みなさまこんにちは。 動物班の尾崎です。 以前報告させていただいた様に、無事アシカショーデビューを果たす事ができました。 しかし、練習を始めてからデビューまでの約1カ月半…いろんなことがありました。 そもそも私はアシカが苦手でした。 もちろん『かわいいなぁ~』とは思いますが、それよりあの鋭い歯が怖かったのです。 そのため私の練習は、アシカへの恐怖心をなくすことから始まりました。 アクア・トトではショーに出ているアシカ(名前はマリンです)の他にミントという個体がいます。 ミントはデビュー前なので、すぐに恐怖心はなくなったのですが、 マリンはプログラム通りに動いてくれるまで時間がかかりました(私が未熟だから?)。 私が『もう怖くない!』と思って練習していても、 周りで見ている先輩からは「ビビりすぎ」と言われてしまい、 なかなかうまくいきませんでした。 しだいにマリンに慣れてくると、次はサインを覚えなくてはいけません。 そして次はそのサインを出すタイミングがなかなか掴めませんでした。 私はマリンの様子をうかがい、マリンは私のサインを待つ… お互いに『次どうするのよ』といった感じで固まってしまうこともありました。 それでもやっと、次のショーで使用するサインを覚え、マリンも反応するようになってきたころ…。 新たな難関が私を待っていました。 その難関とは!? ・・・その2へ続く。 写真はマリンと練習する私。左ピースのサインでマリンは笑います。