おもしろ飼育コラム

オタマジャクシとの生活
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オタマジャクシとの生活

6月からの特別企画展は「田んぼ探検隊!春~夏編」。その隊員たちが行く先々でオタマジャクシを数匹ずつ持って帰ってきてくれました。「このオタマジャクシはなんだろう?」と言って…。「ひゃ~!!育ててみないと分からないよ!!(いや、分かる人には分かるのですが…。)」というわけで、現在バックヤードにはたくさんのオタマジャクシがいます。一口でオタマジャクシといっても種によりその形はさまざま。尾が長いもの、目の間が広いもの、おちょぼ口のもの…いろいろいます。オタマジャクシをひとめ見ただけで、「あぁ、これは○○ガエルだな。」と断定できるように、オタマジャクシ学、究めてやる。

電撃クリーンワーク
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電撃クリーンワーク

先日デンキウナギについてお伝えしましたが、電気つながりでもう一種、デンキナマズをご紹介します。こやつ、結構見ていて飽きないですね。口の辺りがなんともいえずキュート(でもなぜか笑える)です。でも、ちゃんと発電してくるので、掃除のときは油断できません。コケ掃除をしようとすると、じゃれているのか、かまって欲しいのか、掃除道具に寄り添い、掃除の邪魔をしてきます。水槽に手を入れて掃除しないといけないときは、さぁ大変。腕のほうへ寄ってこようとします。触れたらしびれるじゃないですか!デンキウナギほどではありませんが、ヒジくらいまで衝撃が走ります。掃除のときは、おとなしくしていて欲しいものです。

かくれんぼ?
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かくれんぼ?

2階の吉井川のコーナーで展示しているアユモドキはいつも木や石の下に隠れています。これは、アユモドキが恥ずかしがりやなのではなく、隠れる習性が強いからです。活動するのは主に朝晩なので、皆様がこの魚を見る時は隠れていることがほとんどです。隠れるのが上手なアユモドキを探してみてね!

コツメカワウソの赤ちゃん誕生 その3「見える?」
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コツメカワウソの赤ちゃん誕生 その3「見える?」

赤ちゃんが生まれてから36日がたちました。オスも慣れてきたようで、飼育係がいても赤ちゃんをくわえて散歩するようになりました。その時が赤ちゃんの観察のチャンスです。「あれ?眼が少し開いてきてる!!」まだ半眼の状態で、眼の焦点もあっていないみたいですが…。コツメカワウソの赤ちゃんは生まれてから40日くらいで、やっと眼が開くのです。これで、飼育係の顔も覚えてくれるかな?つづく・・・

かわいい~オショロコマ
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かわいい~オショロコマ

2階の釧路湿原の水槽にはイトウと一緒にオショロコマがいます。大きなオスでとても怖い顔をしています。その左の水槽に、なよなよしたかわいらしい小さな子どものオショロコマがやって来ました。大人になるとあんな怖い顔になるとは思えません。北海道で採集され、その場で酸素パックして送ってもらいました。まさに、産地直送です。すぐに大きくなってしまうので、早めに見に来てくださいね。

ニホンカナヘビ ベイビー
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ニホンカナヘビ ベイビー

5月24日に産まれたニホンカナヘビの卵が今月25日の朝、無事にふ化しました。産卵直後の卵は、小さくて楕円形をしていますが、発生が進むにつれて大きくなり、まん丸になってきます。そろそろふ化する頃だと思い待ち構えていましたが、その瞬間をカメラにおさめることができず…残念でした。 赤ちゃんたちはふ化したてとは思えないようなすばやさで走り回っています。たぶん明日になればエサを捕まえて食べることでしょう。成長が楽しみだなぁ。

静寂から驚愕へ
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静寂から驚愕へ

発電魚として名高いデンキウナギですが、よくお客様に「感電したことありますか?」と聞かれます。ではお答えします・・・あります。結構痛かったです・・・。デンキウナギを違う水槽へ移動させたときに体験したのですが、肩口まで“ビリッッ!!”一瞬でしたが強烈でした。でも気絶してしまうほどではなかったです。本気じゃなかったのかな?展示ではデンキウナギが発電すると水槽内にある電極を通り、音と光に変換されるようになっています。静か~な時に発電されるとビックリしてしまいます。12時45分と14時にはエサを与え、発電する様子(といっても電気が見えるわけではないですが)が御覧いただけます。ぜひ、観察してみてください。

近所中大騒ぎ!
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近所中大騒ぎ!

つい先日、「オオサンショウウオがいます!このままだと干からびて死んでしまいます。」という電話がかって来ました。昨年は5回程、そういった問い合わせや保護要請がありましたが、今年は初です。職員は即座に現場に急行。そこは住宅街を流れる、両岸をコンクリートで護岸された、非常に浅い川でした。普通、オオサンショウウオは昼間、川岸の巣穴などでじっとしています。ですが、今回の場所は護岸されていて、隠れる場所は皆無です。上から丸見え。しかも1m近くある立派な個体だったので、そりゃ、びっくりもしますよね。近所中の人がいっぱい集まって、ちょっとしたお祭りのようです。その後、チップの有無(調査されている個体にはマイクロチップが入っています。)、個体の計測等を行いました、ギャラリーに囲まれたまま…。なんだか緊張するなぁ…。近所の方の話によると、この川は干上がることがあるそうなので、約2km先の本流との合流地点に緊急移動させました。ただし、今回は特別です。皆さんご存知の通り、オオサンショウウオは国の特別天然記念物に指定されています。ですから、捕まえて飼うのはもちろん、触れるのも禁止されています。そして、それは私たち水族館の人間も一緒なのです。調査を行っている人など、特定の許可を得た人だけが許されています。今回のように生命の危険等のやむをえない場合のみ対処するようにしています。海沿いの水族館だと、鯨類などのストランディングで電話がかかってきますが、当館の場合はオオサンショウウオがそれにあたるようですね。

コツメカワウソの赤ちゃん誕生 その2「目撃」
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コツメカワウソの赤ちゃん誕生 その2「目撃」

生まれたてのコツメカワウソの赤ちゃんは体重が約100g、全長は約15cmと言われています。「この赤ちゃんの体重はどれくらいなんだろう?」「健康に生まれているのかな?」と心配でした。生まれてから2週間後、それまで鳴き声でしか赤ちゃんの確認ができていなかったのですが、ついにオスが口にくわえて麻袋から出てきました。ほんの一瞬でしたが、大きさは20cmくらいで順調に育っているようです。でもカワウソというよりはネズミみたい…。まずは赤ちゃんを見ることができて、ホッと一安心。つづく…。 ※父親が子どもをくわえて運ぶ様子

ドンコの赤ちゃん
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ドンコの赤ちゃん

ドンコの卵の最新情報です。その後どうなったかといいますと、5月23日に卵の一部をバックヤードで飼育を始めたところ、5月27日にふ化が始まり、ふ化直後から餌のブラインシュリンプを食べ、今では1cmほどになりました。姿形は親と変わりませんがなんだかとてもかわいいです。もう少し大きくなったら親子展示しようと思いますので是非見に来てください。ちなみに展示水槽内に残っていた卵はというと、オスがあまり面倒を見なくなったので6月10日に全てバックヤードに移動し大切に育てています。

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本日の開館時間

9:30-19:00

最終入館 18:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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