アクア・トトでは生き物たちのエサとして、アジとサバを使っています。 これらは冷凍のものを専門の業者さんから購入していて、2か月に一度、まとめて持ってきてもらいます。 搬入当日。 朝一番で冷凍トラックが水族館の裏口に横付けされます。 業者さんが荷台から冷凍アジとサバの箱を次々と下ろしてくれるので、みんなで手際よくパレットに積み上げていきます。 箱の重さは1つ20kg。 持ち上げるとずっしりきますが、飼育スタッフは男女問わずみんな力持ちなので、ひょいひょい運んでいきます。 入社したばかりの女性スタッフに、大丈夫?重くない?と聞くと、 「このくらい全然楽勝っす。いいウォーミングアップですよ」 頼もしいですね。 上の写真、左端のスタッフは箱の表面に「アジ」と書いているところです。 箱には中身の表記がないので、後でごちゃごちゃにならないよう、こうやって目印をつけておきます。 ある程度積んだら、油圧式のパレットジャッキで運びます。 写真奥、右手にエレベーターがあり、2階の調餌室にある冷凍庫まで持っていきます。 みんなで運ぶこと15分。約2.5tのアジ+サバがあっという間に冷凍庫に収まりました。 アクア・トトで飼育している生き物たちの、2か月分のエサです。 この搬入作業は開館前に行うので、皆さんの目に触れることはありません。でも調餌室の冷凍庫は、バックヤードツアーに参加していただければ見ることができますよ。 冷凍庫が満タンだったら、 「搬入があったばかりなんだな」 すかすかだったら、 「お、だいぶん使ったな。そろそろ搬入があるな」 と思ってくださいね。 Tweet