最近、わたしのなかで大ブームになっている生き物がいます。それは甲殻類のなかの十脚目、つまり、エビやカニです。当直の夜、同僚が帰った後に、たいした必要性もないのに、いそいそとエビやカニについて調べてにんまりしています。そんなおり、マンスリー水槽でも、企画展でも、カニが展示されました。担当者よ、ありがとう!!ここでは、マンスリー水槽で10月1日から展示された「メガネカラッパ」をご紹介します。 なぜメガネカラッパを展示しているのか? どこらへんがメガネなのか?それが気になる方は、ぜひ足を運んで解説パネルを読んでください。カラッパとはヤシの実のことで、丸っこい体型をしています。ひたすら愛嬌がありかわいいので、人気のある生き物です。で、今日脱皮したんですね~。脱皮したのは、「はさみ脚が片方ないから、ただであげるよ。」と業者さんに言われてしまった、気の毒なカラッパ。脱皮殻も、このとおり。右のはさみ脚がありません。 しかーし、すごいんです。 この殻の内部では、しっかり右のはさみ脚が再生していました。ほら! 真っ白な、新しい右のはさみ脚!見えますか?よかったねぇ。そしてすばらしいねぇ。と目を細めてしまいました。では、今回はここらへんで。 ツイート