る下腹、貫禄があります。

ちょっとしたチャームポイントですが、尾は波打っています。


後ろ肢が出るころ。体にうっすら黄色い模様がみえてきました!

出たての足もちょこっと黄色がのっていますね!

 

2016.10.10-2.jpg

 

 

2016.10.10-3.jpg

 

前足がポン!と出るころには、帯もだいぶハッキリ!

2016.10.10-4.jpg

 

両足が出ると、尾はどんどん短くなっていきます。

そろそろ陸に上がるかな?と、

陸場を作ったプラケースに移動しました。

 

2016.10.10-5.jpg

 

そして上陸!

 

2016.10.10-6.jpg

 

 

2016.10.10-7.jpg

 

卵を回収して約2か月ほどで、親と同じ姿になりました!

上陸まで観察を続けてみていると、

本当に劇的に体が変わるな…と感心してしまいます。

 

 

小さく跳ねる幼体に、嬉しさもひとしおです!

2016.10.10-8.jpg

 

 


そしておしらせです!

今年生まれのキオビヤドクガエル2匹が

親と同じ水槽に展示デビューしました!

 

2016.10.10-9.jpg

 

よく葉っぱの下に隠れているので、なかなか見られないかもしれませんが、

ぜひ探してみてください!

 

2016.10.10-10.jpg

 

 

1匹はかなり特徴的な模様をしているので、探しやすいかも???


運よく見られた際に、

「あ、あの不思議なオタマジャクシが育ったんだな」、

と思って頂けたらうれしいです♪


それではまた!


 

衝撃の?オタマジャクシ

須田 2016.09.08(木)

7月16日からスタートした企画展「インパクト・アクアリウム」

 

2016.9.8-1.jpg

 

 

刺激的な姿を持つ生き物たちを前に、

怖い…と立ちすくんでしまうこどもたちもチラホラ見かけます。

絶賛開催中のインパクト展には是非足を運んで頂くとして、

今日はバックヤードで見つけたインパクト!な生き物を紹介しましょう!

 

はいドーン!

 

2016.9.8-2.jpg

どうですか、このオタマジャクシ。

なかなかの衝撃的な姿ではないでしょうか。

 

実はこれ、南米に生息する

「キオビヤドクガエル」のオタマジャクシなんです。

 

2016.9.8-3.jpg

アクア・トト ぎふでは、1階のデンキウナギがいる水槽の隣で展示しています。

 

このオタマジャクシとの出会いはというと、

話は少しさかのぼります。

 

4月、展示水槽にてオスがしきりに鳴き始めました。

カエルの声とは想像できないような、美しい鳴き声です。

全身を震わせ、メスに向かって猛アピール!

 

これはもしかして、産卵してくれるかな!?ということで、

展示水槽に忍ばせていた産卵用のケースを確認すると・・・

 

2016.9.8-4.jpg

 

 

卵を生んでくれました!

 

2016.9.8-5.jpg

このプルプル感…まるで水まんじゅうのようです。

この黒い塊のような状態から、卵は目まぐるしく姿を変えていきます。

キオビヤドクガエルは4~5月にかけて定期的に産卵してくれたので、

その成長段階を追って撮影することができました。

 

卵回収から約3日後

 

2016.9.8-6.jpg

黒い塊の上に小さなオタマジャクシの形が現れました。

 

卵回収から約4日後

2016.9.8-7.jpgなにやらオタマジャクシの頭からツノのような突起物が出ています!

2016.9.8-8.jpg突起物はどんどん細長く伸びていき…

 

卵回収から約7日後

 

2016.9.8-9.jpg

 

2016.9.8-10.jpg

始めにご紹介したあの姿に!

オタマジャクシから伸びているこの血管のような部分について調べてみると、

どうやら『外鰓(がいさい)※』だということが分かりました。

※エラのことです!

 

ヤドクガエルの仲間は、

自然下では植物の葉と葉のすきまにできるような

わずかな水たまりで産卵するといわれています。

少ない水の中で、効率的に酸素を得るためのものでしょうか。

なんともカッコイイ姿に感動しました。

 

外鰓ができてしばらくすると、卵膜を破ってふ化しました。

 

この特徴的な外鰓、ここからどのように成長するのだろう!?と観察を続けましたが、

日を追うごとに体にどんどん吸収され、短くなっていきました。

1対あった外鰓は片側にしか見られなくなり

卵回収から12日~14日後に全て吸収されてしまいました。

 

2016.9.8-11.jpgちょっと細長いオタマジャクシですね!

 

 

キオビヤドクガエルの、ほんの少しの期間のみ見られる姿に

インパクトを受けて頂けたでしょうか!?

 

この後、オタマジャクシはどう育つのか!?

黄色い模様はいつ出てきたのか!?

気になる成長については、改めてご紹介させて頂こうと思います。

 

それでは、また!

 



 

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