おもしろ飼育コラム

ショックです。
  • アクア・トトの生き物

ショックです。

お知らせにもありますように、カリフォルニアアシカのミントが急死しました。 まだ7才でした。本当に急なことだったので、心と勤務時間中に、ぽっかりと穴が開いています。 先月の10日にアシカショーデビューし、慣れてきたので、 新しく教えた「玉入れ」や、ステージを出てみなさまの近くまで歩く「散歩」を、 いつ、ご披露しようかとタイミングをはかっていた矢先でした。 本当に死亡する朝までは、いつもと変わらず元気で、 たった20分の間、離れて戻って来た時には、もう冷たくなっていました。 20分の間に何が起こったのか。思いを巡らすばかりです。 でも、骨折などの事故ではないようでした。 長い治療の末、亡くなってしまった場合は、よく頑張ったね、お疲れ様と思えますが、 今回はただ驚いて、急にミントがいなくなったのを受け入れるのに必死です。 今まで応援してくださったみなさま、ありがとうございました。そしてごめんなさい。 ミントの遺体は、大学の研究機関の方々が引き取ってくださり、 ミントはこの後も、研究、学習の資料となり、みなさまのお役にたてることになりました。 そのことはとてもうれしく思っています。 ミントはいなくなりましたが、マリンも、私たちもがんばりますので、これからもよろしくお願いします。     ツイート    

子カナヘビのその後
  • アクア・トトの生き物

子カナヘビのその後

こんにちは、惜しい! 惜しいのです!!! 岩本です。 今回は子カナヘビの写真を大量放出します。 萌えブログです。   ちなみに、何が惜しいかって、前回のブログ、「カナヘビ産まれたよー!」のリツイート数。 ブログ記事の一番下にあるツイートボタンをぽちっと押すと、数字が増えるのですが、 現在95。 あと、5人。 あと5人にご協力いただければ、100ツイート達成なのです。 「カナヘビ産まれたよー!」 ぜひ、よろしくお願いします。 2回目ツイートも、受け付けておりますヨ!!!   では、本題です。 無事にふ化したカナヘビちゃん達ですが、元気にやっています。 もはや言葉で説明しても無意味かと思いますので、写真を見て下さい。         もはや、手の平の上でウンチされてもかわいい。   ダメね。   もう、ダメね。 しばらく手の上に置いておくと、暖かくて気持ちいのか、寝始めるんですね。     萌えです。 ついでに、親の寝顔はこちら。     野生を忘れているかのごとく寝ています。 逆さですしね。   これをこうゆう風に撮ると、なんだかひと夏のアバンチュールみたいです。       カナヘビって、何てかわいい生き物なんだろう。 しばらくは、カナヘビを賛美する日々が続きそうです。   ところで、来る7月20日より。企画展「夏だ!自由研究塾」が始まります。 ということは、「吸いつきナマズ・プレコ展」も、終了を迎えます。 あんなプレコや…   こんなプレコも、いましたね。 水槽に吸いつく姿は、格別にかわいかったです。   ちなみに 見逃した方が多いかと思いますが、こんなプレコも吸いついていた気がします。        いやー、どうですか? こんな水族館、来たくないですか? 今年のアクア・トトぎふは、体張っていきます。 ばっちこーい!!!   この写真、上のNGを押しきって出すので、たくさんイイネ!とか、リツイートがつかないとシャレになりません。みなさんよろしくお願いします。 こんな私ですが、普段はアシカのお姉さんとかやっちゃてるので悪しからずーっ!!!   それから、7月14日・15日・16日は小学生以下の入館料が無料みたいです。 よろしければ、どうぞ。   おしまい♪     ツイート    

プレコの目
  • 企画展・特別展示

プレコの目

長らく続きましたプレコ展も、いよいよ7月16日をもちまして終了となります。   私はとりたてて「プレコが大好きだ!」ってこともなく、 「どちらかといえば好き、かな」という優柔不断な立ち位置で今まで過ごしてきました。 なので、正直あまり詳しくありません。 「そんなことも知らなかったのかよ!」と言われれば、 そうなんですゴメンナサイ勉強します、と素直に反省するレベル。   とにかく、今回の特別展でその立ち位置を大幅に変更することになったわけでして、 今の気持ちは、プレコかわいいよプレコ。プレコおもしろいよプレコ、です。 (ブッシーだけはちょっと苦手…)   プレコで一番目をひく特徴は、やっぱりあの口なんでしょうが、 今回たくさんの種のプレコをみて、個人的に興味を持ったのが「目」でした。   こんな終了直前に、ブログに書くのもどうかなと思いましたが、 あと数日の間に皆さんが「プレコ観察したい!」とアクア・トトにつめかけるのでは、 という駆け込み需要を期待して(笑)   で、本題ですけれども。プレコの目はオメガアイなんて呼ばれています。 オメガ→「Ω」 こんな形をしたフタ的なものが、明るい場所だと逆向きに垂れ下がってきます。 (暗い場所だとこのフタ的なものが上がります)   とある論文で、これは光量調節を行うだけじゃなく、上部にいる外敵に発見されにくいようカモフラージュしつつも、 前方・後方の視界は確保できるぜぇ~、というのを目にしました。 「ホントかよ!」って思ったのですが、色々観察してみるとナルホドそうなのかもしれないなぁと感じております。 それでは以下写真を見てください。   ブルーフィンペコルティア   ドラゴンスタークラウン   次はフラッシュスターカイザー これ眼にも模様がついていたのがビックリしました。 確かに分かりにくくなっているのかもしれませんね。   また、これまた知らなかったのですが(すみません)、全てが「オメガアイ」じゃないのですね。 たとえば、ギガンテプレコ。   次にオレンジフィンアーマード ね。 それに、オレンジフィンアーマードの体の模様は目のような黒点があるので、 オメガアイだと逆に目立つかも。   他にもたくさんの種を展示していますので、みなさん口だけではなく目も要チェックやで。   さて、7月16日にはもう一つ大きな展示が終了します。 「コガタブチサンショウウオの幼生とタゴガエルの幼生」です。   本当に見おさめですよ、皆さん! もう見れませんよ、皆さん!   プレコのネタを、話のマクラにしたかったわけではないですよ。   ツイート    

イロイロたまご
  • アクア・トトの生き物
  • バックヤード

イロイロたまご

  春が過ぎて、梅雨を迎える季節になりましたね。   春は多くの日本の淡水魚が産卵をする季節、 水族館でも多くの魚が産卵期を迎え、卵を産みました。   この3~5月は、そりゃ~もう~、卵や稚魚の世話に追われる日々でした。 ようやく一息ついたこの時期に当館でうまれた魚の卵の一部をご紹介。 今回はタナゴの仲間に絞りました。 タナゴは二枚貝の中に卵を産み付けるので、 卵を見る機会はなかなか少ないのではないでしょうか。   まずは、アブラボテ こんな魚です。     その卵は・・・。受精後5時間経った写真です。       次は、ニッポンバラタナゴ     その卵は・・・。受精後1日の写真です。       次は、スイゲンゼニタナゴ      その卵は・・・。受精後5時間経ったものです。       次は、イチモンジタナゴ     その卵は・・・。受精後5時間経ったものです。 他のタナゴの卵と比べると長細いのが特徴ですね。       最後は、韓国のタナゴ、チョウセンアブラボテ      その卵は・・・。受精後5時間経ったものです。 これまた他のタナゴの卵と比べると特徴的ですね。       タナゴも種類によって卵の形、イロイロなんです。     ツイート    

大雨で…
  • アクア・トトの生き物

大雨で…

 こんにちは。一昨日はたっぷり雨が降りましたね。   雨が降るとカエルがそわそわしているので、雨の日はけっこう好きなんです! でも、屋外で飼育している生き物はちょっと困った事態になることもしばしば…。 こちらアルダブラゾウガメのデコです。 雨が降って水たまりができて、そこに入ったデコがあしをとられて出られません! と見せかけて、好きで入っているのです。 ゾウガメは泳げません。というか重くて浮きませんから、 最初に見た時は本当にあせって、水たまりから救出したのですが、 すぐにまた同じ場所で同じ状況に…。 出られないのかどうか、試しにエサをちらつかせたら、 フツウに歩いて出てきたそうです。   というわけで、出られないのではなく、 好きで水たまりに浸かっているということが分かりました。 なにが楽しいんだい?   ツイート    

柄付きブラシ
  • アクア・トトの生き物

柄付きブラシ

突然ですが、私はオニテナガエビのモノマネが得意です。 ことあるごとにご披露しては、ひとり悦に入ることしきり。   どんなモノマネかというと、 1番目のハサミ(毛はえてます)でコシコシコシコシ体をこすっている行動です。 (青く大きなハサミは実は2番目の歩脚。細かい毛がびっしり!)       いやー、風呂入って体洗っている人みたい。 なんだか見てて飽きません。 結構頻繁にやってますので、ご来館の際はぜひ観察してください。     それでは、最後に私のモノマネを動画でご披露しようかと思い、 当直時にわざわざ三脚立ててビデオを撮ってみました・・・・が、 とてもご披露できる代物ではなかったわけで・・・。   その日の夜間巡回。 自信満々にモノマネしている自分を事あるごとに思い出しては、 あまりの恥ずかしさにもだえ苦しむ私。。   館内には幾度となく突然の奇声がこだましていたそうな。   ツイート    

カナヘビ産まれたよー!
  • アクア・トトの生き物

カナヘビ産まれたよー!

  わかりやすいタイトルをつけてみました。   飼育員2年目、カナヘビの母になった岩本です。 前々回の記事、前回の記事でご紹介させていただいたニホンカナヘビの卵ですが、 5月13日に採卵分の4個の卵全てが、無事にふ化しました。 見たいですか?見たいですよね。 というわけで、感動の瞬間をば!!!     HAHAHAHAHA! So cute!!!! 日本語で言うと、萌え!!! 大人のカナヘビですら、かわいさとカッコよさを兼ね備えた完璧な存在であるのに、 その子どもときたら・・・カッコかわいすぎます!!!!   産まれかけの赤ちゃんは、怪獣みたい。       小さいくせに、生意気にも爬虫類らしい鋭い目つきをしております。       産まれたときから、非常に長いシッポをお持ちでございます。       あぁ、小さい。小さいのね。萌え(*´∇`)       せっかくなので、このカナヘビ達の健やかな成長を願って、 7月8日まで開催中のトト短冊に思いをしたためました。     みんな元気に育ちますようにー。っとね。   しかし、あと14卵あるという現実が頭をもたげます。 ・・・・・(-_-)(-_-)(-_-)       家族計画は万全に!!! また定期的に、カナヘビ達の成長っぷりをご紹介したいと思いまーす!   おしまい♪     ツイート  

17児の母
  • アクア・トトの生き物

17児の母

  こんにちは、飼育員2年目、   カナヘビの卵を集め続ける岩本です。   前回の記事で、カナヘビの卵を孵化させるべく別の場所で保管するのです! なんていうお話を書いたのですが、その後しばらく… 産むわ産むわの産卵ラッシュ。 気が付いたら、17個もの卵を集めておりました。 採取日も記入され、なんだか小学生の頃に育てたアサガオのようですね。 一番始めに採取したのは5月下旬なので、孵化まで約40日と考えると・・・ もうすぐです!   カナヘビの卵は必要な養分は卵の中にあるものの、水分は十分ではないそうで、 土から水分を吸うため、少しずつ卵自体が大きくなるそうです。 私の見守る卵達も、今のところ大きくなっていっているように思います。 (下の写真左手が6/4採取、右手が6/19採取) ここまでブログに載せてしまったのだから、みなさんの期待に応えるためにも、 必ず無事に産まれてくれー!と、切に願う日々です。   と、いうわけで、孵化したわけでもないのですが、ただの近況報告でした。 卵だけでは寂しいので、私の思う、これから産まれ来るカナヘビの赤ちゃんの絵を載せておきます。 画力がちょっとアレですが、まぁ、こんなもんでしょう!!! おしまい♪   ツイート    

時は来た。~タゴガエル編~
  • 日本の両生類

時は来た。~タゴガエル編~

        みなさま、こんにちは。   「時はきた。」は読まれましたか?   タゴガエル担当の堀江真子です。 展示の水槽作りや解説作りは、コガタブチサンショウウオ担当のおじさんがぜーんぶやってくれまして、 おんぶにだっこで、助かりました。   展示しているタゴガエルは、あしが生えぼちぼち上陸です。 でも、バックヤードで飼育していたほうは、水温が高かったので、 10日前ぐらいに上陸しています。   まずは後ろあしが生えて…。(前あしは体の中でできています。)     前あしが生えて…、     尾がなくなり、カエルになります♪     こちら上陸したての子どもです。 私の中指先端にのっています。どれだけ小さいかお分かりいただけますか? 体長6.5ミリ前後。   小さいのは覚悟していましたが、これほど小さいとは…(T T) こんなに小さいの育てられないよっ!!(泣) しかも大量にいます。150匹ぐらい。   と思っていましたが、今のところ順調です。 やっとここ数日で、ふ化したてのコオロギが食べられるようになりました。 それまでは、トビムシというちょんちょんした白い虫をあげていました。   再来年、この子どもたちを繁殖させることを見据えて、 頑張って育てます。 2年で性成熟しないかもしれませんが…。しなければ3年後!! それまで育てて見せます。     ツイート    

脱ぎながら食べます。
  • アクア・トトの生き物

脱ぎながら食べます。

ヤマアカガエルです。   閉館後の見回り中に脱皮していました。   前あしの皮を口で引っ張っています。   脱皮中は、こんなふうに口を開いたり、目を閉じたりします。   脱皮の時の動作はかなりゆっくりです。前あしの付け根あたりまで来ました。     申し訳ありませんが、わたくしせっかちなもので、というか待つのが苦手な性分ですので、 しばらく見てても、脱皮が一向に進まず、この後を見ずに立ち去ってしまいました。   カエルが脱皮をすることにびっくりした方もいらっしゃるかもしれませんが、 わりと頻繁にカエルは脱皮をします。 何日おきとは断定できませんが…。 夕方の見回りの時に、全カエルをチェックするとたいてい1匹ぐらいは脱皮しているような気がします。   …そういえば、ヒキガエルの脱皮をしらべた論文があったなー。 …読んでまいりました。   それによると、 ① 気温が高いほどよく脱皮をする。 ② メスの方がオスよりも脱皮する ③ 若い個体の方がよく脱皮をする ④ 脱皮をする時間は15~21時が多い ⑤ 冬眠中も脱皮をする だそうです。知らなかったな~   脱皮の法則、調べてみたらおもしろそうです!   ツイート    

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本日の開館時間

9:30-19:00

最終入館 18:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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