オタマジャクシはカエルへと劇的に姿を変えるわけですが、そのプロセスは次のとおり。1.後あしがはえる。2.前あしがはえる。3.陸上での生活に変わる。4.しっぽが短くなりやがて無くなる。いたって普通ですね。でも、ここで注目したいのは2.です。後あしの場合は、短いあしがはえ、それが徐々に伸びますが、前あしの場合は少し違い、はえてくるべきところが膨らんでコブのようになり、そして気がつくとちゃんとした前足がはえているのです。実はこのコブの正体はひじ。ひじが突出して見えているのです。前あしは、体の中で折りたたまれた格好で成長し、一瞬のうちにポンッと体の外へ出て来るようです。それにしてもこのはえ方の違い、何かわけがあるのだろうか?泳ぐのに邪魔な前あしは陸上生活に移る寸前がいいってこと?!エラ呼吸しにくいから?!なんでかなぁ…。