おもしろ飼育コラム

新しい水生昆虫の水槽ができました!
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新しい水生昆虫の水槽ができました!

水生昆虫の水槽をリニューアルしました!     ちなみに以前の水生昆虫水槽はこんな感じだったのですが。。。   4つの水槽を並べただけの、 「後からおまけで展示を始めました」感が否めない、 いわば、かっこよくない展示でした。   そこで、 「もっと広い水槽でゲンゴロウを泳がせたい!」 「より生息環境を再現した水槽にしたい!」 など、担当者の強い思いからリニューアルをしたのでした。     簡単に紹介するとまずは標本展示。   岐阜県にもたくさんの種類の水生昆虫が生息しています。 水生昆虫は体長が1㎝以下の種類も多く、生体展示では観察しにくいため、 標本展示ブースをつくることに。 まだまだ種数は少ないですが、これから増やしていく予定です。   そして次に、田んぼや水路をイメージした小水槽です。   今はタガメ、コオイムシ、タイコウチ、ヒメゲンゴロウを展示していますが、 その季節にしか見られない生き物など、水生昆虫以外にも展示していく予定です。   そしてそして、こちらは山間のため池をイメージした水槽です。 ゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、ガムシ、マツモムシを展示しています。   以前よりも遥かに高さがあるこちらの水槽。 サイズ感はこんな感じ。     水面にいるマツモムシが目線の高さで観察でき、     クロゲンゴロウやゲンゴロウは水面の酸素を求めて、スイスイ泳いでいます。     とてもいい感じです。   こちらも今は4種ですが、他の種類も展示していきたいと思います。   さて、この水生昆虫水槽ですがこれで完成というよりはここからがはじまりです。 よりリアルな展示を目指して、植物の育成を試みたり、標本展示の種類を増やしたりする予定です。 そのためには、より一層フィールドに出て、調査していく必要があります。   そして大きな水槽でもっとたくさんのゲンゴロウを泳がせるために、 バックヤードでは繁殖もより一層力を入れて取り組んでいきたいと思います。   「うっとりしてしまう、いつまでも見ていられる水槽」 を目指して、どんどん良くしていきたいと思いますので、 今後もアクア・トト ぎふの水生昆虫水槽をチェックしてくださいね!     Tweet

もっとクリアに・もっと見やすく
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もっとクリアに・もっと見やすく

新年度に入り、新しい一歩を踏み出された方も多いのではないでしょうか。 実は、当館でも新たな取組みが始まりました。   多くの水族館では、観覧通路を暗くして水槽内に照明を点灯することで、水槽内の生き物を鑑賞しやすくしています。 また逆に、水槽の中の生き物たちから人を見えなくするため・・・、と説明していたのをどこかで見たような・見ていないような。 しかし当館の4~3階部分では外光を取り入れ、自然環境を再現しているため 時間帯によって観覧通路が明るく、水槽のアクリル面への映り込みによって、生き物が見えにくくなることがあります。   そしてどうでしょうか、こちらの水槽も反射して写り込みが・・・。     そこで、世界的な反射防止フィルムメーカーである東山フイルム株式会社様(https://www.hynt.co.jp)のご協力をいただき、反射による写り込みを防ぎ、水槽内の生き物が見やすくなるよう、特殊なフィルムを一部水槽に施工することになりました。   最初にお話をいただいた、東山フイルムの担当者と議論を重ね(担当者の並々ならぬ熱意に押され?)、設置水槽や施工フィルムの選定などを行い、4月10日に施工が完了しました。 その結果! どうでしょうかこの違い!明らかに奥までクリアに見えるようになりました。 上の写真は半面しか貼っていませんが、現在は全面にフィルムが貼ってあります。     水槽の魚たちを「もっとクリアに、もっと見やすく」。 地元企業との取り組みで、「水族館の困った」を解決する機会をいただきました。 少しでも生き物たちが良く見える!きれい!と思っていただければ嬉しく思います。     Tweet

カピバラのしょうぶ風呂!
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カピバラのしょうぶ風呂!

こんにちは!   暖かい日が多くなり過ごしやすくなってきましたね。   さて、もうすぐ5月。みんな大好きGWがはじまりました! あ、お仕事の方は一緒に頑張りましょうね・・・笑   GWということで、今年も特別イベント「カピバラのしょうぶ風呂」を開催します!!   5月5日は「こどもの日」ということで、この日はしょうぶ風呂に入る習慣があります。   これは病気やケガをすることなく元気に育ってほしいという願いを込めて行われているそうです。   また、これから来る暑い夏を丈夫に過ごすことができるとも言われています。   そこで、当館のカピバラたちも元気に過ごせるように、今年もしょうぶ風呂に浸かってもらおうと思います!!   こちらが去年の様子です。     プールには普段与えている牧草としょうぶを浮かべます。   どちらも同じ緑色をしており一緒に食べているのでは?と思っていましたが、ちゃんと牧草を選んで食べるんです。器用ですね。笑   もちろん、しょうぶを食べても問題はありませんのでご安心ください!     プールに入っている時はカピバラのお腹やあしなど普段はなかなか見られないところや、牧草を食べている様子を間近で見ることができますよ。         また、カピバラテラスには大きい鯉のぼりを設置します。   青い空とたくさんの鯉のぼり・・・写真映えすること間違いないです。笑   今年は5月3日(水祝)、4日(木祝)、5日(金祝)の3日間で開催を予定していますので、ぜひGWは当館に遊びに来てくださいね!   それでは!     Tweet

古代生物がやってきた! 
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古代生物がやってきた! 

みなさま、こんにちは 4月15日(土)から新しい企画展「古代生物がやってきた!~時を超えた生き物たち~」が始まりました。   「ヒキガエル」の次は「古代生物」の企画展です。   「古代生物」といえば、恐竜?アンモナイト?マンモス?それとも… 古代生物は絶滅した生き物だけではありません。 オオサンショウウオやカブトガニ、チョウザメなど「生きている化石」と呼ばれるものも古代生物です。 この企画展では、人類の誕生よりもはるか前から、姿かたちをほとんど変えていない生き物を、出現した時代ごとに並べて紹介しています。   また、当館では初めての試みとして、株式会社KADOKAWAの図鑑「角川の集める図鑑GET!」とコラボレーションしました。 リアルテイストのイラストや図鑑内に登場するキャラクターをふんだんに使用しているので、まるで図鑑の世界に入り込んだような感覚になり、楽しく学べるようになっています。   担当のおすすめとしては、まずこの導入部を読んでいただきたいです。 これを読んだ後に展示を見ると生命誕生の歴史がわかります。   企画展ブースの一角には、迫力満点、ほぼ原寸大のメガロドンのイラストがあります。ぜひ一緒に撮影してくださいね。   さらに展示は、企画展エリアだけでなく3階ではアロサウルスの頭骨(複製)を展示し、   2階と1階には常設展示している古代生物を紹介したPOPを設置しました。 メコン川やコンゴ川、アマゾン川の水槽で展示している古代生物も探してみてくださいね。   企画展を見た後は、ぜひトト・ラボや清流ふれあいプールに足を運んでみてください。 巨大アンモナイトにさわれるコーナーや、企画展で紹介しているシベリアチョウザメに直接ごはんをあげることもできますよ。もちろんコラボしたGET!の図鑑もあります。   盛りだくさんで迫力ある展示は必見です! 7月9日(日)までの開催予定ですので、ぜひ遊びに来てください。   展示期間中には、裏話や飼育情報などもこのコラムで紹介していきます。 お楽しみに。     Tweet

続・ハマガニを育てる
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続・ハマガニを育てる

こんにちは。 先月、ハマガニのゾエア幼生を育ててみます。 というコラムを書きまして、今回はその続編です。   前回はゾエちゃんの1度目の脱皮完了までお伝えしたのですが、 それから8日ほどして2度目の脱皮が確認されました。   これでゾエアⅢ期になったんだな。と思ったのですが、どうも様子がおかしい…。ゾエアではなくてどう見てもメガロパ幼生になっているのです。   なぜ?   いくつかの論文をみてもハマガニはゾエアⅣ期まであり、各ステージのイラスト付きで掲載されているのです。 ってことは、もしかしたらハマガニじゃないのか? もしかしたら、ゾエアⅡ期までの時もあるのか? という疑問を抱きつつ、カニ幼生の育成は初めてで、わからないことだらけだったので、私の確認ミスなのかもしれないなということで…。   こちらがメガロパ幼生。メガかわいいメガちゃんです。   ただ浮遊していたゾエアとは異なり、 物にしがみついたり、エサをつかんで食べたり、 時に共食いしたりして、生活の様子もカニに近づいてきました。   ちゃんとハサミもある。   そして、3月31日ごろ、 脱皮をして、稚ガニになりました!   拡大してみると、なんだかふさふさです。 甲幅は約2mm。     今は共食いを避けるために、いくつかの容器に分けて飼育しています。 ずっと水中で生活していて、まだ陸上には出てきません。 管理に手間がかかるから、早く大きくなってほしいなと思う反面、 今がすっごくかわいらしいのでずっとこのままでいてほしいなとも思います。   1回だけではありますが、カニの幼生が育てられるということがわかったので、アシハラガニやアカテガニなどの幼生飼育にもチャレンジしてみます。 そして、ぜひ次の機会には展示してみなさまにお見せできるようにしますので、楽しみに待っていてください!     Tweet

箱をあきらめて~2022夏~
  • 企画展・特別展示

箱をあきらめて~2022夏~

「輸送箱が届いていない・・・!?」     それは展示するオオヒキガエルを捕獲するため石垣島へ旅立つ前夜、 協力者から投げかけられた言葉でした。 今回はオオヒキガエル捕獲の顛末についてお話しいたします・・・。     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ヒキガエルの企画展を計画するにあたり、   「日本に生息しているヒキガエル5種類は全部展示したい!」   と強く考えていた私。   外来生物として定着している石垣島へ出張し、 現地の状況を視察するとともに、展示個体を捕獲することにしました。     オオヒキガエルは外来生物法で「特定外来生物」に指定されているため、 飼養、栽培、保管、運搬をすることができません。 研究や展示などの目的の場合、許可を得て飼養等をすることが可能とされています。     許可を得るためには、飼育する施設の場所、飼育ケージや展示水槽の写真や図面、そして今回は石垣島で捕獲し、飛行機で運ぶため、輸送箱の写真や図面など、たくさんの書類が必要となります。   今回輸送に利用する航空会社にも、事前に輸送ケージを確認してもらいました。     今回の石垣島出張では、現地在住で生き物イラストレーターのさちこさんに協力してもらえることになっていました。   出張日も決まり、事前にオオヒキガエル輸送箱もさちこさん宅へ送らせてもらい準備万端。   ウキウキです。     そして出張前夜。 冒頭のセリフを口にすることになりました。     私「明日からよろしくお願いします!」 さちこさん「よろしくお願いします! ところで輸送箱が届いていませんが大丈夫ですか?」 私「・・・・・え?輸送箱が届いていない・・・!?」   (そんなバカな!一週間前には送ったはず!) あわてて配送状況を確認すると、なんと、輸送箱はまだ岐阜にあることになっているではありませんか。   オオヒキガエルを輸送するには、あの輸送箱でなければなりません。 輸送箱がなければ、捕獲することもできず、私が石垣島へ行く意味がありません。 「どうしようどうしよう…」と珍しく食事が喉を通らないほど狼狽え、 私の顔は石垣島の海よりも青ざめたまま、中部国際空港を飛び立ったのでした。   後から分かったのですが、送るものの大きさやその時の状況で船便に振り分けられることがあること。   船便だとだいたい10日はかかるということ。   そして、配送状況は石垣島に着くまで更新されないということ。     自分の準備不足、確認不足で後悔しきりです。 しかし、もう届かないものは仕方がありません。   もう一つの目的、オオヒキガエルの生息状況や現地の様子をしっかり観察して、 展示に活かすことだけは達成できるように気持ちを切り替えました。       さちこさんの案内で、市街地を走ると早速ブロックの上にオオヒキガエルが!       他にもサトウキビ畑沿いの道路にも大小さまざまな個体がどんどん見つかります。     石垣島の平野部では、増え続けていることを実感しました。   結局、最終日まで輸送箱は届かず、石垣島を飛び立ちました。       翌日、さちこさんから連絡がきました。 「輸送箱が届いたよ」と。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   いかがでしたでしょうか、私のオオヒキガエル捕獲未遂顛末記。   その後、さちこさんや他のスタッフに協力してもらいながら、なんとか展示にこぎつけました。   私の様々な思いがつまったオオヒキガエルの展示は4月9日(日)まで。 あと少しで終了です。ぜひ見に来ていただければ嬉しく思います。       Tweet

アシカのマリン
  • アクア・トトの生き物

アシカのマリン

皆さん、こんにちは!   題名の通り、今回はカリフォルニアアシカ「マリン」の最近の様子をお届けします。   マリンですが、今年で26歳。 アシカの寿命が30年ほどと言われていますので、かなりの高齢です。   現在、前脚に関節炎を患っており、マリンの健康状態を考慮して、2月末で、一般公開のアシカトレーニングタイムを終了しました。   突然終了となり、「マリンは大丈夫ですか?」といった温かい声をお客様からいただき、マリンはたくさんの方に愛されているのだなとしみじみ実感しています。   さて、マリンですが、関節炎の様子を見ながら毎日トレーニングを行っています。   あまり動かさない方がいいのでは・・・?と思われるかもしれませんが、 健康を保つには適度な運動が必要不可欠です。   マリンがどの動きが痛いのかをしっかり把握し、患部に負担がかからないようトレーニングを行っています。   こちらが先日行ったマリンのトレーニングの様子です。   クルクル回ったり、首を上下させたり・・・ マリンなりに一生懸命体を動かしてくれています。   今後、できないことが増えるかもしれませんが、マリンの健康を維持できるよう、そして穏やかに過ごすことができるよう、全力でマリンの健康を支えていきます。   屋外ステージに入ってこれまでのようにトレーニングをご覧いただくことはできませんが、屋外ステージ横の館内通路(出口付近)の窓からご覧いただけることもあります。   トレーニングの時間は決まっておらず、できる日もできない日もあります。そのため、この時間にご覧いただけます!というのはないのですが、見かけたその時は、ぜひマリンを応援してあげてくださいね。   これからも時々、ブログでマリンの近況を発信していきますので、楽しみに待っていてください!     Tweet

ハマガニを育てる
  • アクア・トトの生き物

ハマガニを育てる

こんにちは。 うららかな気候となりましたね。   昨年の10月に、ハマガニが「河口の生き物」水槽に仲間入りしましたとお知らせしましたが、その後、ハマガニはどうしているのでしょうか。 みなさま気になっているはず。と思いますので、近況をお伝えします。   まずは1匹のオスから展示をスタートして、   12月の初めごろには、2匹目(メス)が仲間に加わり…。   そして、年が明けた1月の終わりごろ、   メスがお腹に卵を抱いている!!!   わーどうしよ。 カニ幼生の育成といえば、じつは夏にベンケイガニで失敗しているのです。 1匹も育てられなかったという苦い経験をひきずっていて、正直まだ傷が癒えていない。   でも今回こそは!と再起を誓い、2月8日、お腹の大きなメスをバックヤードに移動させました。   卵を抱いたお腹は見る度に大きくなっていき、 私はといえば、月の満ち欠け🌕🌓🌒🌑が気になり…。というのも、ハマガニは満月や新月ちかくの大潮の日に、卵を孵化させて幼生を河口近くの水中に放出するからです。   🌓半月の時は平常心、🌕満月や🌑新月の時はハラハラしながら日々を過ごしていました。   そしてついに、無数に漂う幼生発見!   3月7日のことでした。 この日は満月で、月がとてもきれいな夜でした。 残念ながら幼生を放出する場面は見ることができませんでしたが、 元気そうなゾエア幼生(以下、ゾエちゃん)を手中におさめる事ができました。   ゾエちゃんのためにあらかじめ用意していた飼育ケースに収容し、 水流や塩分濃度、給餌量を探り探りしながら、現在育成中です。   このコラムを書いているのは孵化から1週間経過した3月14日なのですが、 なんとゾエちゃん、1回目の脱皮をしたんですねぇ~。   というわけで、今のところ元気に育っていると言えそうです。   ゾエア幼生は脱皮のたびに形を変えていき、 ゾエアⅠ期→ゾエアⅡ期→ゾエアⅢ期→ゾエアⅣ期→メガロパ幼生→稚ガニ と成長します。 まだまだここからが勝負ではありますが、1回目の脱皮を無事に終えて、ひとまずほっとしました。   稚ガニになるまでに1ヵ月以上かかるそうなので、 続きはまた、そのうちに。 よい報告ができるようにがんばります。     Tweet

花柄模様のエイ
  • 企画展・特別展示

花柄模様のエイ

こんにちは。 3月14日からのテーマ水槽は、桜や花を連想させる‶花柄模様のエイ”を展示しています。 題して「サクラサク!花咲くエイ」。 満開の桜をイメージした水槽にお目見えしたのは、フラワータイガースティングレイ。   そうです!まだ記憶に新しい企画展「トゲめくエイ」(2020年12月~2021年4月開催)で、展示していた個体です。   当時の展示では、神経質で↓こんなふうに砂に潜ってばかり。 食べ物のえり好みが激しく、しかも、人前ではあまり食べず、誰も見ていないときにこっそりと食べる個体でした。   あれから2年が経ち、今では砂に潜ることもなくなり、色々なものを食べるようになりました。   ちょっと大きくなりましたよ。   フラワータイガースティングレイの英名は、Rosette river stingrayなので、花飾り模様の淡水エイ💛という意味合いになるのでしょうか。 この機会にぜひ、美しい淡水エイにうっとりしていただきつつ、「ちょっと大きくなったねぇ!」と懐かしんでいただけたらと思います。     Tweet

アクアマイスターになろう! 2月の活動
  • イベント

アクアマイスターになろう! 2月の活動

皆さまこんにちは。 体験学習班の河合です。   2月の活動は、「シークレット講座」と「修了式」でした。 5月に開講したこの講座ですが、今月が最終回で大きな事故やけがもなく無事に10回の活動を終え閉講することができました。   最後の講座は、受講生のやりたいことを実施する回とし、アンケートを取り、回答が多かった「バックヤードツアー」「魚の給餌」を実施することにしました。   受講生たちは、みんな生き物が大好きなので、バックヤードツアーでは水族館の裏側にあるものすべてに興味津々でした。   普段は入ることができない特別な場所に入り、水質検査室やろ過装置などの設備、ごはんを準備する調餌室、繁殖水槽などを見学し、生き物の飼育方法や飼育スタッフの仕事内容、水族館の役割などを知るスペシャルな体験ができました。 中でも両生類や爬虫類の餌料として飼育しているフタホシコオロギや予備水槽の生き物に目を輝かせていました。   コンゴ川の水槽で給餌体験の様子   予備水槽の見学の様子       その後は多目的ホールに戻り、修了証と記念品を持ち帰るためのエコバッグを作りました。 バッグには、魚やカエルなど生き物を描いたり、当館のロゴを描いたりとそれぞれがこの講座で学んだことや思い出を表現してくれました。 どれも素敵な作品ばかりでした。     最後に修了式で5月からの活動をスライドで振り返りました。 10回の活動の中では、「ナイトツアー」が一番楽しかったようです。 スライドを見ながら「ヌマガエルをたくさん捕まえた」とか「ヌートリアいたよね」、「川でゴミ拾いした」、「また川で泳ぎたい」など、どのシーンも鮮明に覚えており、楽しそうに振り返っていました。     様々な体験を通じて水辺の生き物の生態や岐阜の食文化など、学校では学べないことをたくさん学んだことでしょう。 そして講座を通じて受講生、スタッフ、特別講師といろんな人と出会いがありました。 回を重ねるごとに仲良くなり、助け合ったり、人前で話せるようになったり、苦手なものを触れるようになったりと受講生が成長していく姿も見ることができました。     毎回送迎をしてくださった保護者の皆様、田んぼを使わせていただいた小野木武光様、川漁師の平工顕太朗様 皆様の多大なるご協力をいただき多くの体験ができ無事に終えることができました。 この場をお借りして、お礼申し上げます。       Tweet

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本日の開館時間

9:30-19:00

最終入館 18:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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