おもしろ飼育コラム

わにうんこ
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わにうんこ

普段はほとんど動かず、「あれ生きてるの?」とか、「置物なんじゃないの?」とか言われてる2階コンゴ川エリアにいるニシアフリカコガタワニですが、彼らもやるときはやります。きっちり食って、きっちり出します。これは、ワニの糞です。立派やな・・・。

水中に咲く花
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水中に咲く花

アヌビアス類はアフリカを代表する水草で、よく熱帯魚ショップ等でも取り扱われています。アクア・トトで、アフリカのコンゴ川の魚を展示している水槽でレイアウトに用いていますが、そのアヌビアス類の1つが水中で花を咲かせています。普段何気なく見ている水槽の中で、このような変化があると飼育係もうれしいものです。

サギにエサをねだるコイ
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サギにエサをねだるコイ

3階、「ゆるい流れの魚」の水槽ではコイと鳥のコサギを同じ水槽で飼育しています。コサギはいつも水槽の上の木などにとまっていますが、飼育係の与えるエサを食べる時には水面近くの岩の上に降りてきます。この時、コイはコサギの足元に集まり、口を大きく開けてパクパクします。自然では、コサギがコイの子どもを食べることはあってもコイにエサを与えることはありません。どうしてここのコイはコサギにエサをねだるのでしょうか。ある日、コサギがエサを食べようとしているところを見ていてなぞが解けました。コサギがエサを誤って「ポトッ」と水中に落としてしまったのです。次の瞬間、集まっていたコイがエサを食べてしまいました。あーあ。コイはコサギがエサを落っことすのを待っていたのでした。 ※左のほうにコイの背中が見えています。

カスミサンショウウオの幼生に後ろあしが生えたよ
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カスミサンショウウオの幼生に後ろあしが生えたよ

2月23日の飼育日誌「カスミサンショウウオの幼生に前あしが生えたよ」の続編です。前あしの次は、後ろあしが生えました。エサも、ブラインシュリンプだけでなくアカムシを食べるようになり、体つきがしっかりしてきました。クリーム色に透きとおっていた体は、徐々にですが茶色っぽくなり、小さな黒い斑点が出てきました。だんだんと親の姿に近づいてきた幼生たち、あとは外についてるエラがなくなるだけだね。

イブキのおてんば日記「お姉さん」
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イブキのおてんば日記「お姉さん」

平成18年1月18日に赤ちゃん2頭が誕生しました。父親、母親はイブキと同じです。つまり、イブキに弟、妹ができたのです。赤ちゃん誕生後1週間もするとイブキも親の真似をして、赤ちゃんを運んだり舐めたりと世話をするようになりました。コツメカワウソはカワウソの仲間の中でも家族間の結びつきが強い種類といわれています。ですから、今回のイブキの子育て手伝いも珍しい事ではないようです。両親+姉の3頭に守られながら、赤ちゃんたちは順調に成長しています。「がんばれ!お姉ちゃん!!」 ※赤ちゃんをなめるイブキ

ジャグジー!2
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ジャグジー!2

かなり前の飼育日誌で、1Fアマゾン水槽で、エア(気泡)の出ているところに陣取ってジャグジー感覚を楽しむモトロを紹介しましたが、ほかにもいました。3Fにいるカジカです。水槽左端の、空気が出ているところの真上に、縦になって全身で泡を受けています。気泡の刺激がたまらないのか、口を半開きにしてなんだか放心状態。「あ―――――――――――――――――・・・」てな感じでしょうか?

春近し
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春近し

つい最近のこと、水族館の中で小さな小さな春を見つけました。それはカルガモのいる水槽で餌をあげているときのことでした。ふとアカメヤナギの木に目を向けたらなんと銀色の綿帽子がたくさん顔を出しているではないですか~。そういえば最近暖かかったし…。もうすぐそこまで春が来ているのを感じました。4Fの植栽も新芽がではじめて少しずつ春が近づいてきています。是非、水族館でも春を感じてみてください。「春を先撮り」写真展も3月21日(予定)まで開催中です。

うれしいな。
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うれしいな。

暖かくなりましたね。寒さが和らいで喜んでいるのは、たぶん私よりも彼ら、当館の中庭にいるアルダブラゾウガメたちでしょう。もともとセイシェルに暮らす彼らにとって、岐阜県の冬は到底耐えられそうにありません。そこで、仕方なく私たちはゾウガメたちを屋外に出さずに冬を越させることにしました。エサやりや掃除をしに、飼育舎へ入ると、そのたびに「外に出たいよー。出してよー。」という目でこちらを見上げていた彼ら…。ようやく最近になって、暖かい日の昼の間だけ外に出られるようになりました。まぁ、外でも寝てばっかりですけど。やっぱり外に出れた日はどこかうれしそう。そんな気がするな。

長寿のサツキマス
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長寿のサツキマス

4F、3Fの滝壷の水槽には大変長寿のサツキマスが1尾います。人間にたとえると130歳くらいでしょうか。水族館では、初夏に長良川を上ってくるサツキマスを漁師さんに頼んで捕ってもらい、展示しています。本来、川に戻ってきたサツキマスは、その年の秋に上流で産卵、放精の後、死んでしまい、2年という短い一生を終えます。しかし、このサツキマスは、水族館にやってきた一昨年の秋を越え、去年の秋も死ぬことなく生存し続け、現在、4年目となり、若いアマゴたちと一緒に泳いでいます。これからも生き続け、長寿記録を更新してもらいたいものです。

やっとこさ。
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やっとこさ。

2月17日、関市までアカガエルの産卵調査に出かけました。気温の上昇と前夜の雨。このふたつの条件に恵まれ、「絶対に産んでるはずだ!」と勇んで出かけると、うれしいことに予想は的中。産みたてほやほやの卵塊を、全部で50個ほど見つけることができました。実は産卵調査は今年に入ってすでに4回目。空振り続きだっただけに、ほっとしましたね。アカガエルが産卵するような湿地や里山の水田がいつまでも残されることを祈ってその日は現場を後にしました。またちょくちょく見に行こーっと。

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本日の開館時間

9:30-19:00

最終入館 18:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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