おもしろ飼育コラム

おばあちゃんになった気分
  • アクア・トトの生き物

おばあちゃんになった気分

こんにちは。2011年のブログで、3度にわたりツチガエルの繁殖をお伝えしました。 1回目2回目 3回目 それから2年たったこの夏、新たな展開になりましたのでご報告します。なんと、孫が産まれました!!オスはカエルになってから1~2年、メスは2~3年で性成熟するといわれていますので、「来年の春に繁殖させられるかな?!」と思い、2011年生まれの5匹のカエルたちを、先日、繁殖させるための水槽に移したのですが…。あっけなくもう産んじゃいました。親の体がまだ小さめなのでたまごの数は少なかったのですが、受精率は悪くなく、たくさんのオタマジャクシが泳いでいます。ノーマークだったので気付いた時には、ふ化寸前まで成長していてたまごの写真撮れてません。今はこのぐらいです↓(ぼやっとした写真でごめんなさい)   全長5mmぐらいです。 おととし生まれた5匹のオタマジャクシが、1匹も死なずにカエルになり、 それが成長し、繁殖するって、だいぶうれしいです。  うまく飼育ができず、悩むことも多々ありますが、これを励みにまたがんばります。    ツイート      

新しい魚が仲間入り 
  • アクア・トトの生き物
  • 新しい展示

新しい魚が仲間入り 

  2階 アフリカ・コンゴ川下流の魚コーナーに新しい魚を展示しました。   上の写真の魚はシノドンティス・アルバーティー。       こちらはシノドンティス・フラビタエニアータです。   アフリカ大陸に分布するナマズの仲間シノドンティス属は 100種以上いると考えられている広大なグループです。   既に何種類かは展示されてきましたが、今回、新たに2種追加しました。   ひときわ大きな眼と長いヒゲを持つSy.アルバーティー。 体全体に美しい縞模様がはいるSy.フラビタエニアータ。   いずれも10㎝ほどの幼魚で、バックヤードの水槽では所狭しと泳ぎまわり 餌をさがす姿がとても印象的でした。   展示水槽ではどのような姿をみせてくれるのでしょうか?   既に展示されているシノドンティス・デコラや、他の種類の魚たちとうまく混泳し 自分の居場所を確保することができるでしょうか?   しばらくは隠れて出てこないかもしれませんね・・・   今後の成長が楽しみです!     ツイート

「自由研究」は水族館で♪
  • お知らせ

「自由研究」は水族館で♪

こんにちは。夏真っ盛りですね。 みなさんは何か夏らしいことしましたか? わたしはー…、「夏だ!自由研究塾」ブースを作りました。 今のところ、それだけかな。   こんなかんじです。     昨年は、企画展スペースで大々的にやりましたが、 今年は3Fのあいてるスペースでこじんまりと展開中です。   協力してくださったのは、 小学6年生の國枝けいご君と、同じく小学6年生の永井かざと君です。   けいご君は「トビハゼはどのぐらいの間、陸上にいられる?」を調べてみました。     お父さん、お母さん、かざと君も参加して、ワイワイと、でもじーっと地味に観察しました。 結果は、幼魚の方が成魚よりも活発でよく陸に上がることや、 個体によって違いがあることなど、 いろんなことを発見しました。     かざと君は、獰猛なイメージあるピラニアが実は臆病者なんじゃないのか? と疑問に思い調べてみました。   この疑問を解決するために、ピラニアとほかの魚にエサをあげて比較しました。 ほかにも、魚を驚かすようなことをいろいろと試してみました。 結果は…。   それは見に来て、展示パネルを読んでください!       最後に、大好評の「自由研究♥適性診断」もご紹介します。 これは飼育スタッフが作ったフローチャートです。 順番にだされる質問に答えて行くと、 あなたにぴったりの自由研究のテーマにたどりつくという、 画期的なものです。 非常に人気です。   ちらっとだけお見せしますと、こんなかんじ↓     アクア・トトには自由研究のヒントがいっぱいありますから、 ぜひ遊びに来てください。 お待ちしております。それでは。     ツイート

カワおはぎ
  • 新しい展示

カワおはぎ

夏休みが始まりましたね。 たくさんの来館者が来られるこの季節、いよいよこの展示がスタートしました。   ↓   ↓     そうです。これがかの有名な「カワおはぎ」です。     よーく見ると、もふもふもふもふしてるナイスな毛が呼吸で動いてます。 生きてます。 カワおはぎを裏からみると、   カワネズミ。   もふもふしてます、触ると気持ち良さそう。   しかし、常おはぎ状態だからといって、気軽にこのもふもふに触れようものなら、 クワッ! この鋭い歯でガンガン咬んできます…。(「咬まれると、めちゃめちゃ痛い」岩本談)   思い起こせば、6~7年前。 スタッフ2名でカジカガエル観察に行った際、 泳いできたカワネズミをタモ網ですくってしまったことがあります。 タモ網を登って逃げようとするカワネズミを落としつつ、 「手で捕まえたら咬むよね!?咬むよね!? そんな小さなプラケにはいらへんわ!どうするー!」 捕まった方も捕まえた方もパニックになったのでした(すぐに、リリースしましたよ)。 触らなくてよかったよかった!   とまぁ、そんな頃からぼんやりと「カワネズミ展示」をやりたいと私は考えていたので、 このように実現できたことは大きな喜びではあります。 なかなか見れる生物ではありませんし、 「川の水族館」としてはぜひとも紹介したい生物です。   また、いまだ謎が多い彼らの生態解明に向けて少しでも役立てるように、 飼育で得られた情報は積極的に発信していくつもりです。 皆様、ぜひ見に来てください!     だいたいいつも、おはぎ状態ですけど…。   ツイート

企画展 ふしぎな水ゾクッ館 【展示生物紹介①】
  • イベント

企画展 ふしぎな水ゾクッ館 【展示生物紹介①】

こんにちは! 今年の夏季特別展「ふしぎな水ゾクッ館 ~妖怪たちに出会う夏~」が ついに始まりました!    そこで皆様に今回の企画展をより楽しんでいただけるよう、 展示生物や展示内容を、ご紹介したいと思います!   記念すべき第一回の登場生物は、前回のブログで少し登場した テングカワハギです! 見た目の通りそのまんま「天狗」です! 口(吻:ふん)が管のように吐出しているのが大きな特徴です。   容姿が鮮やかで動きもとても可愛らしいので、 海水魚を飼育する人には大変人気がありますが、 自然界では主にサンゴのポリプを食べているので、 餌付けが難しく飼育難易度が高い魚としても知られています。   私自身、この魚を知った時の衝撃を今でも覚えています! 本来は琉球列島~西大西洋までの暖かい海に生息していますが、 本州沿岸では黒潮などの海流によって、運ばれてきた個体が 本州の冬の寒さに耐えきれずに死んでしまう 「死滅回遊魚」としても知られています。   話は変わりますが、 今回の妖怪展に合わせてテングカワハギはこのような感じで展示しております!   見た目「海水」ではなく「淡水」のような感じですが… 予備槽から展示槽に移動した時に、餌を食べてくれるかどうか心配でしたが 移動してから直ぐに冷凍餌料を食べてくれたので一安心です!   口が小さいので、一日に3~5回程に分けて給餌を行っています。 餌にふらふらと近付いて、餌を吸いこむ様子はとても興味深いですよ。 タイミングが合えば給餌風景をご覧頂けるかもしれません!   今回の特別展で一番気を使っている生き物は間違いなく、 この「テングカワハギ」です。 今のところ、とても状態が良いので気は楽になりましたが、 それでも休みの日や夜寝る前にはこの魚が頭の中に必ず出てきます。 「病気になってないかな…」「餌食べてるかな?」等々… 出勤した時はこの魚から見るのが日課となっております!   特別展期間中無事に展示出来るように頑張っていきたいと思いますので、 みんなでアクア・トトぎふに見に来てくださいね!       ツイート

企画展「ふしぎな水ゾクッ館 ~妖怪たちに出会う夏~」 みんなで遊びに来てね!
  • イベント

企画展「ふしぎな水ゾクッ館 ~妖怪たちに出会う夏~」 みんなで遊びに来てね!

こんにちは! もう夏ですね!皆様如何お過ごしでしょうか?今年の夏も暑そうですね! 個人的には「冷やし中華始めました」という看板を見かけると「もう夏だなー」と思います。   さて夏と言えば 「花火」 「キャンプ」 「海や山」 「ビアガーデン」 といったキーワードが出てくると思いますが、やはり外せないのが 夏の風物詩とも言える「お化け屋敷」 「肝試し」 「怪談話」じゃないでしょうか?   今年のアクア・トトぎふの夏の企画展は、 皆様にちょっぴり涼しい思いをしてもらおうと、 日本の妖怪や西洋の妖怪にちなんだ生き物たちを古今東西から集めた   ふしぎな水ゾクッ館 ~妖怪たちに出会う夏~ 開催期間2013年7月12日(金)~9月24日(火)   を開催予定です! ちなみに展示生物の一部を紹介すると…   「これが妖怪なの?」と思うようなこんなに見た目が可愛いらしい生き物から…     「これはちょっと苦手かも…」と思う、ちょっとゾクッとするような 妖怪にまつわる生き物たちをいろいろ取り揃えました!      今年は企画展との連動企画で「ミステリーナイトツアー」も開催予定です! 通常の「ナイトツアー」とは内容が若干異なるので面白いと思いますよ!   余談ではありますが、 私自身も学生時代や仕事が終わってからの「怪談話」で盛り上がった事が何度もありますし、 私自身もいろいろと不思議な体験をしてきてます。 こういった不思議な話をミステリーナイトツアーでお話出来れば良いなと思います! (興味ある人はホームページから申し込んでネ!) ⇒申込はコチラから   さらに夏休み期間中(7/20~9/1)は毎日、 妖怪にちなんだ生き物たちとのふれあいイベント 「なんかようかい?!ドキドキタッチング」も開催するので、 どんな生き物たちと出会えるか楽しみにしてて下さいね! (ちなみに下の小さな写真はヒントです! ※虫が苦手な方はご注意ください。)             この他にも不思議な体験が出来る演出もありますので、 老若男女きっと楽しめると思います! 今年の夏休みはみんなでアクア・トトに遊びに来てね!     ツイート

ホネ展まもなく終了です!
  • 企画展・特別展示

ホネ展まもなく終了です!

みなさんこんにちは。 もう、7月になりましたね。   ということは…   そうです!現在好評開催中のホネ展が7/8(月)で終了してしまうんです。       大迫力!のピラルクー頭部や…。     特徴的なカエルのホネなど…。   まだ、ご覧になっていない方、お急ぎください! 普段見ることがない、“ホネになった”生き物たち。 約30点もの骨格標本を一挙に見られる機会はなかなかありませんよ。   オリジナルグッズも限定販売ですので、お見逃しなく♪ ●オリジナルポストカード 1枚 105円 (ショップフィッシュタンクにて販売中)   それでは、また!       ツイート

ウナギの隠れ家
  • アクア・トトの生き物

ウナギの隠れ家

こんにちわ。 展示飼育の堀江です。   当直で早朝館内を巡回している時のお話。 生物に異常がないか、チェックしなから水槽を覗いていると、 ウナギの水槽でふと目にとまった光景です。   この写真の中に、ウナギがいます。どこにいるのか分かりますか?       答えはここ。     全身を砂利の中に潜らせ、鼻だけ出しています。 夜行性のウナギは、日中は岩の隙間や砂の中に潜って隠れて生活しています。 水族館でも、シェルターの中に入っている様子が見ることが出来ますが、 実に見事に隠れるものですね。   自然界でも、こんな感じで鼻だけ出して隠れているのでしょう。 日が暮れると、昼間以上にウナギが活発に活動していて、 一体どこにこれだけの数がいたのだろう?と思っていましたが、 これが答えだったのですね。   まぁ、中には隠れることもなく動じないウナギもいるみたいですが。       皆さんも、水槽をくまなく探すと、新しい発見があるかもしれませんよ。        ツイート

水中天の川?!
  • イベント

水中天の川?!

さ~さ~のは~さ~らさら~♪ こんにちは。 みなさんのお宅では、七夕飾りをしたり、天の川を観察したりしますか?   なんと先日より、アクア・トト ぎふのエントランスに、 水中天の川?!が登場したんです!   今回、私がこの企画を担当させてもらったのですが、 キラキラ光っているおさかな達は、夜空の星をイメージしています。 水槽底にも、天の川。 準備の段階では、予定していたライトが思ったより暗かったり、 なかなかイメージ通りにはいかず、苦戦しました。 他のスタッフにも協力してもらい、試行錯誤して、  幻想的な雰囲気の水槽ができました!   他にも、入口ゲートを通ると短冊がたわわになった笹飾りが!   どんなお願い事を書いているのかな?   みなさんが書いてくださった短冊は、一宮の「真澄田神社」に ちゃーんと奉納しますよ。   織姫と彦星が、お願い事を叶えてくれますように…☆彡  ★彡   どちらも、7月7日(日)までの限定イベントですので、お見逃しなく!   それでは、また!     ツイート

クワ食わねぇかぁ
  • アクア・トトの生き物
  • バックヤード

クワ食わねぇかぁ

当館のアルダブラゾウガメには、牧草(イネ科・マメ科)や小松菜を与えています。 たまにリンゴやクズ葉(葛)などを与えることもあります。 この献立に最近新メニューがくわわりました。 何がくわわったかと言うとくわがくわわったんです。   クワ(桑)が。   クワは栄養面も優れているとのことですし、嗜好性も高そうです。 ずいぶん前から餌として利用するために植えていて、 最近ようやく葉を収穫できるまでに成長しました。 立派に育ちました!場所は水族館搬入口横のちょっとした花壇です。 クワはカルガモがいる水槽にも植えていますが、 展示水槽の植栽をブチブチちぎるわけにもいきません。   また、河川敷にもたくさん生えていますが、ひっこ抜いて持ってくるわけにもいきませんので、 駐車場に生えていた若木を植えかえました。   本当はもっと早く収穫できるはずだったんです。 しかし、雑草と間違えて根元から刈られてしまうという、忌まわしいハプニングなどもあって、 収穫まで大変時間がかかってしまいました。   では早速与えてみましょう! <夕方の風景> おっ、もう完全に寝モードですね。 こうなると獣舎につれてかえるのも一苦労です。 いよいよクワの真価が問われるときがやってきました。 見向きもされなかったらどうしよう…。 心配無用でした。嗜好性抜群。 まぁ、まだ収穫できる量はおやつ程度ですが、 餌料が多様になることは喜ばしいですね。新鮮だし。   ちなみに、クワを植えてる場所の反対側はカスミサンショウウオの屋外池です。 ドクダミ畑…。もう、刈っても刈っても生えてきます…。 だれか食べへんかな…。          ツイート

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本日の開館時間

9:30-17:00

最終入館 16:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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