おもしろ飼育コラム

交換したウシモツゴを展示
  • 未分類

交換したウシモツゴを展示

4月14日に当館で行われた「ウシモツゴを守る会」の親魚交換会で、当館が受け取ったウシモツゴを3階の展示水槽に展示しました。オス2匹とメス4匹が入れてあります。効率よく産卵するようにとの配慮から、この雌雄比率にしてあります。ウシモツゴは岐阜・愛知・三重県に生息する小型の希少淡水魚で、かつては岐阜県では広く生息していましたが、現在では数箇所にしか生息していません。「ウシモツゴを守る会」はこのウシモツゴを保護するために、当館・岐阜県河川環境研究所・岐阜美濃生態系研究会・岐阜県博物館・関市・美濃市の各団体により構成され、それぞれの団体がウシモツゴを繁殖させ飼育下での系統保存や野生復帰を目的としていくものです。今回の親魚交換会は飼育下での系統保存や野生復帰を行うにあたり遺伝的多様性を損なわないようにするため(近親交配を防ぐために)行われました。隣の河川環境研究所が受け取ったウシモツゴが産卵したとの情報の入った6日後、当館のウシモツゴも産卵を始めました。

ひそひそばなし
  • 未分類

ひそひそばなし

子どもがふたり雨の中、しゃがんでひそひそ話しをしているような微笑ましい情景に、思わず走ってカメラを取りに行き撮影しました。これは1階アマゾンコーナーのキオビヤドクガエルです。こんなに接近している本当の理由は、左側にいるオスが、もう一匹(たぶんメス)に繁殖を促しているのです。しばらく見ていましたが、メスにその気はないらしく、産卵にはいたりませんでした。残念。でも、こうやって、タイミングよく生き物たちの営みを見ると、ほんのちょっぴり優しい気持ちになれる気がする…。

ついに展示へ
  • 未分類

ついに展示へ

今回のハゼ展も含め特別展の2回も登場したトウカイヨシノボリが遂に常設展示になりました。3階の「用水路の生きもの」のコーナーで見ることができます。大きさが4cmほどなので大きな水槽に入れたら見ることができないのでは?と心配しましたが…。そんな心配もいらずヨシノボリなのに中層に浮いていたり水槽の前の方でよく姿を見せてくれます。意外と目立ちたがり屋なのかもしれません。ちょっとマニア向けの魚ですが探してみてください。

新しい住まい
  • 未分類

新しい住まい

3階のコサギやコイのいる水槽には、ウナギやナマズの隠れ家となるように素焼きの土管や竹筒が入れてあります。その住まいの1つが古くなって壊れてきたため、リフォームしてみました。新しい竹筒を水槽に入れて1日目・・・住人なし。2日目・・・未だ住人なし。そして3日目、ついに新しい住人がやって来ました!!予想通りウナギです。新しい住まいの住み心地はどうですか!?

よろしく
  • 未分類

よろしく

4月22日からアクア・トトぎふに新しい仲間が加わりました。カリフォルニアアシカです。この子は、昨年の6月生まれで、まだ一歳にも満たない子供のアシカです。なので、まだ何もパフォーマンスは出来ませんが、今、一生懸命トレーニングを行っています。とても元気いっぱいで、少し落ち着きのない女の子ですが、頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします。とりあえずは、まず名前を決めたいと思います。この子の名前をただいま募集しています。みなさん良い名前を考えてあげてください。

アクア・トトぎふ捕り物帳
  • 未分類

アクア・トトぎふ捕り物帳

生き物の体調管理をするためには、体重測定も大切で、ゾウガメやマタマタ、オオサンショウウオなどの生き物については、定期的に体重を量って記録をしています。カルガモも、体重測定の日はこうやって、網で捕らえられます。逃げ回るけれど、熟練スタッフの手によって、ひょいと捕まえられるカルガモ。捕まってしまった彼らの顔は、こころなしか悔しそうです。「今度はつかまらないんだからね!」

鳴き声だけじゃない。
  • 未分類

鳴き声だけじゃない。

写真の主はダルマガエル。3階の田んぼの生き物の水槽にいます。冬の間は、ずっと土に潜って冬眠していたので、全く姿が見えませんでした。そのため、水槽内を覗き込んでいるお客様から「あれ~カエルいないよ~」と言われ、「ぎくっ」としていた私です。ようやく暖かくなり、ダルマガエルもご覧のとおり、姿を見せてくれるようになりました。こちらがやきもきしていたにも関らず、当の本人はさすがに「ケロッ」とした顔をしています。さすがカエル。

吉井川にカネヒラ登場
  • 未分類

吉井川にカネヒラ登場

これまで、長良川の国内移入種としてカネヒラ(タナゴの仲間)を展示していました。しかし、昔から吉井川を含む山陽地方の河川にはカネヒラが多く生息していることから、2階にある吉井川のオヤニラミ展示水槽に引っ越ししました。残念なことに、吉井川でもオヤニラミの数は減っており、なかなか見ることができませんが、かつてはこの2種が一緒に泳いでいる姿が見られました。水族館ではオヤニラミと大陸に生息するコウライオヤニラミとを比較展示していますが、カネヒラにもよく似たバルバータスという種類が大陸にいます。いずれはカネヒラも比較展示したいと思っています

猫の手も借りたい
  • 未分類

猫の手も借りたい

1月18日に誕生した2頭のコツメカワウソの子供も順調に成長し、元気に走り回るようになりました。以前は麻袋の中で親に守られ、眠っていることが多かったのですが、離乳も始まり、親と同じようにアジを食べるようになりました。餌を与えに展示室内へ入るとサツキを筆頭にイブキ、ナガラと続いて子供2頭も寄ってきて、「キューキュー」。エサくれ攻撃です。私の手は2つしかないため、てんてこ舞いです。猫の手も借りたいとはこのことでしょうか。よく寝て、よく食べて、よく遊んで、早くプールのある水槽へ行けると良いですね。すくすく元気に育ちましょう。

仕事に必要なもの
  • 未分類

仕事に必要なもの

あったかくなって油断したのか、風邪をひいてしまいました。幸い一晩ぐっすり寝たらだいたい治ったのですが、喉をやられて、声がガラガラです。でもまあ、しゃべらない生き物相手の仕事だし、熱もないし、いいや、と思って出勤したらなんと、今日はバックヤードツアーとポイントガイドの担当じゃないですか!どちらもお客さま相手にたくさんしゃべらなければならないお仕事。声が、声が出ないよー。飼育係って、体力仕事だから体調管理はもちろん必要だけど、声にも気を配らないといけないのね。声楽家のように。あー、あー。

135ページ(全154ページ)

本日の開館時間

9:30-19:00

最終入館 18:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

年間パスポート
のご案内