こんにちは。8月も今日で終わりです。 みなさまはどのように夏を満喫されたのでしょうか? 私はお盆前の猛烈に暑い日に、日本海へと釣りに出かけました。 きれいな砂浜で足だけ海水浴をしながら波打ち際で釣りをしていると、すぐそばに黒いものが漂っていました。 ゴミかな…と思い、特に興味もなく釣りをしていましたが、 しばらくしても、黒いものは打ち上げられるわけでもなく、沖に流されるでもなく、同じところ辺りにとどまっていました。 変だなと思い、よく見てみたら…びっくり! こ、こ、これは…。 驚かさないようにちょっと遠目ですが、動画を撮影しましたので、ごらんください。 お分かりですか? 体長2.5cmほどのゴンズイ幼魚の群れです。通称は「ゴンズイ玉」。 ざっと200?300?匹ぐらいはいたんじゃないでしょうか。 ゴンズイの群れといえば、今ちょうどアクア・トトぎふで開催中の企画展「ゾクゾク水ゾクッ館」のなかで、「謎の集合体」として展示しています。 水槽では変幻自在に群れの形を変化させながら、たえず泳いでいるので、お客様にはシンクロナイズドスイミングみたいと言われております。 右から左へ、下から上へ、ぎゅっと集まったり、少しばらけたり…つぎつぎに様子が変わります。 おもしろいので、ずーっとながめていられます。 幼魚のころだけお互いに集合するフェロモンを出して、このような群れで生活するんですよ。 大きくなると体長20cmほどになり、群れは作らなくなります。 海では神出鬼没なので、見たい!と思ってもなかなか出会えませんが、企画展「ゾクゾク水ゾクッ館」ならいつでも見られますし、じっくり見ることができます。 なので、ぜひ会いに来てください。 Tweet