おもしろ飼育コラム

マタマタ、バタバタ
  • アマゾンの生き物

マタマタ、バタバタ

「今日も一日終わった~」って気分で閉館作業をしていたある日。マタマタに異変が! なんと水槽の中にある流木に引っかかっているではありませんか!!後ろ足をバタバタさせながら、必死にもがいていたのですが取れる気配ナシ・・・。あまりにもかわいかったので、写真に収めてから(ココ重要)ちゃんと元に戻してあげました。気をつけようね、キミは手足短いんだからさ。

週2回のごちそう
  • 未分類

週2回のごちそう

水族館で飼育されている魚は、基本的には栄養バランスのとれた人工配合餌料を与えていますが、できる限り多種類の餌を与えて健康管理をする工夫から、一部を除いて週に2回、生の餌を給餌しています。主にアジ、サバ、タラ、マス、イカを給餌します。魚によって口の大きさが違うので、5mm程の切り身や、ミンチなども作ります。他にもオキアミやアミエビも与えています。私たちはこの餌を持って展示を回るのですが、以前この生餌を見たお客様から「魚はこんなおいしそうな餌を食べるの?」と言われたことがあります。実際私もはじめて見た時はそう思いました。魚もいつもの餌と違うのがすぐ分かるらしく、普段よりもすごい勢いで食いついてきます。さあ今日もいっぱい食べて、大きくなってね。

サザエでございまぁす
  • 未分類

サザエでございまぁす

タンガニィカ湖には、たくさんの巻貝が生息しています。そして、それらの貝殻を子育てに利用している魚たちがいます。「タンガニィカ湖」水そうで展示しているネオランプロローグス・ブレビスは、そういった繁殖様式をもっています。当館の展示水槽では、現地の巻貝の入手が困難であることから、代わりにサザエを入れています。「なんでサザエ?」と思われるかもしれませんが、淡水の巻貝に比べて、殻が丈夫なので、割れにくいのです(だから長持ち!)よぅく観察していると、自分の気に入ったサザエを死守しているN.ブレビスたちの姿をご覧いただけます。

コガタブチサンショウウオの展示開始
  • 新しい展示

コガタブチサンショウウオの展示開始

9月16日よりコガタブチサンショウウオの展示を開始しました。このサンショウウオは従来、ブチサンショウウオと同種とされていましたが、2008年に独立種とされました。コガタブチサンショウウオは他のサンショウウオと違い、伏流水の流れる地下の奥の奥の奥~の方で産卵します。そんなわけで、岐阜県ではまだ卵のうが発見されていません。もちろん、幼生のエサとなる生き物なんていないでしょうから、幼生は卵黄の栄養だけで変態できるそうですよ。ちなみに、ヒダサンショウウオも同じ水槽で展示します。どの個体もバックヤードにて、手塩にかけて育てた個体たち。必見です。

カルガモカップル
  • アクア・トトの生き物

カルガモカップル

アクア・トトには7羽のカルガモがいます。雌雄の内訳はオス4羽、メス3羽。カモはペアで行動することが多いのですが、あれ、オスが1羽多いですね。そう、トトのカルガモはカップルが2組と、三角関係が1組となっているんです。鳥などは、力の強い順にペアを組むことがよくあります。うちのカルガモ達も一番強いオスとメス、一番弱いオスとメスがカップルとなったんですが、残りの2番目と3番目のオスが、2番目のメスを取り合う間柄に。この3羽、見てるといつも一緒に行動してるのですが、オス同士はやはり仲が悪く、常に牽制しあっています。2羽のオスを従えたメスはいつもなんだかすまし顔。どこかの大学のサークルみたいな人間模様ですが、見てるとなかなか楽しいですよ。今後、この関係が変化することはあるのかな?

探してみよう
  • 未分類

探してみよう

みなさんこんにちは!まずは自己紹介。僕はトッケイといいます。どうしてそんな名前なのかって?それはね、僕の鳴き声が「トッケイ、トッケイ」と聞こえるからさ!さてさて、僕はアクアトトぎふでは、ちょっとした隠れキャラなのです。館内のどこかでひっそりと暮らしています。ぜひ探してみてください。もし発見したら、「トッケイ見っけ」と声をかけてね♪それでは、みなさんに出会える日を楽しみにしています。

ちゃっかりツバメ
  • 未分類

ちゃっかりツバメ

水族館の裏口には小さな田んぼがあります。アクアマイスターになろう!という、各務原市との共同プログラムに来てくれている子供たちが稲を育てている田んぼビオトープです。先の春、この田んぼをしょっちゅう訪れているツバメがいました。数分置きにやってきては、泥を取って行って巣作りに使っている様子。どこに巣があるのかなー、飛び立ってもすぐ戻ってくるからきっと近いんだろうな、と思っていたら、ありました。田んぼのすぐ隣に建っている、ゴミ庫の中に。田んぼと巣は、距離にして4mほど。まさに目と鼻の先です。ツバメにしてみたら、いいとこに田んぼがあった、と思っていたでしょうね。ツバメたちは順調に子育てをすすめ、先日ひなが巣立っていきました。ああ、でもこういう姿を見られるのって、まさにビオトープですよね。来年も来るかな。

今年こそは・・・
  • 未分類

今年こそは・・・

8月1日に昨年同様、コサギが産卵しました。現在、親鳥が大事に卵を温めています。去年は未受精卵だったようで、せっかく親鳥が温めていた卵はヒナに孵ることなく、残念な結果となりましたが、今年こそは無事ふ化してくれるよう祈ります。普通であれば、3週間ほどでふ化するといわれているので、受精卵であれば、お盆を過ぎた辺りから孵化したヒナが見られるかも知れませんね。孵化するのが楽しみです。今年こそは卵からヒナが孵りますよーに。

君にこの擬態が見破れるか?
  • アクア・トトの生き物

君にこの擬態が見破れるか?

今年の特別展企画「プロフェッサーTからの挑戦状」、皆様は参加されましたか?生き物にまつわる事を多方面から紹介しています!参加体験型イベントなので、お子様から大人の方まで楽しめる内容になっていますよ!今回、紹介するのが擬態コーナー「見破れるか?」です!写真の植木鉢の中には実はナナフシが○匹隠れています!木の枝に擬態する技はまさに「ミスターギタイ」です!土、日、祝日とお盆期間は毎日開催しております!果たして君に全部見つけられるかな?「見破れるか?」のコーナーで君の熱い挑戦をまってるぜ!

換毛期
  • アクア・トトの生き物

換毛期

カリフォルニアアシカが換毛期を迎えています。換毛期=毛の生えかわる時期です。ミントの体に触ると、手の平にはびっくりするぐらいたくさんの毛がつきます。写真に撮ってみました。左の長い方の毛は、背中や首の毛で1cmぐらいあります。右側の短い毛は、前あしの毛で3~4mmぐらいです。ヒトの髪の毛よりも細く、毛根がしっかりしています。換毛が終わった後の、ミントの手触りは最高ですよ。

109ページ(全154ページ)

本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

年間パスポート
のご案内