
田上 2012.05.10(木)
産卵しているのは、カエルばっかりじゃないぜぇ~。
これはコガタブチサンショウウオの卵のうだぜぇ~、美しいだろう~。
昨年に続き、今年も繁殖に成功しているんだぜぇ~。
展示はもうちょっと待ってほしいぜぇ。
これはブチサンショウウオの卵のうと、オスの写真だぜぇ~。
昨年から繁殖に取り組み始めて、1年で産卵したぜぇ。
うまく発生してくれるといいぜぇ~。
これはヒダサンショウウオのメスだぜぇ。
まだ産卵してないけど、おそらくもうすぐ産むぜぇ。
この種も昨年から繁殖に取り組みはじめたばかりだぜぇ。
楽しみだろう~。
カエルの繁殖の報告が続いたので、くやしくなって急遽アップしたんだろうって?
図星だぜぇ。。。
展示をお楽しみに。
田上 2012.04.07(土)
当館が長らく関わっている岐阜市のカスミサンショウウオ保全活動。
個体数を増やすことを最初の目標として、死亡率の高い卵・幼生を飼育下におき、
変態直前まで育てた後放流する、という活動を継続してきました。
結果として、産卵数の増加と、今まで確認できていなかった若い世代の繁殖参加が
見られ、一定の成果がでてきました。
でも、繁殖場所は駐車場の側溝で、根本的な問題が解決されたわけではありません。
そこで、生息域外保全も並行して行っています。
当館でも屋内水槽内で一定数を飼育していますが、飼育できる個体数にも限界があります。
(飼育スペースや、管理に携われる時間などいろいろ)
そこで、当館と岐阜大学では敷地の一部を利用し、
粗放的な飼育(ある意味、ほったらかし)に取り組んでいます。
(岐阜大学の施設はこちらを参照 http://www1.gifu-u.ac.jp/~zoology/contents/hcc/hcc3.html)
当館では、ゴミを集積しておく建物横の、少し植栽が植わってあるこじんまりとした場所で取り組んでいます。
こんな所~?と思われるかもしれませんが、数年前、京都大学の敷地内で
カスミサンショウウオが繁殖している場所を見学させてもらったことがあり、
その時の経験から「ここでもイケる!」とひそかに考えていました。
それでも、少し心配ではありましたので、約3㎡をベニヤ板で囲って変態後の幼体をはなち、
約一年、飼育予備実験(放置)を行いました。
ごくたまに石などをどかして生存確認していましたが、やはりちょっと心配。
そして、いよいよベニヤ板をとっぱらって、成長具合を確認する時がやってきました。
あぁ、みんな元気にしてますやん!
「カスミー、生きとったんかーワレー!」
と叫ばずにはおられません。
しかも、バックヤードよりも成長が良いじゃないですか。
これでもう自信を持って、スペース拡張工事に取り組めます。
今年の1月、いよいよ着工です。季節は真冬。
雪がこんこんと降りしきる中、鼻水垂らしながらコツコツと塩ビ板で柵を手作りしました。
そして、3月初旬ごろにオスを水場で発見。
まさかの造成初年度にして繁殖成功か?いやがおうにも期待が高まります。
そして運命の3月26日早朝。2対の産卵を確認!やったぞぅ!!
(産卵日はくしくも私が当直の日。真夜中、「これは産むぞ」と判断し、
ビデオカメラをとりにダッシュで事務所に戻り、誰も使っていなかった機能「ナイトショット」をONにして、
さぁ産みたまえ!と録画を始めた途端にバッテリー切れ。私もブチギレ。
という顛末があったことを、こっそりとお伝えしておきます)
ちゃんと受精もしています!あぁ、フ化が待ち遠しい。
数日前の様子。石をどけたら2匹がコンニチハ。来年もよろしく頼むよ。
(追記)
今年もアベサンショウウオ・ホクリクサンショウウオは順調に繁殖しております。
今年もGWに「プレミアムバックヤードツアー」を開催します。
私が担当の時は、もちろんこの場所もご案内します。
一緒にこの喜びを分かちあってくれる方、参加求む。
村山 2011.10.03(月)
トノサマガエルとナゴヤダルマガエルはとてもよく似ていますが、
トノサマガエルの背中には、ほとんどの場合「背中線」という線が真ん中に入っています。
「背中線」は「はいちゅうせん」と読みます。
べつに「せなかせん」でもいいやないか!?と常日頃思っておりますが…。
それはさておき、今日ご紹介するかっこいいトノサマガエルは、
この背中線がすごいんです。みたらイナズマがはしりますよ!
では、まず普通のトノサマガエルから…↓
背中線はまっすぐです。
次に、かっこいいトノサマガエル…↓
今まで、たくさんのトノサマガエルを見たけれど、こんなのは初めてです。
真冬には土にもぐっちゃうので、お早めに!!
村山 2011.08.26(金)
こんにちは。もう夏も終わりですね。
今日はオオサンショウウオについてです。
オオサンショウウオは夜行性なので、
夕方の5時をすぎると、ちょっと活発になってきます。
閉館時の見回りで、今日はいやに激しく動いてるなーと思う日は、
脱皮していることがよくあります。
オオサンショウウオをはじめ、
小型のサンショウウオやカエルの仲間は脱皮します。
アカハライモリも脱皮します。
脱皮してはがれた皮は、うすくて半透明でやわらかいです。
で、その皮をオオサンショウウオも、カエルも食べてしまいます。
というか、食べながら脱皮してるような感じ。こんな感じ。
でも、小型のサンショウウオは食べません。
脱ぎ捨てられた皮が靴下を脱いだように放置されています。それを広げて見てみると、しっかりと指の部分も手袋のようになっていて、
ちょっとステキだなぁ、と思っちゃいます。
田上 2011.08.20(土)
8月14日の夕刻、水族館に一本の電話が入りました。
「オオサンショウウオが用水路にいるんですけど、、、」
きたか・・!
| ( ゚д゚ ) ガタッ .r ヾ __|_| / ̄ ̄ ̄/_ \/ / |
当館では毎年のように、このような電話がかかってきます。
今までの例ですと、、、
http://aquatotto.com/blog-diary/2010/05/post488.html
http://aquatotto.com/blog-diary/2005/06/post424.html
あわてずに状況を聞いてみると、
①犬の散歩中、何気なく水路をのぞくと、「ウワァア!」
②役所に電話→「もう担当職員は帰ってしまいました…。」
③水族館に何とかしてもらおう ← 今ココ
これは何とかしなくてはいけません。もう日暮れも近いですし、
早速現場に急行です。
到着したときには、すでに真っ暗。
発見者の方の案内で発見場所に行ってみると、おったおった!
なんとも立派な個体だこと!! 落とさないよう、慎重に持ちあげます。
傷などないか、くまなくチェック。このユビがたまりません・・・。
身体測定の結果、全長111㎝、体重13.2kgでした。当館の個体より大きいですね!
特に異常もないので、発見場所から最も近い安全な場所まで移動させます。
もう迷い込まないでとの祈りを込めて、リリース!
※もちろんこの後、関係各所に連絡をとり、手続きをすすめました。
水族館の大事な役割の一つとして、私たちが対応することは何ら問題ありませんが、
いつも当館に連絡がくるわけではありません。
関係各所に緊急時のマニュアルや連絡網が必要じゃないかと常々思っています。
特別天然記念物ですよ!